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生成AIを利用するだけでなく、 投資できる組織へ @pospome

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自己紹介 ● 名前:pospome(ぽすぽめ) ● 所属:株式会社カミナシ ● 職種:VPoE ● Xのアカウント:@pospome 2 社名だけでも 覚えて帰ってください 弊社CTO

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今回のイベントテーマと概要 3

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AIを導入/適用する領域 4 ● AIを導入/適用する領域はいくつか存在する。 ○ プロダクトにAIを導入する。 例:NotionのAI機能 ○ 非エンジニアの社内業務にAIを導入する。 例:営業組織の業務効率化 ○ エンジニアの業務にAIを導入する。 例:AIエージェントによる業務支援(設計、開発、運用)

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アジェンダ 5 1. pospomeは危機感を持っている 2. AI活用の課題 3. カミナシのエンジニアリング組織での取り組み

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アジェンダ 6 1. pospomeは危機感を持っている 2. AI活用の課題 3. カミナシのエンジニアリング組織での取り組み

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pospomeは危機感を持っている 7 ● AIに対して “クラウドを超える驚き” が・・・。 ○ クラウドも結構衝撃的だったけど・・・。

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pospomeは危機感を持っている 8 ● AIを活用できない組織は競合に勝てなくなる。 ○ 今はいいかもしれないが、3年後には手遅れになりそう。 ○ スタートアップ or メガベンチャーは関係ない。 ● “AIを活用できる組織を作らなければいけない” という とても大きな危機感を持っている。 ○ “AIに対する期待” というよりは “勝てなくなるかもしれない危機感”

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アジェンダ 9 1. pospomeは危機感を持っている 2. AI活用の課題 3. カミナシのエンジニアリング組織での取り組み

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AI活用の課題 10 ● 多くの企業がエンジニアにAIツールを提供している。 ○ これ自体はとても良いことだと思う。 まずはここから。 例:エンジニア全員がClaude Codeを使えるようにする

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AI活用の課題 11 ツールを提供するだけで組織のAI活用って進むの? (´・ω・`)

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AI活用の課題 12 ● ツールを提供するだけでAI活用ってできるものなの? ○ 上手く使える人/組織はいいけど、みんながそうではない。 ツールを提供するだけだと、会社全体で上手く使える状態にならない。 ● 組織全体で上手くAI活用するのはどうすればいいか? ○ 組織として理想のAI活用を目指すために、 誰かがオーナーシップを持って、この課題に向き合わなければいけない。 ■ “組織全体で上手く使われていること” を確認するところまで責任を持つ。

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アジェンダ 13 1. pospomeは危機感を持っている 2. AI活用の課題 3. カミナシのエンジニアリング組織での取り組み

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わくわくAI共有会の誕生 14 ● この課題に取り組むために始めたのが “わくわくAI共有会(´・ω・`)” である。 ○ 各チームのAI活用について共有・議論する会 ○ 参加者はEM & pospome ○ 毎週30min pospomeさん ふざけてない? 大丈夫? 弊社CTO

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わくわくAI共有会の誕生 15 ● pospomeは知見共有の箱を作っただけ。 ○ 各チームが何をするかは各チーム自身に考えてもらう。 EMにオーナーシップを持ってもらう。 ○ 各チームが危機感を持ち、自立的に行動しなければ意味がない。 自分たちで考えるからこそ、AIリテラシーが育つはず。

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わくわくAI共有会の誕生 16 ● pospomeも参加することで各チームのAI活用を確認する。 ○ 各チームに「やってね」と言うだけでは機能しない。 ○ pospomeもオーナーシップを持つ。

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わくわく会を実際にやってみて・・・ 17 ● 各チームが色々考えて取り組んでくれた。 ○ やり方は任せたが、 チームごとにAI活用の定例ミーティングを開催し、 そこで活用について議論するような形に落ち着いた。 ○ 各チームの定例ミーティングで出た話を “わくわくAI共有会” に持ち込む。

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わくわく会を実際にやってみて・・・ 18 よかったね(´・ω・`)

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わくわく会を実際にやってみて・・・ 19 しかし、ビミョーーーーーに pospomeが意図する取り組みになっていない部分があった (´;ω;`)ウゥゥ

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わくわく会を実際にやってみて・・・ ● しかし、pospomeが意図する取り組みの形になっていなかった・・・。 ○ pospomeがイメージするAI活用のインプットが不足していた。 反省ポイントである。 ○ ただ、ここに気づけたことはポジティブである。 ■ 自身がオーナーシップを持って取り組んだ結果、 こういった “問題検知 & リカバリ” ができる。

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pospomeが求めるAI活用への姿勢 21 ● AI活用のファーストステップは “利用” ではなく “投資” であるべき。 ○ AIでできることをAIにやらせても競合には勝てない。 みんなやっているので、そこで差はつかない。 ● 不確実性が高くてもいいので、 一番レバレッジが効く領域を特定し、そこに対してAIを適用する。 ○ 失敗しても良い。 そのプロセスが組織に知見をもたらし、AIリテラシーを育てるはず。 なんか真面目ですね 弊社CTO

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pospomeが求めるAI活用への姿勢 22 ● チームとして戦略を立てましょう。 ○ 一番レバレッジが効く領域は? ○ 次の定例までに何をやる? ○ 成果は定量的に可視化できる? ■ それとも定性的なものでもいい? ○ チーム内で利用するAIエージェントは統一する?

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pospomeが求めるAI活用への姿勢 23 ● お手々で頑張ってプロンプトを工夫するのは限界なので、 ツールを上手く使いましょう。 例:Claud Codeのサブエージェント、OSSのツール群

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今どーゆー状況なのか? 24 ● わくわく会は60minに伸びた。 ○ なんだかんだでディスカッションするトピックが多い。 それだけ共有すべき知見がある。 ● 各チームが危機感を持って戦略的に取り組む姿勢を 見せてくれるようになった。 ○ 特にEMの人たちからそれを感じる。 ● 成果がでているかというと・・・微妙・・・。 ○ 生産性は上がっているが、体感で10~15%とかそのくらい。

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まとめ:AIを上手く活用できる組織にするには? 25 ● EM, 部長, VPoE, CTO というマネージメントレイヤが重要になる。 ○ 組織のボトルネックを認識し、そこに対する打ち手を実行する。 マネージメントレイヤはこれを意識しなければいけない。 ● 組織として理想のAI活用像を定義し、 オーナーシップを持って、それを実現する必要がある。 ○ AI活用はエンジニア個々の努力だけ実現できるものではない。

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おわり おわり 26