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<Date> June 1, 2019 <Design Prompt> Design a new user experience through prototyping a new home electrical appliance. <Team Voyager> Mitsui Hiroshi、Bessho Takashi、 Okamura Kantaro、Sou U、Kida Kohei

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料理体験を変えるグラス型家電 2 = あなただけのシュフ・コンシェルジュ - おしゃれなワイングラス型 - 短焦点プロジェクター内臓 - 防水

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ニーズと問題 3 Kさん 女性 24歳 独身 Tさん 女性 29歳 主婦 ニーズ 難しいレシピにも挑戦して、上達したい。 それを効率的に、作りたい。 なぜなら、そこに達成感を感じるから。 問題 とはいえ、凝った料理はそれだけ 手間隙がかかるし、 頼りのスマホもキッチンでは使いにくい。

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ユニークインサイト① 4 プロのレシピは、読み解くのも一苦労 きょうの料理レシピ 「陳 健一シェフのマーボー豆腐」 クックパッド 「麻婆豆腐」 人気No.1レシピ

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キッチンとスマホを行ったり来たり・・・ 手を洗ったり・・・ ユニークインサイト② 5 スマホ(タブレット)は、キッチンに置きたくない スマホ汚いし・・・ いろいろ飛ぶし・・・

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ソリューション 6 ②プロのコツを直感的に表示 ③おしゃれな盛り付けも簡単 手元に投影 まな板 ①複雑な工程も見える化

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ユーザーの声 7 Hさん 20代女性 学生 (彼氏持ち) 新しい料理を休みの日に挑戦する時や、友達がきた時, これを使えば,料理の選択肢が増えるかも。 ダイニングについては、日常生活では使用しないが, 記念日のサプライズで使うかも。 Hさん 女性 79歳 1人暮らし もちろん料理を出す雰囲気にも気をつけてるのよ。 季節感のあるお皿とか,テーブルクロスとか。 派手な演出はいらないわね。 料理の味が分からなくなっちゃうじゃない。 食事をするテーブルには機械らしいものは置きたくな いわね。グラスという形はいいと思うわ。

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Future Works:ダイニング演出 8 春を演出する桜の花びらを投影 ①特別な日を演出 ②季節感を演出し、料理をつくる人の心配りを見える化

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スキット 9 Skit

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10 は 料理の体験を、再発明します 家事を、労働から、リフレッシュの時間へ 料理を、もっと達成感の得られる体験へ Reflesh! Your Cooking

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デザインプロセス:Research 11 性別:女性 年齢:24 職業:看護師 家族構成:一人暮らし <こだわりや工夫している点> ・料理に関しては、おいしいものを簡単に作ることが出来たときの達成感がたまらない。忙しい日常の中で 節約と効率化したい。 ・効率とは、「並行してものごとが進み、時間が節約できること」 である。例えば、最近はまっている サラダチキンは、スーパーで買うと高いと感じ、自分で作ってみようと考えた。 ジップロックにムネ肉と調味料を入れ、一晩冷蔵庫で寝かしたあと、翌日にゆでることで、自宅でもおいしい サラダチキンを食べることができたことに感動した。炊きたてのお米を食べたいので、疲れていても翌日の お米は洗って予約をしておくことを習慣にしている。 ・家事は面倒に感じているものの、知識としては習得できた方がいいと考えている。 料理は新しいレシピに挑戦することでトレーニングになり、やりがいを感じている。 ただし、 すでに獲得したレシピはできれば端折りたい。

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デザインプロセス:Needs>POV>HMW 12 Needs: 遅くまで仕事で帰れない、整形外科の看護師として勤めているミカさんは、短時間で準備可能な 調理工程をマスターする必要がある。なぜなら、日々の肉体労働を癒すために一刻でも早く就寝する 必要があるからだ。 POV: とはいえ本当は、将来のことを考えて花嫁修業のために新しいレシピを習得したいと考えているので、 つくりおきや並行作業など効率化を駆使して、時間がない中でもおいしく作ることができる技術を確立したい。 HMW:どうすれば料理を作るという経験を楽しいものにできるだろう? HMW:どうすれば家にある調理器具と食材で、おいしい料理ができるだろう? HMW:どうすれば常に新しいレシピに挑戦できるだろうか? HMW:どうすればお金と時間の節約を実感できるだろうか? ユニークインサイトまで辿り着けず

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デザインプロセス:Product Sketch 13 タイトル: こんだてAI Kicchan カメラ プロジェクター 買ってきた食材をスキャンして管理 それぞれの適切な保存方法を紹介 今ある食材からメニューを提案 (その人のレベルに合わせて) 料理を適度にサポート (助けすぎず、助ける) カメラ プロジェクター 達成感を作り出す工夫 あと3分でお 肉が焼ける よ! Level up!! ・献立の難易度や 種類によって クックレベルがアップ ・野菜を切るテンポ等 から料理の上達を 理解し、誉める ニーズの掘りが 浅かったために、 機能モリモリに

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デザインプロセス:ボツ案① 14 冷蔵庫の在庫管理用AI機能 ・キッチンが狭い為, 投影面を動かしづらい ・ほかの家電との連携機能 →360度移動機能 ・インタビュー前に制作し, 赤字を計上した案件

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デザインプロセス:ボツ案② 15 星空投影 ・食事中天井を見る人→いない ・料理の味に合わない 過剰な演出ダイニング→不要 From 70代女性 ・家でバーベキューを楽しもう! →プラネタリウム機能(星空投影) ユーザーインタビューを早く行う 重要性を実感

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16 は 料理の体験を、再発明します 家事を、労働から、リフレッシュの時間へ 料理を、もっと達成感の得られる体験へ Reflesh! Your Cooking