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はじめてのSDET あれ?私の職種レアすぎ・・・? Jasst Nano vol.47 1

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自己紹介 bun (ぶん)さん Jasst Nano Vol.29 ~ Vol.40 に登壇 • 2024 年7 月 に開発(っぽい)エンジニアからSDET (後 述)として転職しました • 開発・AWS ・テストちょっとずつできます • ISTQB TTA/TA/TM 取得済み • 2024/2023 Japan AWS Top Engineers / All Certifications Engineers • 2

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なぜ登壇を控えていたのか? 3

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物理的に時間がなくって・・・英 語を学習してました 4

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成果 (2024.7 ~ 2025.3) TOEIC LR: 675 → 845 • PROGOS: A1 → B1High ( 最高: B2) • 英会話: \(^o^) / → 自分の興味のあるト ピックならわりと話せるように • 5

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これが言いたかった 6

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冗談はさておき、ここからが本題 7

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今していること ずっと何年も一人QA でプロダクトを支えてきた偉大なQAE と2 人のQA チームに います • SDET (Software Development Engineer in Test) という職種です • 2024.7 に開発者っぽい仕事からジョブチェンジしました • 8

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SDET として 理想: 開発の知見もQA エンジニアのスキルもある人が、よりテストやQA にフォ ーカスして開発に自信を早く多く与える • シフトレフトの推進 ◦ 自動テストの効果的な導入・促進 ◦ 9

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レア目な職種なので、ちょっと自分語 りをしてみます 10

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チームに役立てたと思うこと・まだ まだなところ 11

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チームに還元できたと思うこと ソフトウェア開発経験の知見と技術 • AWS エンジニアとしての経験 • CI/CD を実装する上での課題に対する解決案の提案 • 12

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たとえば Playwright を使ったAPI テストの自動化 • TypeScript のエコシステムを使って極力AI に書いてもらいやすく ◦ テスト自動化に際するインフラ的な制限への対応 • よくあるのは特定のIP アドレスしか許容していないアプリへの対応など ◦ 静的解析を改良・CI への組み込み • 13

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最近だとMCP サーバーを自作したり Zenn にて公開 • Model Context Protocol の略称 • 14

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非常にわかりやすかった資料 15

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クラスメソッドさん ブログ • プロトコルの仕様 • 開発方法 • などわかりやすく書いてある • 16

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本当は「TestRail のテストケースを 自然言語で実装してみた」したかっ た 17

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間に合いませんでした(多分ブログ書 きます) 18

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つまずいたことならブログにしました 張り切って機能を提供しすぎるとMCP クライアントが認識できなかった • AI モデルが保有できるコンテキストはシビアなので、多くの情報をかえしすぎ ない • 19

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不足している能力 20

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足りていないと感じる能力 QAE としてのスキル • 特にテスト分析と探索的テストのスキル • 英語(ボソッ・・・) • 21

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SDET は自動化しとけばいいわけ じゃない(と私は思います) ≠ 22

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手動テストのメリットを理解し て、テストケースを自動化したい → 23

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そうなると足りないもの 24

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テスト分析スキル テスト観点の不足による「何をテストするべき」の整理が弱い • あぁぁ・・・ここにもエラー出力がされていた ◦ あぁぁ・・・エラーハンドリングをする際にユーザーセッションなどの目に見えない状態 を考慮忘れたぁ ◦ 25

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それに対して最近同僚が、ゆもつよメ ソッドを持ってきてくれたり 26

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詳細は省略します(良質な資料が検索だけでも たくさん) 27

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すぐに感じたメリット 段階的にテスト条件を考えることができる • 「出力」の観点「反映」の観点などが嫌でも目に入る • エラーが反映されるべき場所 ◦ 状態が反映されるのは詳細ページだけ? ◦ 人に依存するのではなくテスト分析の型がチームでできそう • テスト分析レビューもしやすい • 28

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探索的テストについて 29

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私「いや。実行者の経験とスキルに左 右されすぎるのでは?」 30

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確かにそう。 31

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だけど、それを言うにも手を尽くして から言わないとだよね 32

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せや!英語の勉強と合わせて探索的テ ストについて学んだろ! 33

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ということでブログ書きました Explore It! • ページも200 もないので読みやすい。構文もそこまで難しくない。 • 34

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心がけ始めたこと 開発者も多分知らない、そんな未知を探すのはワクワクする • いい感じのチャーターで想像力を働かせる • 「What if? 」を再現するためにツールや開発周りの知見のキャッチアップを続 ける • 35

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自分がいることの利点・足りない能力 を感じていました 36

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まとめ SDET として働き始めて、10 ヶ月くらい経ちました • 貢献できているところ • 開発やAWS エンジニアとして手をうごかせる、簡単な設計ができるという存在がQA チー ムにいる ◦ まだまだ頑張る • テスト分析・探索的テスト力の向上 ◦ 37

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ご清聴ありがとうございました 38