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Linux コンテナ完成期第一期
2006〜2008 年にかけてかなりの機能が追加され、Namespace は主要なものが揃った:
• コンテナごとに:
• 独自のホスト名が付けられるようになった→ UTS Namespace(2.6.19/2006 年)
• プロセス間通信を隔離できるようになった→ IPC Namespace(2.6.19/2006 年)
• 独立した PID が付けられるようになった→ PID Namespace(2.6.24/2008 年)
• 独立したネットワーク I/F、アドレス、ポート、ルーティング、フィルタリングが持てるよう
になった→ Network Namespace(2.6.24/2008 年)
• コンテナ用の仮想インターフェースが持てるようになった→ veth(2.6.24/2008 年)
、
macvlan(2.6.23/2007 年)
• CPU のリソース制限がかけられるようになった→ cgroup cpu, cpuacct, cpuset コント
ローラー(2.6.24/2008 年)
• LXC の誕生(2008 年)
• カーネルに機能が充実してきたもののそれを開発者が試す環境がないので誕生
• 0.8 くらいまでは C、シェル、Python プログラムの寄せ集め(イマイチ使いづらい)
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