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© 2024 LayerX Inc. 新卒1年目に勢いで技術コミュニティを立ち上げたことで得たもの 2024/03/05 TechBrew in 東京 〜技術コミュニティと共に歩むエンジニアキャリア〜 株式会社LayerX Yuya Matsumura(@yu-ya4)

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© 2024 LayerX Inc. 2 バクラク事業部 機械学習グループ マネージャー/機械学習エンジニア 経歴 ● 2018/4 ○ 新卒でウォンテッドリー株式会社入社 ● 現在 ○ 株式会社LayerX 機械学習グループマネージャー ○ ウォンテッドリー株式会社 技術顧問 ○ その他、大学にて非常勤講師やスタートアップの技術 支援等 画像を入れてね 自己紹介 松村 優也(Yuya Matsumura) @yu__ya4

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© 2024 LayerX Inc. 3 これまでの私と技術コミュニティ - connpassの「管理」イベント https://connpass.com/user/YuyaMatsumura/open/ これまで25件のイベントの運営に携わってきたらしい 思ってたより多くなかった...

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© 2024 LayerX Inc. 4 これまでの私と技術コミュニティ - connpassの「管理」イベント 初めて企画したのは新卒1年目の9月であったらしい

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© 2024 LayerX Inc. 5 技術コミュニティを立ち上げた背景 自分が自由に登壇できる場が欲しい!が最初のモチベーション ● 当時(2018年)は機械学習系、特にレコ メンドシステム系の内容を話せるような 場が少なかった。 ● あっても新卒1年目の自分にはなかなか 敷居が高かった。 ● なければ自分たちで作ればいいので は?という飲みの席のノリと勢いで会社 の同期と、社外の同世代エンジニアと立 ち上げた。 Data Driven Developer Meetup (通称 D3M)

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© 2024 LayerX Inc. 6 コミュニティ継続の壁 初回は所属企業のサポートと、自分たちによる登壇で無事実施 ● 会場および懇親会の費用や手配は所属 企業におんぶに抱っこ ○ 圧倒的感謝...! ● もともとのモチベーション通り、自分た ちの好きなコンテンツでLT登壇 ● 公募のLTにも応募があり、無事にコンテ ンツが用意できた。 ○ 圧倒的感謝...! D3M 第1回の様子

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© 2024 LayerX Inc. 7 コミュニティ継続の壁 どう継続するか...?経験もツテもまったくない...! ● 会場や懇親会のスポンサー ○ 技術コミュニティとして特定の会社の色をつけ過ぎたくなかったので、ずっと自社に お願いするわけにも... ● 登壇者 ○ スポンサーと同様に特定の色をつけたくないので身内ばかりが話し続けるのは避け たいし、準備し続けるのも現実的でない ○ 公募のLTでも一定応募いただけそうな気配は感じたが、コミュニティを育てていく ためにもフックとなるような濃いコンテンツ・講演を提供したかった

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© 2024 LayerX Inc. 8 イベントでお会いした方々を中心にひたすらDMでお願い...! どうしたか(気合い) 謝礼なども難しかったため、コミュニティをやりたい理由など熱意だけはせめてお伝えすることを心掛けた

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© 2024 LayerX Inc. 9 たくさんの方に支えられ、継続してイベントを実施できた どうなったか...! ● 毎回、イベントに来てくださった方にお願い してなんとか回を重ね、スポンサーや登壇に ついて申し出てくださるケースも増えた。 ● 別のコミュニティにも関わりはじめ、継続的 にコミュニティ活動を行うように。 ● その後コロナ禍へ...

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© 2024 LayerX Inc. 10 新卒1年目に勢いで技術コミュニティを立ち上げたことで得たもの 何もない状態だからこそ得られたもの ● 経験やツテ、リソースがなくても、本気でやっていれば助けてくれる人がいるという学び ○ 正直、プロに無料で何かを依頼することには引け目を感じるし、手放しに褒められる ものではないと考えています。 ○ 一方で、「本気でやってる人をサポートしたいという想い」や「技術コミュニティなら ではの熱量」の存在は確かに感じられ、とても助けられました。 ○ 最近では、私もサポートする側に回りたいと考えて活動しています。 ● 人とのつながり ○ スポンサーや登壇などで協力してくださった“先輩”たちや、一緒にコミュニティを盛 り上げた同世代たちとは今でも関係が続いている方が多く、かけがえのない人生の 資産になった。