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Software Engineering Knowledge Areas in Startup Companies:
a mapping study
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Eriks Klotins, Michael Unterkalmsteiner, and Tony Gorschek, In International Conference of Software Business, pages 245–257. Springer, 2015.
既存の14のソフトウェア工学研究ではスタートアップのどのステージにおいても有用性が低い。
558本の論文から14本にしぼってSWEBOKを参照しながらマッピングしたところカバー率が低い(28/62)し、ほとんどの論文は手法
として適用できるような形ではなく経験論文のような形をとっており、他企業へ適用しやすいような形での研究がなされていない
スタートアップでは特に重要となる、小さいスコープを見つけるプラクティス、新機能を追加しながら製品の完全性を維持するプ
ラクティス、技術的意思決定とビジネス目標決定を紐づけるプラクティス、エンジニアリングプロセスに関するプラクティスに関
する研究がほぼ存在しないことが大きな課題
• SWEBOK
• スタートアップ
• 経験論文
• 自分が活用したい理由、活用したくない理由 : 活用したい。なぜなら、自分が出す論文もまたこのような課題にぶつからない
ようにしたいし、SWEBOKの最新版であらたに考え直してみたい。
• スタートアップじゃなくても活用できそうなポイント : 多くのIT企業で似たようなことを調べることはある程度意味があると
おもうが、著者のように「そもそもこういった研究がなさすぎる」みたいな考察をできる人がいる前提になりそう
• 関連しそうな書籍 : Running Lean, SWEBOK V4
• 活用に向いていそうな企業規模 : 10人-100人
• 活用に向いていそうな組織 : 自分たちの成功体験をレポー
トしたいスタートアップ
• 54のプラクティスとだけ
記載されていて詳細がな
い