OCI Oracle Database Services 新機能アップデート FY24Q1 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 / Autonomous & Analytics ソリューション部 2023年9月20日

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 2 下記サービスのFY24Q1(2023/06-2023/08)分のアップデート 1. Autonomous Database(ADB) 2. Base Database Service(BaseDB) 3. Exadata Database on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D) 4. Exadata Database on Cloud@Customer(ExaDB-C@C) 5. GoldenGate(OCI GG) 6. Database Migration (DMS) 目次

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 3 •Technical documentation •Oracle Database 23c New Features •Einstein announcement Oracle Database 23c がBase Database Serviceで利用可能に

Autonomous Database FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 Autonomous & Analytics ソリューション部 2023年9月20日

https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/adbsn/index.html 2023/6 • データベース・アクションのデータ共有 • Data Pump ImportでのAPIキーベー ス認証 • 自動フェイルオーバーのデータ損失制 限時間の設定 • Oracle Workspace Managerのサ ポート • 自動フェイルオーバー開始/終了イベ ントの提供 • オペレータ・アクセスイベントの提供 • 組み込みツールの可用性SLO • PE上のActive Directory Serversと のCMU構成 • サービス名の改名 • ストレージ割り当ての最大サイズの拡 張 2023/7 • フラッシュバック・タイム・トラベル • Data Pump ImportでのOCIリソースプ リンシパル認証 • データベース・アクションの個別機能リン ク • オブジェクト・ストレージとRESTエンドポイ ント管理 • DBMS_CLOUDパッケージの detectfieldordeオプション • Vaultシークレット資格証明のサポート • DBMS_CLOUD.EXPORT_DATAプロ シージャのディレクトリサポート 2023/8 • OCPUからECPUへのアップデートサポート • ECPUの自動バックアップ保持期間の選択 • AWS Glue Data Catalogとの統合 • DBMS_SHAREパッケージの提供 • 論理パーティショニング・チェンジ・トラッキングのサ ポート 前回のAutonomous Databaseユーザ会以降の新機能、機能強化 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 5 ADB-S：Autonomous Database （共有インフラストラクチャ）

https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/adbsn/index.html 2023/6 • データベース・アクションのデータ共有 • Data Pump ImportでのAPIキーベー ス認証 • 自動フェイルオーバーのデータ損失制 限時間の設定 • Oracle Workspace Managerのサ ポート • 自動フェイルオーバー開始/終了イベ ントの提供 • オペレータ・アクセスイベントの提供 • 組み込みツールの可用性SLO • PE上のActive Directory Serversと のCMU構成 • サービス名の改名 • ストレージ割り当ての最大サイズの拡 張 2023/7 • フラッシュバック・タイム・トラベル • Data Pump ImportでのOCIリソースプ リンシパル認証 • データベース・アクションの個別機能リン ク • オブジェクト・ストレージとRESTエンドポイ ント管理 • DBMS_CLOUDパッケージの detectfieldordeオプション • Vaultシークレット資格証明のサポート • DBMS_CLOUD.EXPORT_DATAプロ シージャのディレクトリサポート 2023/8 • OCPUからECPUへのアップデートサポート • ECPUの自動バックアップ保持期間の選択 • AWS Glue Data Catalogとの統合 • DBMS_SHAREパッケージの提供 • 論理パーティショニング・チェンジ・トラッキングのサ ポート 前回のAutonomous Databaseユーザ会以降の新機能、機能強化 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 6 ADB-S：Autonomous Database （共有インフラストラクチャ）

https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/dedicated/nfaee/index.html 2023/6 • ベース・シェイプのサポート（ADB- D） • 外部認証スキーム（Kerberos、 Microsoft Azure AD、IAM）のサ ポート • DBMS_CLOUDプロシージャでのディ レクトサポート • オブジェクトストアのAvro、ORC、 Parquetファイルのサポート • X10Mのサポート（ADB-C@C） 2023/7 • クロス・リージョンのData Guard構成サ ポート（ADB-C@C） • クロス・リージョンのクローンおよびバック アップからのインスタンス作成サポート （ADB-C@C） 2023/8 • データベースインメモリ列ストアのサポート 前回のAutonomous Databaseユーザ会以降の新機能、機能強化 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 7 ADB-D：Autonomous Database (専有インフラストラクチャ）

