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品質管理の歴史学 ブロッコリー (@nihonbuson) https://www.pexels.com/ja-jp/photo/6387848/

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自己紹介 ● 風間裕也(ブロッコリー) ● 株式会社10X 品質管理部 ● 副業…B-Testing(個人事業主)として ○ 株式会社MonotaRO(テストコンサルタント) ○ グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社 ○ 他数社でお手伝い ● 社外活動 ○ JaSST Review実行委員長 ■ ソフトウェアレビューシンポジウム ○ WACATE実行委員長 ■ ソフトウェアテストの 合宿型ワークショップ形式勉強会 SNS上の アイコン

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翻訳書籍

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はじめに 〜品質とは何か〜 Two ways photo created by aopsan - www.freepik.com

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「品質」という訳語の歴史 「ニーズまたは期待を満たす能力に関する特性の全体」を 意味する"quality"の訳語としてわが国では長く「品質」 という用語が用いられてきた. (中略) 品質の「品」は,品物の「品」ではなく, 「品が良い,悪い」というときの「品」である. "quality"の訳語として,同様の意味を持つ,「品」と「質」 を重ねて「品質」という用語をあてたのである. 引用:飯塚悦功(2009).『現代品質管理総論』.朝倉書店, p.3

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品質管理の 歴史を遡る Time machine vector created by storyset - www.freepik.com

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https://nureyon.com/seven_segment_indicator-4?pattern=5

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テストの目的を定義したISTQBの前身が発足(1998) ● 要件、ユーザーストーリー、設計、および コードなどの作業成果物を評価する ことによって欠陥を防ぐ。 ● 明確にしたすべての要件を満たしていることを検証する。 ● テスト対象が完成したことを確認し、ユーザーやその他ステークホルダーの期待 通りの動作内容であることの妥当性確認をする。 ● テスト対象の品質に対する信頼を積み重ねて、所定のレベルにあることを確証す る。 ● 欠陥や故障を発見し、ソフトウェアの品質が不適切になるリスクレベルを軽減す る。 ● ステークホルダーが意思決定できる、特にテスト対象の品質レベルについての十 分な情報を提供する。 ● 契約上、法律上、または規制上の要件や標準を遵守する、 そして/またはテスト対象がそのような要件や標準に 準拠していることを検証する。 ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版Version 2018.J03より

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テスト マニフェスト ISTQBの 前身が 発足 アジャイル ソフトウェア 開発宣言 実践 アジャイル テスト刊行 199 8 200 1 200 8 201 5 201 6 201 9 Agile Testing 年表 継続的 テスト モデル Agile Testing Condensed 刊行 1998年以前に、 「欠陥を防ぐ」 といった考え方は 無かったのか?

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デミング博士来日 1950年には、米国からW・エドワーズ・ デミング博士を招聘して、日科技連主催の 八日間セミナーが行われた。 (中略) デミング博士はサンプリングの専門家であるが、 日本のQCの導入者であり、よき理解者である ばかりでなく、大変な親日家でもある。 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.23

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1950年代に品質を作り込むことをやっていた 1950年代後半から,新製品開発の品質管理 ということが盛んにいわれるようになります. つまり, 設計や開発段階からしっかりチェック, 管理を行い,いいものを作っていこう という考え方です. ソフトウェアの品質管理推進について(ENGINEERS 誌 1981年8月号)

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ISTQBの 前身が 発足 QCリサーチ グループ 結成 ソフトウェアの 検査の考え方 発表 ソフトウェア製品生産管理: ソフトウェア工学における 品質管理(QC)と品質保証(QA) 発表 日本的品質管理刊行 ソフトウェアの 品質管理推進 について 発表 1949 1972 1980 1981 1998 デミング 博士 来日 1950年

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ISTQBの 前身が 発足 QCリサーチ グループ 結成 ソフトウェアの 検査の考え方 発表 ソフトウェア製品生産管理: ソフトウェア工学における 品質管理(QC)と品質保証(QA) 発表 日本的品質管理刊行 ソフトウェアの 品質管理推進 について 発表 194 9 197 2 198 0 198 1 199 8 デミング 博士 来日 1950年 日本では半世紀以上前から 欠陥を防ぐ 品質はチーム全体での責任 という考え方を持っていた

