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【Developers Summit 2025】 プロダクトエンジニアから学ぶ、 ユーザーにより高い価値を届ける技術 取締役CTO 丹羽健

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主催 理事 丹羽 健 (Niwa Takeru) 取締役 CTO @niwa_takeru < フォローお願いします!

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私の開発への興味の変遷 ■ 大学院・研究室 研究の一環で10万Step規模の CADアプリケーションを独自開発 ■ 高校・大学時代 高校時代に情報系への興味から 自分で本を買ってプログラミング 4 4 明解C言語 入門編 柴田望洋 https://amzn.asia/d/2QWf5pL プログラミング って楽しい! 複雑なアプリ開発は 難し過ぎる面白い

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5 私の開発への興味の変遷 5 しかし…。 システム開発という関心だけでは 誰も幸せにならないのでは。 という問いだけが残った。 ■ 新卒 SIer 時代 1年弱におよぶ炎上案件を経験。 なんとか生き残り機能をリリース システム開発は大変。 ただ、これが 仕事というものか...? 仲良かった複数のメンバーは病み プロジェクトから離脱 そして、リリースした機能は 利用者のニーズを捉えておらず 全く利用されない

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6 私の開発への興味の変遷 6 ■ 新規事業・プロダクト開発案件 飲食店向けの業務SaaSの新規開発案件に従事 全員が顧客志向で関係性も生産性も良いチーム 丹羽自身は2つの新規プロダクトの 中核メンバーとして立ち上げ事業化 着実に人を助ける プロダクトを 作れている 実際の飲食店に出向き ユーザーが使えるまで 徹底的に機能を磨き込む プロダクト開発 良い仲間と 良いプロダクトを作る経験 このプロダクトエンジニアリングの経験が 現在のスタートアップ CTOのキャリアに繋がる

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プロダクトを通じて 顧客課題を解決すること その対価としてお金を受け取り、事業を営む 7 7

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価値あるプロダクトを 作ることは、 エンジニア自身の幸せを 守ることでもある。 8 8 と、私は考えています。

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プロダクト志向を 中心とした開発とは...? 9 9

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海外では2018年より言われ始める 13 プロダクトエンジニアとは 13 “ Over my last ten years of product management, I’ve come to conclude that product engineers are a critical ingredient to helping you build a successful product, scale yourself and become a better product manager. 過去10年間のプロダクトマネジメントを振り返ってみると、 プロダクトエンジニアは 成功するプロダクトを構築し、自己拡大を遂げ、より良いプロダクトマネージャーに なるための重要な要素である という結論に至った。 https://sherifmansour.medium.com/product-engineers-f424da766871 Sherif Mansour: Atlassian, Product Manager 2018/12 Product engineers “ Most startups are looking for Fullstack Engineers but actually need Product Engineers. The best Product Engineers share two common qualities: 1. passion for building high-quality experiences 2. constant drive to learn and explore new ideas 多くのスタートアップはフルスタックエンジニアを求めていますが、 実際にはプロダクトエンジニアを必要としている 。 最高のプロダクトエンジニアには、共通して 2つの資質があります: 1. 高品質な体験を構築することへの情熱 2. 新しいアイデアを学び、探求することへの絶え間ないドライブ https://leerob.io/blog/product-engineers Lee Robinson: Vercel, VP of Product 2023/08 Product and Platform Engineers 国内では2023年の記事発信を機に 職種として設定する企業が拡大

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■ エンジニア 「CSV読込時間が長く掛かるので  非同期にしたらいいのでは?」 ■ デザイナー 「CSV読込は進捗率を表示して  体感時間を軽減させたい。」 ■ プロダクトマネジャー 「そもそもCSV読込は利用頻度が  低いので拘らなくてOK」 コミュニケーションの不足や 専門性・情報量の差によって 本来創れたはずの価値を逃す 15 領域の狭間で失われる価値 15 Technology Business UX Design

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16 開発プロセスの狭間で失われる価値 16 この難しい仕様 誰が考えたんだよ… 顧客状況的に この仕様とせざるを 得ない… 仕様を紐解くだけで 精一杯 お客さんは どう使ってるんだろう めちゃくちゃ サポート工数が かかる仕様になってる 自分が作っていないから 何か起きてもすぐには 分からない