https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/dedicated/nfaee/index.html 2023/6 • ベース・シェイプのサポート（ADB- D） • 外部認証スキーム（Kerberos、 Microsoft Azure AD、IAM）のサ ポート • DBMS_CLOUDプロシージャでのディ レクトサポート • オブジェクトストアのAvro、ORC、 Parquetファイルのサポート • X10Mのサポート（ADB-C@C） 2023/7 • クロス・リージョンのData Guard構成サ ポート（ADB-C@C） • クロス・リージョンのクローンおよびバック アップからのインスタンス作成サポート （ADB-C@C） 2023/8 • データベースインメモリ列ストアのサポート 前回のAutonomous Databaseユーザ会以降の新機能、機能強化 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 8 ADB-D：Autonomous Database (専有インフラストラクチャ）

9 本日ご紹介するアップデート ＜データベース管理＞ • OCPUからECPUへのアップデートサポート（ADB-S） • ストレージ割り当ての最大サイズの拡張（ADB-S） • 新しいシェイプ・モデルのサポート（ADB-D/ADB-C@C) ＜データ連携＞ • Data Pump ImportでのOCIリソースプリンシパル認証（ADB-S） • DBMS_CLOUD.EXPORT_DATAプロシージャのディレクトリサポート（ADB-S） • データベース・アクションのデータ共有 (ADB-S) ＜可用性/バックアップ/DR＞ • フラッシュバック・タイム・トラベル（ADB-S） • ECPUの自動バックアップ保持期間の選択（ADB-S） ＜セキュリティ＞ • Vaultシークレット資格証明のサポート（ADB-S） Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates ADB-S：Autonomous Database （共有インフラストラクチャ） ADB-D：Autonomous Database（専有インフラストラクチャ）

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 10 データベース管理

11 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Update OCPU to ECPU Compute Model OCPUモデルからECPUモデルへの更新 既存のインスタンスに対して、OCPUモデルからECPUモデルへ更新ができるように可能になりました。モデル更新によるダウ ンタイムは発生しません。 留意点 • ECPUモデルからOCPUモデルへの変更はできません。 • ストレージサイズは更新前のサイズが保持されます • Autonomous Data Guard構成およびバックアップ・ベースのDR構成の場合、ピア・データベースもECPUモデルに自 動的に更新されます • リフレッシュ可能クローンを作成している場合、クローンのコストモデルは更新されません ※インスタンス作成時のデフォルトのコストモデルおよび推奨モデルはECPUモデルですが、OCPUモデルを継続利用するこ ともできます。 2023/8 Documentation: Update to ECPU Billing Model on Autonomous Database

Update OCPU to ECPU Compute Model OCPUモデルからECPUモデルへの更新 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 12 更新のためのリンク ECPU数の指定 デフォルトは元のOCPU相当の値 （*4)が設定される ストレージは元のサイズがそのまま維 持される バックアップ保持期間の指定 更新後へに変更も可能

Update OCPU to ECPU Compute Model OCPUモデルからECPUモデルへの更新 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 13 ECPU数の表記 バックアップ保持期間の編集リンク バックアップ・ストレージサイズの表記

14 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Choose Backup Retention Period with ECPU Compute Model ECPUモデルでの自動バックアップ保持期間の選択 ECPUモデルでは自動バックアップ保持期間を1日から60日間の範囲で設定が可能です。バックアップ保持期間が短縮さ れると、バックアップのサイズが小さくなるため、バックアップ用のストレージコストを抑えることができます。 （OCPUモデルは自動バックアップは60日間固定であり、バックアップ保持にかかる費用は無償のままです。） 2023/8 Documentation: Edit Automatic Backup Retention Period on Autonomous Database 留意点 • ピアデータベースがプライマリになったときに取得されるバックアップ の保持期間はソースのバックアップ保持期間と同じになります。

