Slide 1

Slide 1 text

Microsoft Fabric のライセンスについて

Slide 2

Slide 2 text

免責事項  2025年5月20日時点の情報です  記載の内容は販売元(Microsoft 社)による公式な回答ではなく、公開情報を 総合的にまとめ、解釈した情報となります。 契約形態など様々な要因で異なる結果となることがありますので、特に費用に 関する正式な回答はMicrosoft 社にご確認ください

Slide 3

Slide 3 text

前提知識)Microsoft Fabric のアイテムの分類 Microsoft Fabric 内での成果物はFabric アイテムと Power BI アイテムに分類 される

Slide 4

Slide 4 text

Microsoft Fabric を利用するうえでのライセンスとアイテム Microsoft Fabric の利用では「容量ライセンス」と「ユーザーライセンス」が必要と なり、これらの内容により実施可能な作業が決定する  容量ライセンス: ワークスペースに割り当てることで Fabric アイテムを作成するためのライセンス F○○などのサイズ名称により実行可能なリソース量が変動  ユーザーライセンス: ユーザー個々が Fabric 環境(ワークスペース) で作業する際に必要となるライ センス。Power BI アイテムの作成で有償版が必要 Microsoft Fabric の概念 - Microsoft Fabric | Microsoft Learn

Slide 5

Slide 5 text

容量ライセンス ワークスペースに割り当てることで、ワークスペース内で Fabric アイテムの利用が有効化される。 割り当てない場合、 Power BI アイテムのみ利用可能な共有容量となる 購入方法は2種類  F SKU:Azure Portal から Azure リソースとしてデプロイする  秒単位課金、一時停止・再開・サイズ変更が即時に可能 Azure SKU の購入  P SKU:Power BI Premium Capacity として購入する ※現在新規の契約は不可のため、 新しく購入可能な容量ライセンスは F SKUのみ  月単位または年単位で課金され、月単位のコミットメントが設定 購入した容量は、1 つの容量を複数のワークスペースに割り当てて使用することが可能(以下のイメージ) ※逆に、容量ライセンスを分離することで、本番ワークスペースに影響を与えないなどのパフォーマンス分離を狙った構成が可能 Fabric F64 SKU 容量ライセンス Fabric F32 SKU ワークスペース A ワークスペース B ワークスペース C ワークスペース D ワークスペース なし(共有容量)

Slide 6

Slide 6 text

ワークスペース ワークスペース 補足)ワークスペースとは Microsoft Fabric のサービス内で作成した アイテムを格納し、同僚と共同作業するため の場所 (Teams における Teamの単位に近いイメー ジ) アクセス制御はワークスペースロールで編集ア クセスを付与するか、 アイテム個々の単位での閲覧アクセス権の 付与が可能 個人利用専用のワークスペースとしてマイワー クスペースがある ワークスペース ワークスペースロールによるアクセス制御 管理者 メンバー 共同作成者 ビューワー ワークスペース Microsoft Fabric Workspaces - Microsoft Fabric | Microsoft Learn

Slide 7

Slide 7 text

ワークスペースへの容量ライセンス割当  ワークスペースの作成時に選択するか 後から変更が可能  ライセンスモード = Pro or Premium Per User は容量割当のない状態 (共有容量)を指す

Slide 8

Slide 8 text

容量ライセンスの費用 二つの費用区分あり  One Lake(ストレージの費用):  完全従量課金モデル(保存されたデータ量と保持している期間に対して課金)  費用の計算方法:保存されたデータ量の価格×時間  Microsoft Fabric 容量(コンピューティング費用):  固定費型の従量課金モデル(利用がなくても起動状態時間により課金)  費用の計算方法: SKUに設定された単価×容量が起動状態である時間(秒)  予約容量により、最大41%の割引適用あり 詳細: Microsoft Fabric - 価格 | Microsoft Azure  筆者の Qiita 投稿もご活用ください Microsoft Fabric のコスト試算について解説してみる #MicrosoftFabric - Qiita

Slide 9

Slide 9 text

ユーザーライセンス  ユーザーに割り当てることで、ワークスペース内でユーザーができる実施可能な Power BI アイテムに対する操作が決定する ※どちらのライセンスもFabric 容量ライセンスが割り当てられたワークスペースでFabric アイテムの作成は可能  Fabric 利用の観点では無償版と有償版の2種で大別 価格は価格と製品の比較 | Microsoft Power BIを参照  無償ライセンス: Fabric Free できること  マイワークスペースでのPower BI レポートや、セマンティックモデルの開発、アップロード  有償ライセンス:Power BI Pro / Premium Per User できること  マイワークスペース以外でのPower BI レポートや、セマンティックモデルの開発、アップロード