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17 プロダクトエンジニアの3領域 17 Technology Business UX Design 機能開発の全体にオーナーシップ ● Technology ○ 1機能を単独で実装できる技術力(フルスタックさ ○ 技術力ゆえのソリューションの多様さ ○ 検証イテレーションを早く回す開発生産性 ● UX Design ○ 仮説検証、Lean開発、仕様策定 ○ 顧客体験のデザイン、OOUI、情報アーキテクチャ ● Business ○ 高い解像度での顧客理解・ドメイン理解 ○ 事業・KPI・ビジネスモデル Technology 外の領域へ越境する価値 プロダクト価値の減衰は領域の狭間で発生する。 3領域の制約を1人格で理解することで、 一人の思考の中で全体最適が進み開発速度が向上 イテレーション

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18 プロダクトエンジニアのコンピテンシー 18 課題解決に対する強いオーナーシップ 顧客課題の解決を自分事とするが故の 最高の体験の創出、領域を越境した個の成長 ● 越境とキャッチアップ ○ 技術を課題解決の為のツールと看做す ○ 実践的で目的意識のある技術学習 ● 探索的かつ迅速な仮説検証サイクル ○ プロダクト開発の不確実性を前提 ○ 全てを仮説と捉え検証に基づく学び ● Unlearn を受け入れるコミュニケーション ○ 課題解決を中心とした素直さ ● ドメインや事業に対する好奇心 ○ 努力する人は夢中な人に勝てない 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ

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イメージアップ アセンドで活躍するプロダクトエンジニア 21 21

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労務や請求管理などの 複数プロダクトを立ち上げ ● 当初からドメイン駆動設計が好きであり 顧客や産業の知識がプロダクト開発の 源泉としてキャッチアップ ● オーナーシップを推進力とし 立ち上げを担当 22 萌花:オーナーシップ 22 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ

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23 坂本:ドメインへの好奇心 23 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ 24年10月入社。顧客と共に 車両管理プロダクトを立ち上げ中 ● 元UXリサーチャーのスキルを元に 顧客訪問を積極的に進め課題ヒアリング ● Figmaを使いモック画面を作成 迅速な仮説検証を推進

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Four Keys 優秀な指標なので、指標改善を 愚直に進めるだけでも効果がある ● デプロイ頻度 ● 変更リードタイム ● 平均修復時間 ● 変更失敗率 デザインモックを利用する Figmaやパワポを利用し、実装前 に顧客からフィードバックを得る Feature Flags を利用する 開発途中や全体公開前に 一部顧客に対して先行公開する。 未完成品のハレーションを下げる と共に早期にFBを得る。 25 25 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ 検証の2つの ”はやさ” を上げる 顧客検証を早める 実装を速める

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26 仮説・課題を再定義する 26 顧客や皆の固定観念から生まれたそれはそう Solution を 課題の再定義で Wow へ乗り越える ● 課題の再定義ステップを明示的に入れることで、 固定観念を振り払い、プリミティブな課題に定義し直す ● 本質的かつエレガントな課題解決 = Wow Solution へと繋げること ● 技術の専門職として、 小さくまとまった考えに対して 技術の天井をアンロックさせる 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ 再定義 屈伸 プロダクトエンジニアの介在価値

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27 自身が開発した機能に対して顧客の声を聴く 27 現場訪問はリリース後の方が学びに効く リリース後に実際に (使われている|使われていない) 現場 を見ることで、自身の立てた仮説の不確かさを痛感する。 ● アンラーンとは、これまでの知識や前提を一度手放し、新しい学び を受け入れるプロセス。脱学習や学びほぐしと呼ばれる。 ● 「正しいと思っていたこと」を疑い、ユーザーの声や実データから 最適な解を導くことで、より良いプロダクト開発につながる。 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ Unlearn: Let Go of Past Success to Achieve Extraordinary Results Barry O'Reilly (2018) 最近、翻訳版が出たので組織マネジメントに興味がある方はぜひ。 アンラーンとは何か?