15 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Increase in self-service storage limit 新しいストレージ割り当て最大サイズ ADB-Sの1インスタンスのストレージの最大割り当てサイズが384TBになりました。これまで128TBより大きなストレージを割 り当てる場合、SRでのリクエストが必要でしたが、OCIコンソール、APIで指定が可能です。 2023/6 留意点 • ストレージの自動スケーリングをONにした場合の最大サイズは 384TBまたは指定したベースストレージの3倍の値の小さいほうとな る (Documentation: Storage Auto Scaling) • ベースストレージが384TBの場合は以下が適用される • OCPU/ECPUの数に関わらず、Exadata Infrastructureのフル I/Oキャパシティの利用となる (Documentation: Provision Autonomous Database) • メンテナンス枠のカスタマイズが可能（特定の曜日の2時間 枠の指定）(Documentation: About Scheduled Maintenance and Patching) • 384TBを超えるストレージが必要な場合は要相談

16 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Autonomous - Dedicated expands infrastructure options 新しいシェイプ、モデルのサポート ベース・シェイプのサポート ADB-C@Cは4月、ADB-Dは6月にクォータラックの1/2程度の構成のベース・シェイプがサポートされました。ADB-Dは複 数のVM Clusterをサポートしないのでご注意ください。 • 2つのデータベース・サーバー（ADB-D:コンピュートあたり 24CPUコア、メモリ360GB） • 3つのOracle Exadata Storage Server（ADB-D：ローカルバックアップなしの最大データベースサイズ 74TB) X10Mのサポート（ADB-C@C） ADB-C@Cで最新モデルX10Mが利用できるようになりました。データシートはこちら • 世界最速のOLTP • 2,520万 OLTP Read IOPS (8K IOs) • Exadata RDMA Memoryによる17マイクロ秒以下のOLTP IOレイテンシ • 世界最速の分析 • 毎秒1TB以上の分析スキャン・スループット • ラック追加に比例してパフォーマンスがスケール Dedicated

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 17 データ連携

18 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Oracle Cloud Infrastructure Resource Principal for Oracle Data Pump Import Data PumpインポートでOCIリソース・プリンシパルを利用可能に OCIリソース・プリンシパルをData Pumpのインポート(impdp)のcredentialパラメータに使用できるようになりました。例え ばエクスポート(expdp)で出力したダンプファイルをOCI Object Storageに移動したケースでご利用いただけます。 注意： • エクスポート(expdp)ではOCIリソース・プリンシパルはサポートされていません。 • expdpでObject Storageに出力したダンプファイルのインポート(impdp)にOCIリソース・プリンシパルは利用できません。 (expdpで利用したクレデンシャルを使用する必要があるため) 2023/7 Documentation: Import Data Using Oracle Data Pump with OCI Resource Principal Credential -- Importの実行 impdp admin/password@db2022adb_high directory=data_pump_dir ¥ credential= 'OCI$RESOURCE_PRINCIPAL' ¥ dumpfile= https://objectstorage.us-ashburn-1.oraclecloud.com/n/namespace-string/b/bucketname/o/export%u.dmp ¥ parallel=16 ¥ encryption_pwd_prompt=yes ¥ exclude=cluster,indextype,db_link

Oracle Cloud Infrastructure Resource Principal for Oracle Data Pump Import Data PumpインポートでOCIリソース・プリンシパルを利用可能に Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 19 Object Storage expdp admin/passwd dumpfile=https://objectstorage../n/xx/b/xx/exp%U.dmp credential=cred_admin : (DBMS_CLOUDパッケージ要） expdp user/passwd directory=data_pump_dir dumpfile=exp%U.dmp : impdp user/passwd@adb1_high dumpfile=https://objectstorage../exp%U.dmp credential=oci$resource_principal : impdp user/passwd@adb1_high dumpfile=https://objectstorage../exp%U.dmp credential=oci$resource_principal : 移動/コピー credential=cred_adminなら成功します エクスポート元のDatabase ダンプファイル インポート先のAutonomous Database ダンプファイル