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日本と欧米における 品質管理の時代変化

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時代変化を紐解く上での参考書籍 https://www.amazon.co.jp/ dp/4817100109 https://www.juse-p.co.jp /products/view/1020 https://www.asakura.co.jp/detail.php ?book_code=27566

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品質管理の時代変化 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米

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検査重点主義の品質管理 ● 性悪説的な考え方 ○ 生産部門は悪いことをするもしれない ■ 厳しく管理しよう ■ 検査部門を独立させ、権限を強くしよう ● 検査を強化することが品質保証につながる ● 日本ではQCを初めてすぐ、この考え方を捨てた ● 工場従業員に対する検査員の比率(1981年当時) ○ 日本…1〜5%(検査重点主義ではない) ○ 欧米…15%の場合も(検査重点主義) 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.107

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品質管理の時代変化 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米

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工程管理重点主義の品質管理 ● 生産工程をよく管理して 全製品を良品にしてしまおうという考え方 ● QCの格言「品質は工程でつくり込め」 ● 検査部門だけでは目的を達成できない ○ トップから作業員までQCを実施する ● 開発・設計段階に起因する問題は 製造部門や検査部門でカバーできない 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.110

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工程管理重点主義の品質管理 ● 生産工程をよく管理して 全製品を良品にしてしまおうという考え方 ● QCの格言「品質は工程でつくり込め」 ● 検査部門だけでは目的を達成できない ○ トップから作業員までQCを実施する ● 開発・設計段階に起因する問題は 製造部門や検査部門でカバーできない 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.110 PDCAサイクル の実施 3現主義 (現場、現物、現実)

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品質管理の時代変化 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米

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新製品開発重点主義の品質管理 ● 新製品企画からアフターサービス までの各ステップでしっかりした評価を行う ○ 本生産に入る前に十分な品質解析を行う ● 格言「品質は設計と工程でつくり込め」 ● 新製品開発のQAを重要視している理由 ○ 新製品開発中に品質管理していなければ、 十分な品質保証ができない ○ 新製品開発に失敗すると、その企業は 倒産の瀬戸際に立たされることになる ○ 全部門が、品質管理、品質保証を実際に体験できる 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.110

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日本と欧米での発展の違い 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展

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日本式TQC(Total Quality Control) ● 1949年から行っている QC活動で生まれた考え方 ● 各階層、各部門がQCを勉強し、実施する ○ QC技術者が行うQCということではない ● トップやスタッフも含めた全員でQCを実施する ● 品質の管理と同時に 原価管理、量管理、納期管理を推進していく ● 海外にはCWQC(Company-Wide Quality Control) として紹介していた 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.127

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欧米式TQC(Total Quality Control) ● ファイゲンバウム博士の考え方 ● 本来のTQCの考え ● 全部門がQCを実施する必要がある ● QC技術者が中心になって活躍する必要がある ● どのようにすれば品質が良いものになるか 企業が示す ○ 後に規格化され、認証されたものが 良いものであるという考え方になる 参考:石川馨(1981).『日本的品質管理<増補版>』.日科技連出版社, p.126

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日本式TQCが欧米へ持ち込まれる 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展

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日本式TQCが欧米へ持ち込まれる 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展 NBCが 「If Japan Can… Why Can't We?」 を放映

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「If Japan Can…Why Can't We?」とは ● 1980年6月24日の21:30から1時間半、 NBC放送局によって全米放映されたテレビ番組 ● 多くのアメリカ企業に影響を与えたと 言われている ● The Deming Instituteによって、 2015年からYouTubeで無料公開されている ○ 動画

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「If Japan Can…Why Can't We?」の内容 エンジンに関する新しい環境規制を議論するとき、 アメリカの製造業者は、 ● それを延期する方法 ● それを止める方法 ● どの議員に連絡するか についてすぐに考える傾向があります。 トヨタ、ホンダ、フォルクスワーゲンは研究者と開発者が これらの仕様を満たす課題として取り組んでいます。 つまり、早く顧客が戻ってくる方法を考えています。 参考:If Japan Can, Why Cant We? – 1980 NBC Special Report

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「If Japan Can…Why Can't We?」の内容 アメリカでは、 生産性の問題に対して労働者から貢献を引き出すために、 経営者と労働者の関係を変える必要があります。 参考:If Japan Can, Why Cant We? – 1980 NBC Special Report