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28 ドメイン駆動設計を活かす 28 プロダクト(課題解決)の根源はドメインである プロダクト開発の本質は、特定の業界・業務の課題の解決 ドメイン(業務領域)の理解が深まるほど、顧客価値あるプロダクトへ デザイン・プロダクトマネジメント・ビジネスの領域へ越境するとき、 業務フロー理解や共通言語(ユビキタス言語)という点で助けとなる。 ● デザイン:UX/UX設計時に「この業務ではどの情報が重要か?」 ● プロダクトマネジメント:機能の優先順位を決められる。 ● ビジネス:競合や商談での差別化ポイントを明確化する 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ ドメイン知識が プロダクトエンジニアの越境を助ける

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デザイン・ビジネスをキャッチアップすることで、 より価値の高いプロダクトを生み出す ● 各専門家とのコラボレーションの実現 ○ 相手の知識・共通言語を持つことで 速やかに本質的な議論をできる ● 技術との知識の掛け算 ○ 掛け算により発想の幅を広げ、 効果的なソリューションを生む 29 他領域への越境とキャッチアップ 29 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ Technology Business UX Design 越境の目的は何か?

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30 🎨 デザインへの越境とキャッチアップ 30 ● デザインの多くは実はロジックで語ることができる。 ● プロダクト価値のラストワンマイルは UI/UX 。 Technology Business UX Design カテゴリ キャッチアップ内容 キャッチアップの伝手 Product 価値への寄与 タイポグラフィ& スペーシング ✅Font Size 基準の余白設計 ・em(文字高さベース)のサ イズ指定 視認性・可読性を向上し、 統一感のあるUIを実現 UI設計論 ✅ OOUI(オブジェクト指向UI) ✅ Fパターン / Zパターン ・書籍『オブジェクト指向 UI』 ・書籍『Form Design Pattern』 直感的な操作性を実現 ユーザーの離脱を防ぐ 情報設計 ✅ 情報アーキテクチャ (IA) ・既存プロダクトのIAを分解 ・ユーザーテストを実施 必要な情報を適切に整理 し、UXを改善

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31 ⛰ プロダクトマネジメントへの越境とキャッチアップ 31 ● プロダクトの優先度を判断し、価値を最大化する ● 顧客課題の発見から仮説検証まで、 価値が創られるプロセスを理解し、より良いプロダクトを Technology Business UX Design カテゴリ キャッチアップ内容 キャッチアップの伝手 Product 価値への寄与 ロードマップ策定 ✅ 長期・短期の機能計画 ✅ 技術負債の管理 ・RMは結果よりも  策定過程に学びがある 持続可能な開発計画を立 て、チームやアーキテク チャの一貫性を維持 ユーザーリサーチ インタビュー ✅ 課題の深掘り ✅ 仮説検証の設計 ✅ Minimum Viable Product ・商談や現場訪問に同席 ・書籍『Lean Startup』 ユーザーの本質的課題を 理解、開発の無駄を削減 顧客業務フロー ✅ 主要な業務プロセス ✅ 業務上のボトルネック把握 ✅ 法律や業界標準 ・フローチャート作成 ・Customer Successと議論 ・法律は公式Document ユーザーの実際の課題に 基づいたプロダクト設計が 可能に

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32 📈 ビジネスへの越境とキャッチアップ 32 ● プロダクトは事業があるから顧客に届く ● ビジネス構造を理解し、より多くの顧客課題解決を Technology Business UX Design カテゴリ キャッチアップ内容 キャッチアップの伝手 Product 価値への寄与 事業戦略 事業ビジョン ✅ 企業が実現したい   ミッション・戦略 ・自社の事業戦略資料 ・経営陣の発信内容理解 開発が短期的なタスクにな らず、事業成長に直結した 開発判断ができる ビジネスモデル マネタイズ / KPI ✅ SaaS / Platform モデル ✅ バリュープロポジション ✅ 各種KPI (ARR / LTV / CAC) ・SaaSビジネスのKPI ・IR資料 ・BizDev との議論 収益に直結する機能や改 善施策を優先、プロダクト の持続可能性を高める 業界・市場 競合分析 ✅ 業界動向 / 商慣習 ✅ 競合プロダクトのリサーチ ・業界誌/ホワイトペーパー ・ ・カスタマレビュー 変化の激しい市場へ適応 長期的に競争力のあるプ ロダクトを開発できる