20 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Export to Directory with DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA DBMS_CLOUD.EXPORT_DATAのディレクトリへのエクスポートサポート DBMS_CLOUD.EXPORT_DATAを使って、問い合わせの結果データをディレクトリにエクスポートできるようになりました。 2023/7 Documentation: Export Data to a Directory -- ディレクトリの作成 CREATE DIRECTORY export_dir AS 'export_dir'; -- 作成したディレクトリにエクスポート BEGIN DBMS_CLOUD.EXPORT_DATA( file_uri_list => 'export_dir:sales.dmp', format => json_object('type' value 'datapump'), query => 'SELECT * FROM sales' ); END; /

-- AWS Glueへリンクする begin dbms_dcat.set_data_catalog_conn(region => 'us-west-2', catalog_type=>'AWS_GLUE'); end; -- メタデータを同期する（AWS GlueをソースにADBに自動的に外部表を作成） begin dbms_dcat.run_sync(synced_objects=>'{"database_list":["*"]}') end; -- 外部表へ検索を行う SELECT * FROM glue$parq_tpcds_oracle_parq.store; 21 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates AWS Glue Data Catalog Integration AWS Glue Data Catalogとの統合 AWS Glue Data Catalogのメタデータとの同期ができるようになりました。同期により、AWS S3に保存されているデータに ついてAWS Glueが収集したすべての表に対し、自動的に外部表が作成され、データにアクセスができるようになります。 表を個別に管理することがないため、管理コストが削減されるだけでなく、Autonomous DatabaseからAWS S3上の最 新のデータ検索が可能になります。 2023/8 Documentation: Query External Data with AWS Glue Data Catalog blog: Automate multi-cloud analysis by integration of Autonomous Data Warehouse with AWS Glue

Oracle Cloud内での最適化された共有 （クラウド・リンク：Autonomous Database間） • クラウド・リンクとOCIインフラストラクチャおよびメタデータを 介して実装 • 自動受信者通知および共有検出 Copyright © 2023 Oracle and/or its affiliates 22 OracleおよびOracle以外の受信者に対するオープンでセキュアなデータ共有 • 企業全体とリージョン/データ・センター間で共有 • セキュアな管理されたデータ共有: 権限付与、取消し、監査、追跡 任意のクラウドの誰とでも共有 • オープン標準のDelta Sharing プロトコルを介して共有 • サポートされている任意の受信者(他のデータベース、 データ分析ツール、オープンソース・プラットフォーム)と データを共有 Autonomous Databaseでのオープンなデータ共有

クラウド・リンク OCIのアクセス・メカニズムを利用してAutonomous Database間でのデータ共有（読み取り専用）を行うことができる クラウド・リンクの機能が追加されました。 Autonomous Database間のネットワーク・アクセスの設定やデータベース・リンクの作成を行うことなく、 データ所有者が対象の表やビューをクラウド・リンクのデータ・セットとして登録するだけで、 指定したスコープに対するデータの共有が簡単に行えます。 （クラウド・リンクによるデータの最大共有範囲は同一リージョン内） 共有対象： • 表またはビュー 共有スコープ： • リージョン（同一リージョン内の他のテナンシ） • テナンシ • コンパートメント • 特定のAutonomous Database Documentation:Autonomous Databaseのクラウド・リンクについて blog:Database links in Autonomous Database Shared are the past - Cloud links are the future リージョン クラウド・リンク ネームスペース 登録 参照 データ・セット 表、ビュー Copyright © 2023 Oracle and/or its affiliates 23

共有プロバイダとしての Autonomous Database 共有受信者としての Autonomous Database Autonomous Database用に 最適化されたOracleからOracle Delta Sharing Delta Sharing Oracle クラウド・リンク データ共有のユースケース