Slide 10

Slide 10 text

ユーザーライセンス制約の例外について  F64 以上の F SKU(または P SKU)が割り当てられたワークスペースでは、 「Fabric Free ユーザーのPower BI アイテムへの読取り専用アクセス」が例外的 に許可される ワークスペース F64 SKU F2 SKU Power BI アイテム Fabric Free アクセス不可 読取専用アクセス ワークスペース Power BI アイテム ワークスペース Power BI アイテム

Slide 11

Slide 11 text

2025 年 5 月以降は Copilot ・ AI 機能が全ての有償 FSKU で利用可能に  Copilot and AI Capabilities will be accessible to all paid SKUs in Microsoft Fabric | Microsoft Fabric Blog | Microsoft Fabric にて、以前のF64 を必要とするライセンスルールを緩和することを発表  対象の機能  Copilot:Fabric の開発支援、Power BI でのインサイト取得支援  AI関数:データ加工時に、AIによる翻訳・分類などの処理やプロンプトベースでのデータ付与を行う  データエージェント:自然言語によるチャットでデータへの問い合わせを行う

Slide 12

Slide 12 text

Copilot for Microsoft Fabric ビルトインされた Copilot for Microsoft Fabric による開発生産性向上 Data Factory データ統合・準備 Data Warehouse T-SQL クエリ Data Science Python ノートブック開発 Power BI レポート開発 Real-Time Intelligence KQL クエリ

Slide 13

Slide 13 text

AI関数 Microsoft Power BI

Slide 14

Slide 14 text

Fabric データエージェント  自然言語により OneLake 上のデータに問い合わせ ファブリック データ エージェントのシナリオ (プレビュー) - Microsoft Fabric | Microsoft Learn

Slide 15

Slide 15 text

F SKU FCC有効化 FCC(Fabric Copilot Capacity) によるさらなる緩和  Fabric Copilot 容量: Copilotの実行を特定の容量にルーティングする機能  対象範囲を設定→FCCとして有効化  Fabric 容量ライセンスの割当のない状況でもCopilotを利用可能  共有容量上のワークスペース(マイワークスペース、Proワークスペースなど)  AI関数は対象外 任意のワークスペースや Power BI Desktop Power BI Copilot など FCC の対象範囲に含まれたユーザーが Copilot の処理を要求すると、FCC が 代わりに Copilot のための CU を提供

Slide 16

Slide 16 text

ユーザーライセンス 容量ライセンス Fabric 試用版容量 Power BI Pro/PPU (有償) ※試用版含む Fabric Free(無償) Fabric 有償容量 や Power BI Premium 容量 Data Factory Data Engineering Data Warehouse Data Science Real-Time Intelligence Power BI Microsoft Fabric Fabric アイテム Power BI アイテム なし (共有容量) まとめ:Microsoft Fabric ライセンスチートシート 非公式版 Microsoft Fabric の概念とライセンス - Microsoft Fabric | Microsoft Learn Databases ワークスペース マイワークスペース Power BI アイテム Fabric アイテム 〇 × × ワークスペース マイワークスペース Power BI アイテム Fabric アイテム 〇 閲覧のみ可 〇 ワークスペース (F64未満) ワークスペース (F64↑or Power BI premium 容量) マイワークスペース 閲覧のみ + Copilot・AI × 〇 Power BI アイテム Fabric アイテム 〇 + Copilot・AI マイワークスペース 〇 × マイワークスペース 〇 〇 ワークスペース ワークスペース 〇 + Copilot・AI ワークスペース (F64未満) ワークスペース (F64↑or Power BI premium 容量) マイワークスペース 〇 〇 + Copilot・AI 〇 + Copilot・AI 〇 〇 Copilot の記載がない組み合わせではFCC容量を構成することで Copilot・AI 利用可能 ただし共有不可 ただし共有不可 ただし共有不可

Slide 17

Slide 17 text

補足事項  容量ライセンスの一部の機能は FSKU 限定であることに注意  SKU ごとの Microsoft Fabric の機能 - Microsoft Fabric | Microsoft Learn

Slide 18

Slide 18 text

Microsoft Fabric コミュニティリソース コミュニティで働きかけるには ✓ Microsoft Fabric を無料体験する: https://aka.ms/try-fabric ✓ Fabric コミュニティとつながる: https://aka.ms/fabriccommunity ✓ 機能リクエストをして新機能に投票する: https://aka.ms/fabricideas ✓ MS 公式ブログを読む : https://aka.ms/fabricblog Microsoft Fabric を学ぶ ▪ 製品サイト : https://aka.ms/fabric ▪ Buildでのデジタルイベント動画 : https://aka.ms/build-with-analytics ▪ ドキュメント : https://aka.ms/fabric-docs ▪ eブック: https://aka.ms/fabric-get-started-ebook ▪ Microsoft Learn: https://aka.ms/learn-fabric ▪ エンドツーエンドのチュートリアル : https://aka.ms/fabric-tutorials ▪ Fabric Notes (解説図集): https://aka.ms/fabric-notes