BIエンジニアとして 大事な４つのこと Mika © 2020 Chura DATA inc. PROPRIETARY & CONFIDENTIAL.

AGENDA • 自己紹介 • トラディショナルBIとモダンBIの違い • BIエンジニアとして大事な4つのこと • なぜちゅらデータに転職したのか

自己紹介 • Mika (福田 三佳） • 東京出身東京在住 • 略歴 • メーカー（自動車部品・製薬）、証券会社、人材紹介会社にて システム部、営業本部等でのデータ利活用担当者として勤務 • Tableau リセラー企業にて導入から活用支援を担当 • 2022 年よりちゅらデータ株式会社に入社。 • ニーズに沿ったデータ可視化、活用支援を得意。 • Tableau Certified Data Analyst、Tableau Certified Associate Consultant 、DATA Saber など Tableau に関する資格保有。 Tableau 関連ユーザー会 幹事、企画、運営などボランティア活動を認められ、Tableau Next 2022、 Tableau Ambassador2022に選出 所属ユーザー会 （JTUG,Tabjo、和Viz,Viz for Social Good、Prepユーザー会、製造業ユーザー会、学生ユーザー会、 九州ユーザー会など） © 2020 Chura DATA inc. PROPRIETARY & CONFIDENTIAL.

BIツールとは？ BIツール（BIシステム、ビジネス・インテリジェンス・ツール、英: business intelligence tools）とは、ビジネスインテリジェンスに用いられる道具（ツール）の総称である。 ビジネスインテリジェンスとはビジネスに関するインテリジェンス、すなわち事業上の意思 決定に用いられる知見およびそのためのデータ収集・分析・配布を意味する。 BIツールはこのビジネスインテリジェンスを支える道具の総称である。 Wikipediaより

BIツールとは？ • 今までのデータ活用（Traditional BI） 〇〇が知りたい！ 見せて！！ あのデータを 出してください！ …2週間ほど おまちください データ閲覧者 データ活用者 IT専門家 データ閲覧者 レポート作成者 システム部

BIツールとは？ • いまのBIツール活用（Modern BI） データ閲覧者 データ活用者 IT専門家 BIツール製品 DB DBMS クラウド ファイルなど 〇〇が知りたい！ すぐに確認したい！ 〇〇を深堀して データを分析しながら 活用したい！ データを活用して もらいたい！

BIツールとは？ • ビジュアルアナリティクスのサイクル ビジュアル分析は、直線的ではないプロセスです。たとえば、ユーザーが 最初のタスクや質問からスタートし、関係するデータを探して、分析のた めの準備を行ったとしましょう。 分析を行っていると別のデータが必要なことに気づき、そのためステップ をいくつか遡ってさらにデータを入手し、新しいビジュアルマッピングを選 んで、新しいインサイトを引き出します。 ビジュアル分析のサイクルではこの例のように、どのステップでも繰り返 すことができます。 引用：Tableau https://help.tableau.com/current/blueprint/jajp/bp_cycle_of_visual_analysis.htm

BIエンジニアのお仕事

BIエンジニアのお仕事 • ニーズにあった数値データをグラフ化する

BIエンジニアのお仕事 • ニーズにあった数値データをグラフ化する （必要なもの）ツールの操作、知識、理解、経験

BIエンジニアのお仕事 • ニーズにあった数値データをグラフ化する （必要なもの）ツールの操作、知識、理解、経験 ・・・・だけ？

BIエンジニアのお仕事 スキル ビジネス 知識 デザイン データの 知識 データ 可視化 データを可視化するためには ４つの軸が必要になります

BIエンジニアのお仕事 スキル ビジネス 知識 デザイン データの 知識 データ 可視化 データ準備、データ構造への知識、理解 （ダッシュボードパフォーマンス、 計算や統計の組み方、 可視化における最適なデータ分析軸）

BIエンジニアのお仕事 スキル ビジネス 知識 デザイン データの 知識 データ 可視化 デザイン、視覚属性に関する知識、 ビジュアライゼーションのテクニック （わかりやすさ、機能性、ユーザーにとって最 適な効果を与えられること）

BIエンジニアのお仕事 スキル ビジネス 知識 デザイン データの 知識 データ 可視化 ツールの操作、知識、理解、経験 （手になじむようにツールを使う、新機能 に対して知識を深める）

BIエンジニアのお仕事 スキル ビジネス 知識 デザイン データの 知識 データ 可視化 対象ビジネス領域、ドメイン領域への 知識や経験 （適切な問いが出来る、問題解決への道 すじを見つけることが出来る）

BIエンジニアとして大事な ４つのこと

BIエンジニアとして大事な４つのこと • ビジュアルアナリティクスのサイクルを保つ ・様々な立場になりきった問いの設定 ・問いに対して、柔軟に対応するデータの育成 ・変動する問いへの柔軟性 ・問いへの探求心

BIエンジニアとして大事な４つのこと • 様々な立場になりきった問いの設定 問いが生まれた背景を深く確認することで本来ある根底の問題に即した 解決するべき指標が見つかります。 BIエンジニアは問いを持つ背景を知るためにユーザーと良好な関係を築く ためのコミュニケーション能力とドメインへの興味を持ち続けること。 利用者の立場を考慮した正しい問いの設定を見つけていきましょう。 鷹のように、大空から眺め るように、物事を広く、俯 瞰的にとらえる視点です。 長期的な目標ともいえます。 鷹の目 蟻の目 魚の目 蟻のように、事象をより身 近に細かく見る視点です。 短期的な目標でより現場的 な視点といえます。 魚のように激しい流れの中 でも泳ぐための先を見通す 視点です。 未来的な目標といえます。

BIエンジニアとして大事な４つのこと • 問いに対して、柔軟に対応するデータの育成 データで答えを引き出せる問いを抱えていても、適切なデータソースを探 して接続する方法がわからなければ答えへたどりつけません。 ある質問への答えが多くの場合は別の質問につながり、新しいインサイト が見つかり、また新しい問いが・・・と データ活用環境が成長する組織 であればあるほど、データは流動的に形を変え必要なものが変わります。 問いと環境の変化に適宜対応できるよう、データ環境を最適化するため データエンジニアの関係は良好にし、また、データ自体を信頼性のあるも のに育てていきましょう。

BIエンジニアとして大事な４つのこと • 変動する問いへの柔軟性 利用する立場の人が違う場合や、環境が異なり鮮度を失うダッシュボード はこだわりを持たず、柔軟に対応するフットワークの軽さと、器を保ち続 けましょう。 鮮度を保ち、魅力的なダッシュボードであるために、ヒアリングや利用環 境などに即した形で起こる変化を楽しむ気持ちが必要になります。

BIエンジニアとして大事な４つのこと • 問いへの探求心 問いへの探求心がなければ、そこで終わりです。 独りよがりな、魅力的ではない鮮度の低い「帳票」が出来上がります。 情報のアップデートを行わないことによる様々なバイヤスがかかります。 自分の常識は、非常識であるかもしれないという気持ちで、製品やビジネ スドメインへの興味を持ち続けていきましょう。

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