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33 システム思考でプロダクトを考える 33 プロダクトは単なる機能の集合ではなく、 ユーザー・ビジネス・技術の関係性が絡み合う「システム」 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ ポイント ポイントの概要 具体例 全体最適を考える 機能単体ではなくシステム全体、さ らに顧客の業務フロー全体への影 響を考慮 ✅ 新機能追加 → 他のUXに影響は? ✅ 費用削減 → 長期的な開発コストは? フィードバックループ を意識する 機能改善による副次的(特にネガ ティブな)影響の波及を考える ✅ ユーザー増加→サーバー負荷増→UX低 下 ✅ 価格変更 → 利用率変化 → 収益変動 レバレッジポイント を見つける 小さな改善で大きな変化を生む部 分を特定する ✅ API最適化 → 複数機能の高速化 ✅ ボトルネックの特定 時間軸を考慮する 短期的な利益 vs. 長期的な成長の バランスを取る ✅ 技術負債を減らす設計 ✅ MVP開発と拡張性のバランス

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アセンドで活躍する プロダクトエンジニア達 34 34

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MISSION 物流の真価を開き、 あらゆる産業を支える。 トラック運送会社向けに All-in-One SaaS ロジックスを開発

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36 物流の紹介 36

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42 ロジックスの紹介 42

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43 トラック運送会社のデジタル化・顧客課題解決 43

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組織としてのプロダクト開発力の最大化を目的 ● 事業・マーケット全体を俯瞰整理して、 優先すべき顧客課題(ミッション)を策定 ● メンバーが作る仕様(ソリューション)の水準を 引き上げ、プロダクトとして満たすべき品質を担保 ● メンバーを育成し、組織のプロダクト開発力を向上 ● 開発機能に対してオーナーシップを持ち、 関係者を巻き込み頼りながら顧客へ価値を提供する 45 Product Management 各役職の責務 45 L M L M PM M Product Manager: 機能ミッションの策定 Lead PdE: 仕様品質の担保・メンバー育成 Member PdE: 仕様策定・機能開発の推進

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46 プロダクトエンジニアの為の開発生産性への投資 46

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47 プロダクトエンジニア組織が活躍するアーキテクチャ 47 検証ス ード Product Engineer 顧客理解 ドメイン理解 課題への オーナーシップ ● 顧客期待を超える機能には個人の熱量が最重要 ● 開発サイクル全体を担当しオーナーシップ醸成 ● ● SaaSとして顧客・業界理解の解像度を重視 ● 課題整理とソリューションの質の土台 ● 仮説検証のスピードが、事業成長の源泉 ● スピードが速い=フィードバックの密度が高い 集中的に機能改善に取り組むことができる 課題へのオーナーシップ 顧客理解、ドメイン理解 検証スピード 組織をアーキテクチャとして考え、 3要素を高めるために多面的な施策を実行する

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48 プロダクト価値を高める施策 48 顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート オーナー シップ ・現場訪問 ・PMロール ・PRD ・Lead PdE ・Full Stack TS ・ChatOps ・領域担当 顧客理解 ・商談動画/同席 ・顧客Channel ・全社共有会 ・VoC ・Backlog ・TS/DDD ・Redash ・繁忙期理解 ・依頼Channel 検証 スピード ー ・要望Channel ・Prototype ・Full Stack TS ・開発生産性 ・ChatOps ・Feature Flag ・Sentry フルサイクル開発 トランクベース開発    で顧客課題からリリースまで管理

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顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート オーナー シップ ・現場訪問 ・PMロール ・PRD ・Lead PdE ・Full Stack TS ・ChatOps ・領域担当 49 オーナーシップを高める 49 ● アセンドでは入社オンボーディングで 各地域の運送会社様の現場を訪問 ● 課題の重要性を全身で感じ熱量を上げる ※顧客理解はオンラインの  商談同席で数を重視 現場訪問で熱量を上げる ● 自身が最良と納得したものを 開発することのオーナーシップの強さ ● リードPdEは品質の底上げの手伝い 各メンバーが仕様を作る体制 自身が策定した仕様を実現する L M フルサイクル開発

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顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート オーナー シップ ・現場訪問 ・PMロール ・PRD ・Lead PdE ・Full Stack TS ・ChatOps ・領域担当 50 オーナーシップを高める 50 ● TypeScriptで言語統一し、 1エンジニアがフルスタックしやすく ● 技術的な分断によるサイロ化を阻止 ● 開発生産性の向上の効果も大きい Full Stack TypeScript ● プロダクト開発プロセスの全体に オーナーシップを持つフルサイクル開発 ● ChatOpsでSlackから15分でリリース 自分が作った機能を顧客に自分が提供し 顧客への価値提供の実感が醸成される フルサイクル開発 & ChatOps フルサイクル開発