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「If Japan Can…Why Can't We?」の内容 アメリカでは、 生産性の問題に対して労働者から貢献を引き出すために、 経営者と労働者の関係を変える必要があります。 参考:If Japan Can, Why Cant We? – 1980 NBC Special Report 欧米式TQCから 日本式TQCへの 転換を訴えた 番組内容

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日本式TQCが欧米へ持ち込まれる 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展 NBCが 「If Japan Can… Why Can't We?」 を放映

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欧米式TQCが日本へ持ち込まれる 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ISO 9001 信仰 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展

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欧米式TQCが日本へ持ち込まれる 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ISO 9001 信仰 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展 ・プロジェクト  マネジメントブーム ・プロセスを守ればOK ・国際規格を守ればOK

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日本的品質管理とISO 9000の品質保証の違い 参考:飯塚悦功(2009).『現代品質管理総論』.朝倉書店, p.31 日本的品質管理   でいう品質保証 ISO 9000   でいう品質保証 ・お客様が安心して使って  いただけるような製品を  提供するための  すべての活動 ・総合的な品質管理活動 以下を満たす能力が あることの実証 ・契約型製品であれば契約事項 ・市場型製品であれば  製品仕様に明示された事項 ・組織内部で定めた要求事項

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プロセスを決めれば品質保証できるという幻想 品質保証の歴史学 at「リリカルの質問全部答えます」

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品質管理の時代変化 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ISO 9001 信仰 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展 日本式品質管理と 欧米式品質管理の 逆転現象

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品質管理の時代変化 検査 重点 主義 工程 管理 重点 主義 新製品 開発 重点 主義 ISO 9001 信仰 ?? ?? 検査 重点 主義 ?? ?? 1950 1990 2010 日 本 欧 米 認証主義 →ISO9000へ発展 日本式TQCの導入 →TQMへの発展

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新・品質の時代 品質保証というと,守りの品質保証,すなわち失敗, 取りこぼしの防止に目が向けられやすい. こうした側面はもちろん重要ではあるが,品質の第一義は 顧客満足であり,品質の保証といえば,第一に顧客に 受け入れられる製品・サービスの企画を考えるべきである ことは自明である. 変化の時代,成熟した時代の事業経営においては, 品質保証の原点であるこの視点がことさら重要である. 引用:飯塚悦功(2009).『現代品質管理総論』.朝倉書店, p.208

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最近提唱されている考えと TQC/TQMは 何が違うのか? Designed by Freepik - jp.freepik.com

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最近提唱されている考え ● テストマニフェスト ● Holistic Testing(旧Agile Testing) ● QA2AQ ● Leading Quality

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テストマニフェスト http://www.growingagile.co.za/2015/04/the-testing-manifesto/ 日本語版: https://nihonbuson.hatenadiary.jp/entry/TestingManifesto

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バグの発見よりもバグの防止 検査の業務は単なる評価ではなく, 予防に主眼を置いた広汎な活動領域である. ソフトウェアの検査の考え方(学会誌「情報処理」1972年5月号)

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機能性をチェックするよりも チームが理解している価値をテストする ソフトウェアは 「原理的に動く」だけのものであってはならず, 「製品として価値がある」ものでなければ, システムにおける機能を全うし得ない. ソフトウェアの検査の考え方(学会誌「情報処理」1972年5月号)

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直接部門と間接部門のいかんを問わず,(中略) いろいろな角度から 全社的品質管理(Total Quality Control:TQC)を 推し進めてゆかねばならない. ソフトウェア製品生産管理:ソフトウェア工学における品質管理(QC)と品質保証(QA) (学会誌「情報処理」1980年10月号) テスターの責任よりも 品質に対するチームの責任

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テストマニフェスト http://www.growingagile.co.za/2015/04/the-testing-manifesto/ 日本語版: https://nihonbuson.hatenadiary.jp/entry/TestingManifesto

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テストマニフェスト http://www.growingagile.co.za/2015/04/the-testing-manifesto/ 日本語版: https://nihonbuson.hatenadiary.jp/entry/TestingManifesto 昔から テストマニフェストの ような考え方をしていた

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Holistic Testing(旧Agile Testing) 研修コースのブランドを 「チーム全体のアジャイルテスト(Agile Testing)」から 「全体的なテスト(Holistic Testing)              :アジャイルチームの戦略」 に変更します。 参考:Holistic testing: What it means for agile teams

