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モブプログラミング 復習スライド やっとむ Copyright © 2022 やっとむ、合同会社やっとむ屋

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モブプログラミングって? みんなの英知を集めて取り組むこと 同じものに対して… 同じ時間… 同じ場所で… 同じコンピュータで… Just like real mob. https://www.slideshare.net/andrefaria/mob-programming 最初に広めたおじさん

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え、つまりどういうこと? • みんなで一緒にひとつのことをする

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え、つまりどういうこと? ● 開発手法、あるいは仕事のスタイル ● みんなで一緒に、ひとつのことをする ● 全員が手を動かす ● 全員が意見やアイデアを出す ● プログラミングだけでなく開発作業全体を進める

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実際に見てみましょう (3分15秒) https://youtu.be/p_pvslS4gEI

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モブプロの様子 ● 全員が1台のコンピュータで仕事する ● ドライバーは1人、残りは全員ナビゲーター ● ドライバーは頻繁に交代(15分ごと) ● ミーティングしなくても全員認識がそろっている ● プロダクトオーナーも参加する ● 必要な知識、スキルがすべて集まっている ● 必要な人を呼んでくる ● 出入りは自由、一時的に離れてもかまわない ● 手分けして検索したりもする ● 集中できる ● 楽しい

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モブプロの正しいやり方 “私が任じられた権限によって、 世界中のすべての人をMPE(モブプロ グラミングイネーブルド)と 認定します。 ルールはありません、というのが唯一 のルールです。私はうちで使っている ガイドラインを共有しますが、あなた はあなた自身の ガイドラインを見つける方が うまくいきます。” https://twitter.com/woodyzuill/status/1117493450734276611

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モブプロのメリット ● チーム全体の力を出し切れる ● ミーティングがいらなくなる ● 常に学びと成長がある ● 集中できる ● 楽しい

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モブプロは全力を出せる ● 必要な知識、スキルがすべて集まっている ● 最高レベルの結果が出る ● 常に議論し、相談でき、助け合える ● 1人ずつではなく全体として力を発揮する

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モブプロは強い 実 装 仕様 品質 実装 仕 様 実装 仕様 品 質 実 装 仕 様 品 質

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モブプロはミーティングを減らす ● 情報共有は常にできてる ● 作業分担は不要、レビューやマージも不要 ● 仕様、設計、コードを全員が把握している

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モブプロには常に学びと成長がある ● お互いから学ぶ ● 新しいことに全員一緒に取り組む ● 実験と失敗を生かせる

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モブプロは集中できる ● 割り込みが来ない ● すぐその場で相談できる ● 疲れて休むときはちゃんと休む

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モブプロは楽しい! やってみよう!

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具体的な やり方 初めてのチームに試してほしいこと

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ゴール設定とToDoリスト ● 30分~2時間程度の1セッションでなにを達成するか、 最初に決めておく ● どういう手順でどう進んでいくか、ToDoリストで共有する ゴールは手を動かす前に合意しておく ToDoリストは進みながら足したり並び替えたりする 方向が見えるなら最初にだいたい決めてもよい ナビゲーターは途中で思いついたことを追加

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ドライバーとナビゲーター ● ドライバー: 入力操作をして先へ進む ● ナビゲーター: なにをしてどう進むかドライバーに指示する ドライバーは1名 指示通りに作業する、指示がなかったら手を止める ナビゲーターは残り全員 ナビどうしで相談し議論して指示を出す ドライバーにわかるような細かさ・粗さで!

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しゃべる ● ドライバーへの指示は声(や文字)で明示する ● ドライバーはしゃべりまくって状況を伝える モブプロ=共有、なのでぜんぶしゃべらないと伝わらない チャットなど文字を併用してもいい ドライバーは常に、自分の頭の中身を垂れ流し続ける いま考えてること、理解内容、引っかかりなどを共有する

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役割交代 ● ドライバーは交代しながら、全員がやる ○ 順番を決めてローテーション ● 7分たったら交代 ○ 抵抗感なくできるようになったら、他のタイミングも試す 全員の叡智を生かすため役割は入れ替える それぞれの考えを全体で常に共有する 自分の判断で進みたい人はドライバーではなくナビになる

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「わからない」と言う ● いつでも誰でも「わからない」と言う権利がある 全員が一緒に進むのがモブプロ。置いて行かれそうになったら 「わからない」と言わないと伝わらない 「ちょっと待って」「何してるんだっけ」なども わからないから様子を見よう……では遅い! 「あれちょっとわからな…あーわかった」と口に出す

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「やったー!」と言う ● 小さな事でも、達成したり乗り越えたら「やったー!」 テンションを上げ、自信を増し、創造的になる 頭が良くなる 声を出し、胸部を広げ、酸素を肺と脳に供給する

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ふりかえり ● モブプロのやり方、進め方を見直す ● いいアイデアを思いつく、見つける ここで紹介しているのは、初心者向け基本セット 「自分たちに合ったモブスタイル」を模索する 何をどう変えるのも自由 ただし5~10回、合計40時間くらいは基本を身につける

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やり方まとめ 1. 最初にゴールを決め、ToDoリストを更新しながら進める 2. 手を動かすのはドライバー1人、ナビの指示で進む 3. 残りのメンバーはナビゲーター、相談しながら指示を出す 4. 情報を共有するためとにかくしゃべる 5. ドライバーはローテーションで交代、1人7分間 6. 遠慮せず「わからない」と言う 7. 「やったー!」と言う 8. ふりかえりをする リモートでは できるだけ顔を出す

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目指すのは モブプロを上手に使える 強いチーム

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https://speakerdeck.com/yattom/mob-programming-to-build-teams

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目指すのは モブプロを上手に使える 強いチーム 上手にモブプロできるのが目的ではない