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トラックレコード式 採用ブランディング TRACK RECORDS Track Record-Based Recruitment Branding

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トラックレコードが考える採用ブランディングとは 特定候補者の関心に対して 差別化された価値を 理解してもらうこと

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採用ブランディングの3つのステップ 差別化された価値を定義し、その価値が伝わるツールで、候補者に伝えること 差別化された 価値を定義する 同価値を伝える ツールを開発する 対象となる 候補者に伝える ③リーチ ①ポジショニング ②ツール

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ブランディング事例:イオン様

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エンジニア界隈に対しては十分な情報発信が できていないなかった状態 イオンとしてエンジニア向けの情報発信の実態 イオン株 CTO 山﨑 賢「Qiita Night」登壇資料より抜粋 実態としては、技術的チャレ ンジにも積極的に取り組んで おり「大きく、新しい」会社 であったことが、大きなギャ ップを創出できる材料があり ました。

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採用ブランディングで行った3つの取り組み 差別化されたポジショニング、ツール、リーチの活動を実践 ③リーチ ①ポジショニング ②ツール 差別化された 価値を定義する 同価値を伝える ツールを開発する 対象となる 候補者に伝える

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①ポジショニング開発のステップ 5つのステップから構成されてます。 欲しい人は誰か 何を求めてるか 自社の魅力は何か 競合との差はどこか 優位な立ち位置は ⑤Positioning ④Competitor ③Attract ②Insight ①Target

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やってほしい仕事 出して欲しい成果 そのために必要な経験と能力 ・大規模システムの開発方針設計 ・ロードマップ設計 ・実装における開発リード 開発メンバーだけではなく、ビジネ スサイドも含めた納得感のある開発 方針・ロードマップを定めて、チー ムをリードし、スピード感もった開 発を進行させる ・大規模システムのアーキテクチャ 設計/技術選定の経験 ・5名以上の開発チームにおけるリー ダー経験 ・開発ロードマップの設計と経営層 との合意形成の経験 やって欲しい仕事と成果、そのために必要な経験と能力を言語化します ①ポジショニング:ステップ1はターゲットを決める

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①ポジショニング:ステップ2はインサイトを言語化する 前頁記載の人物が「どんな人」か言語化します どんな会社にいる人 どんなキャリア(経験) 歩んできた人 どんな仕事が 好きな人 (キャリア志向性) どんなペインを もっているか どんなリターンを もとめているか メガベンチャー (リクルート) 37歳 年収1,100万円 院卒で大手SIerに入社 し、物流企業の基幹シス テムの開発、PM、設計 に関わる。29歳でリクル ートに転職。メディア事 業の基幹システム開発に 関わったのちに、現在は 新規サービス開発なども 担当 事業志向:世の中に影響 あたえるサービス開発に 関わっていたい ・今の環境自体に大きな ネガはない ・新たに立ち上げたサー ビスを一定やりきって次 のチャレンジを検討 ・この環境で自分自身が やれる範囲の想像がつく ようになっている ・業界自体を変えるイン パクトの大きな仕事であ る ・ゼロイチのプロダクト 開発(新サービス、新機 能)に関われる ・裁量が大きく、意思決 定できることが多い ・ (衛生要因)経営陣が 技術への理解もあり、積 極的に投資している

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魅力項目(大) 魅力項目(小) 要素 自社魅力 市場の魅力 成長性の魅力 業界自体を変えるインパクトの大きな 仕事である 流通総額9兆円の世界有数の小売事業のシステム開発に関わり、 社会的に大きなインパクトを与えられる 仕事の魅力 フェーズの魅力 ゼロイチのプロダクト開発(新サービ ス、新機能)に関われる 新規プロダクト開発など0-1フェーズのissueが複数ある 仕事の魅力 立場・役割の魅力 裁量が大きく、意思決定できることが 多い エンジニア組織としては発展途上であり、自らが リーダーシップをもってやれる機会がある 会社/文化の魅力 方針/価値観の魅力 経営陣が技術への理解もあり、積極的に 投資している 経営テーマとして、デジタル領域への3000億円の投資を 掲げている ①ポジショニング:ステップ3は自社の強みを発見・定義する 次に、自社の強みを抽出する当社作成フレームに沿って、魅力を抽出します

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JTC メガベンチャー スタートアップ 業界自体を変えるインパクトの 大きな仕事である 同等 勝っている 勝っている ゼロイチのプロダクト開発(新 サービス、新機能)に関われる 勝っている 勝っている 同等 裁量が大きく、意思決定できる ことが多い 勝っている 同等 同等 経営陣が技術への理解もあり、 積極的に投資している 勝っている 同等 同等 ①ポジショニング:ステップ4は競合との差を見つける Insightで抽出したペルソナリターンに対して、採用競合と自社を評価します

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①ポジショニング:ステップ5は優位な立ち位置を定義する JTC スタート アップ メガ ベンチャー ハイレイヤーなエンジニアに対して、社会を変えるインパクトを持つ企業で、 エンジニアが大きな意思決定をリードできる仕事機会があるポジション 圧倒的な規模感 生活インフラ 大きな裁量をもって エンジニアがリードできる環境 デジタル・技術に投資

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エンタープライズ企業で エンジニアとして面白いことをやるならイオン ①ポジショニング:目指すべき状態を言葉にする イオンの場合の「AするならB社」

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 ブログ エンジニア特化の採用サイト  イベント  PR・取材 ②ツール 訴求したいメッセージとそのエビデンスをスライドに集約して、活動の軸として活用 ポジショニングを表現する 具体的な取り組みスライドに集約 具体的な取り組みの一つ一つを イベントやブログでも発信 スライドやPR、イベントなどを集約する ポータルとしての採用サイト

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イオンで働く魅力を 「他では得られない経験」と明示して表現 数値と具体的な事実や エピソードをつかって表現 ②ツールのこだわり よくある「会社紹介スライド」と同じ構成ではなく 「口説く」ことを意識したスライド構成

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サービス単位・システム単位での 技術的な挑戦を具体的な数値や事実で解説 全社横断で、イオンがチャレンジしている 技術的な取り組みの詳細を解説 ②ツールのこだわり エンジニアフレンドリーな言葉遣いと具体的な事実の記載へのこだわり

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③リーチ 2023年12月〜2023年2月にて連続的な発信活動を実施 23年12月 24年2月 23年11月 24年1月 Zenn立ち上げ イベント登壇 スライド+サイト公開 ブログ開始 イベント登壇 主催イベント開始

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1000人超集客のイベントをはじめとして月1回以上のイベント開催 参加登録 406名 参加登録 307名 参加登録 306名 参加登録 1,111名 ③リーチ:イベントによる多頻度な接点

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オウンドメディアやTECH BLOGの継続運用 はてなブックマークは500超 ③リーチ:記事コンテンツによる多頻度な接点

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成果 SNSでの反響(一部) 「エンタープライズ企業でエンジニアとして面白いことを やるならイオン」といった認知を形成

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ブランディングによる波及効果

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半年間で自己/リファラル応募で10名超内定承諾 エージェント経由の紹介数が毎月70件以上増 イベント開催の参加者数1,000名超 内定承諾率は2.0倍* 応募総数は130%* *ブランディング活動実施前と実施以降の単月平均 活動から半年強での“プラス”の成果

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TECH HIRE :https://techhire.trackrecords.co.jp/ Corporate :https://www.trackrecords.co.jp/