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● 商談/課題ヒアリングの動画を データとして蓄積し誰でも参照可能に ● 顧客ごとのSlack Channelで 背景情報も収集可 ● 週次の全社共有会で、 事業状況や重要顧客を確認 顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート 顧客理解 ・商談動画/同席 ・顧客Channel ・全社共有会 ・VoC ・Backlog ・TS/DDD ・Redash ・繁忙期理解 ・依頼Channel 51 顧客理解を高める 51 顧客情報・事業状況の透明性 ● TypeScriptでのドメイン駆動開発を推進中 ● プロダクトエンジニアだからこその コードへの再現性の高さがある ※TS強化ロードマップ  登壇資料はこちら👉 ドメインを表したコードを保つ    で顧客課題からリリースまで管理

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顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート 顧客理解 ・商談動画/同席 ・顧客Channel ・全社共有会 ・VoC ・Backlog ・TS/DDD ・Redash ・繁忙期理解 ・依頼Channel 52 顧客理解を高める 52 ● プロダクト開発のために作られた チケット管理 SaaS Linear で顧客課題を管理 ● チケットの操作体験も格段に良く Slack, GitHub 連携のシームレスさは抜群 機能に関する情報を Linear に集約。 ● Linearはいいぞ。      で一気通貫に管理    で顧客課題からリリースまで管理

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顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート 検証 スピード ー ・要望Channel ・Prototype ・Full Stack TS ・開発生産性 ・ChatOps ・Feature Flag ・Sentry 53 検証スピードを高める 53 ● 改善要望をSlack Channel上に起票し 日常的に要望を見れる状態に ● 最短8分でリリースできるDevOps基盤 ● Streamingで改善を実行 要望チャンネル x 日時デプロイ ● Feature Flag を利用し機能の限定公開 特定顧客のみで事前に検証を実施 ● トランクベース開発により 検証から全体公開までの流れが滑らか Feature Flag & Prototype トランクベース開発 顧客要望を受けて20分で改善した事例も

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54 プロダクト価値を高める施策 54 顧客理解 仕様策定 設計/実装 リリース 顧客サポート オーナー シップ ・現場訪問 ・PMロール ・PRD ・Lead PdE ・Full Stack TS ・ChatOps ・領域担当 顧客理解 ・商談動画/同席 ・顧客Channel ・全社共有会 ・VoC ・Backlog ・TS/DDD ・繁忙期理解 ・依頼Channel 検証 スピード ー ・要望Channel ・Prototype ・Full Stack TS ・開発生産性 ・ChatOps ・Feature Flag ・Sentry フルサイクル開発 トランクベース開発    で顧客課題からリリースまで管理

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57 コミュニティ・勉強会に関して 57 プロダクトエンジニアが学び繋がる コミュニティ・勉強会を開催 1. 15分のセッション発表 2. グループディスカッション 3. 懇親会

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■ 各界での開催テーマ #1 Minimum Viable Product #2 DomainへのDeep Dive ! #3 プロダクトの0→1開発秘話 #4 ドメインのキャッチアップ #5 プロダクト志向の   組織・カルチャー形成 #6 プロダクトエンジニアを   育む仕組み・施策 58 過去の開催内容 58 ⛈ 第1回から 順調に拡大し 100名超の参加 🎉

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59 今後の予定 59 次回、 2月21日(金) 開催 📣 プロダクトエンジニアに 興味を持った方、ご参加ください! 〜 LTテーマ 〜 1. プロダクトエンジニアの経験の成長編 2. 価値を創る技術・プロセス編 3. プロダクト志向な組織形成

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Summary 62 CTO 丹羽 の 𝕏 (@niwa_takeru) お気軽にフォローください。 プロダクトを社会に実装していこう! ● プロダクト志向を持って 顧客課題の解決を中心とした開発へ ● 技術・デザイン・事業の3領域を 積極的に越境して価値を最大化する ● オーナーシップとドメインへの好奇心を 大切にしてプロダクト開発を楽しもう

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