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[Note] VNet インジェクション時のアドレス空間
• 同時に利用しうる最大のノード数を想定し、十分な大きさのアドレス空間を割り当てることを推奨
• ADB の利用が組織内で活発化すると、1,000 台以上のノードが同時に稼働することが珍しくないため、
ホスト & コンテナー サブネットにそれぞれ /22 (1,024 IP) を割り当てても決して大きすぎるということはない
2. データ プレーンの閉域構成
サブネットの
サイズ (CIDR)
サブネットあたりの
IP アドレス数
ADB が利用できる
IP アドレス数
/17 32,768 32,763
/18 16,384 16,379
/19 8,192 8,187
/20 4,096 4,091
/21 2,048 2,043
/22 1,024 1,019
/23 512 507
/24 256 251
/25 128 123
/26 64 59
種別 最大サイズ 最小サイズ
VNet /16 /24
サブネット /17 /26
指定可能なアドレス空間のサイズ (CIDR)
サブネットのサイズごとの IP アドレス数の早見表
同時に利用する最大ノード数の例
Data Engineering
5 ノード構成のクラスター
Databricks SQL
10 ノード構成の SQL ウェアハウス
• 通常時:1 クラスターで 1 時間分の
入力データを毎時処理
• ピーク時:ロジック変更があった場合に
過去 72 時間分のデータをなるべく
素早く再処理できる必要がある
• 通常時:5 つの分析チームが 5 つの
SQL ウェアハウスを利用
• ピーク時:業務繁忙期には最大 30 の
SQL ウェアハウスを同時に利用する
可能性がある
つまりピーク時は
5 ノード × 72 クラスター =
360 ノード
が必要
つまりピーク時は
10 ノード × 30 ウェアハウス =
300 ノード
が必要
計 660 ノードをカバーできる
サブネット サイズとして /22 を設定
(加えて、ピーク時を見据えて VM のクォータ制限の引き上げも行っておくのが望ましい)