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Holistic Testing(旧Agile Testing) https://janetgregory.ca/testing-from-a-holistic-point-of-view/ 日本語版①:https://note.com/globis_engineers/n/neeaad6dfd67b 日本語版②:https://daipresents.com/2022/05/09/testing-from-a-holistic-point-of-view/

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Holistic Testing(旧Agile Testing) テストを行う際には、(中略) あらゆる種類のテストを考慮する必要があり、(中略) チーム全体・製品組織・顧客さえも含まれるのです。 【翻訳】ホリスティック・テスト:プロセス全体からテストを捉えなおす(Testing From A Holistic Point Of View)

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Holistic Testing(旧Agile Testing) テストを行う際には、(中略) あらゆる種類のテストを考慮する必要があり、(中略) チーム全体・製品組織・顧客さえも含まれるのです。 【翻訳】ホリスティック・テスト:プロセス全体からテストを捉えなおす(Testing From A Holistic Point Of View) 新製品開発重点主義の考え方と似ている

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QA2AQ QA2AQは、アジャイル品質の考え方と推奨される 実証された活動のエッセンスを、問題と解決をペアにした パターンのカタログとしてまとめたものです。 QA2AQとの名称には、 「伝統的な品質保証(Quality Assurance, QA)から アジャイル品質(Agile Quality, AQ)へと変わっていこう」 「昔ながらの品質保証の考え方から脱却し、 アジャイル開発に適合する形でよりアジャイルな方法で 品質保証を進めよう」 といったメッセージが込められています。 参考:https://codezine.jp/article/detail/12092

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QA2AQ QA2AQの発表者の1人、Joseph Yoderは、 下記のように述べています。 ● QAまたはTQCは、全体に関与する 最初からプロセスに品質を組み込む アプローチです。 これをアジャイル品質(AQ)と呼びます。 参考:XP祭り2018:QA to AQ – Being Agile at Quality: Values, Practices, and Patterns

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書籍『Leading Quality』 2019年8月刊行の書籍。 総合品質管理(TQM)は、 生産だけに焦点を合わせるのではなく、 品質を「顧客に価値を提供すること」と定義しました。 製造業におけるTQMの動きがビジネスの成果に 焦点を合わせ、「顧客に価値を提供する」ことを 経営幹部の最前線にもたらしたように、 今日のソフトウェアリーダーも同じことを始めています。 書籍『Leading Quality: How Great Leaders Deliver High-Quality Software and Accelerate Growth』より

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日本では昔からQA活動の範囲が広かった https://twitter.com/yoshikiito/status/1515325728585568259

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https://www.slideshare.net/slideshow/line-developer-meetup-in-tokyo-39-presentation-modified/104158117#15

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おわりに

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まとめ ● 品質管理・品質保証の範囲は広い ● 最近提唱されている考えは、 実は昔から日本でやられている

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参考書籍 https://www.amazon.co.jp/ dp/4817100109 https://www.juse-p.co.jp /products/view/1020 https://www.asakura.co.jp/detail.php ?book_code=27566

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その他、参考文献 ● ソフトウェアの品質管理推進について ● ソフトウェアの検査の考え方 ● ソフトウェア製品生産管理:ソフトウェア工学におけ る品質管理(QC)と品質保証(QA) ● Agile Testing Condensed Japanese Edition【書籍】 ● If Japan Can, Why Can't We?【動画】 ● Quality Management Evolution from the Past to Present: Challenges for Tomorrow ● 品質保証の歴史学 at 「リリカルの質問全部答えます」

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参考:米国専門家が捉えた品質管理の時代変化 Quality Management Evolution from the Past to Present: Challenges for Tomorrow のTable2を翻訳

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参考:米国専門家が捉えた品質管理の時代変化 Quality Management Evolution from the Past to Present: Challenges for Tomorrow のTable2を翻訳

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参考:米国専門家が捉えた品質管理の年表 Quality Management Evolution from the Past to Present: Challenges for Tomorrow のTable1を参考に作成

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参考:米国専門家が捉えた品質管理の年表 Quality Management Evolution from the Past to Present: Challenges for Tomorrow のTable1を参考に作成

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おしまい