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 25 可用性

26 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Flashback Time Travel フラッシュバック・タイム・トラベル フラッシュバック・タイム・トラベル（旧フラッシュバック・データ・アーカイブ）の機能が利用可能になりました。 Oracle Flashback Technologyを使用して、表の変更履歴を自動的かつ透過的にアーカイブすることで、 過去の特定時点の表データや表データの変更履歴を取得することが可能になります。（デフォルトの保持期間は60日） フラッシュバック・タイム・トラベルを利用するには、CREATE TABLE文、ALTER TABLE文にFLASHBACK ARCHIVE句を 指定して、表ごとにフラッシュバック・タイム・トラベルを有効化する必要があります。 アーカイブの保持期間を変更するには、DBMS_CLOUD_ADMIN.SET_FLASHBACK_ARCHIVE_RETENTIONプロ シージャを使用します。 2023/7 Documentation: Tracking Table Changes with Flashback Time Travel ・Flashback Time Travelを有効にして表を作成 CREATE TABLE emp ( ......... ) FLASHBACK ARCHIVE; ・指定した時点の表データを取得 SELECT * FROM emp AS OF timestamp TO_TIMESTAMP('2023-07-26 19:36:00', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS'); ・フラッシュバック・アーカイブの保持期間を180日に変更 EXEC DBMS_CLOUD_ADMIN.SET_FLASHBACK_ARCHIVE_RETENTION(retention_days => 180);

Flashback Time Travel フラッシュバック・タイム・トラベル Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 27 -- 現在のタイムスタンプを確認 SELECT systimestamp FROM dual; SYSTIMESTAMP ------------------------ 2023-08-17T09:07:21.413Z -- EMP表に挿入、更新を実行 INSERT INTO emp VALUES (7369,'SMITH','CLERK',7902,to_date('17-12-1980','dd-mm-yyyy'),800,NULL,20); UPDATE emp SET job='MANAGER' WHERE empno = 7369; COMMIT; UPDATE emp SET job='SALESMAN' WHERE empno = 7369; COMMIT; -- 変更履歴を確認 SELECT empno, ename, job, versions_starttime, versions_endtime FROM emp VERSIONS BETWEEN TIMESTAMP TO_TIMESTAMP('2023-08-17 09:07:21', 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') AND systimestamp WHERE empno = 7369; EMPNO ENAME JOB VERSIONS_STARTTIME VERSIONS_ENDTIME ----- ----- -------- -------------------- -------------------- 7369 SMITH SALESMAN 2023-08-17T09:07:58Z 7369 SMITH MANAGER 2023-08-17T09:07:46Z 2023-08-17T09:07:58Z 7369 SMITH CLERK 2023-08-17T09:07:25Z 2023-08-17T09:07:46Z

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 28 セキュリティ

29 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates Vault Secret Credential Objects Vaultシークレット資格証明 OCI Vaultのシークレットを使用して、DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALで資格証明を作成できるようになりました。 Autonomous Databaseはシークレットが格納されたボールトにアクセスを行うため、あらかじめリソース・プリンシパル認証を 有効にする必要があります。 ユースケース • Autonomous Databaseインスタンスからクラウド・リソースにアクセスするときのシークレット（パスワード）の重複回避 • データベース・リンク利用でのセキュリティ向上（接続元のデータベースのDBMS_CLOUD.CREATE_DATABASE_LINKの コードでパスワードを記載しない） 2023/7 Documentation: Use Vault Secret Credentials BEGIN DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIAL( credential_name => 'OCI_SECRET_CRED', params => JSON_OBJECT( 'username' value 'SCOTT', 'secret_id' value 'ocid1.key.co1.iad.example..aaaaaaaauq5ok5nq3bf2vwetkpqsoa' )); END; /

Oracle Base Database Service (BaseDB) FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2023 年 9月 20日

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 31 FY24 Q1 アップデート • ArmベースのAmpere A1シェイプに対応 • 同じリージョン内の異なる可用性ドメイン(AD)へバックアップを利用したデータベース作成 • 自動バックアップのデフォルト保存先が自律型リカバリ・サービスに変更

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 32 BaseDBにてVM.Standard.A1.Flexに対応 • シングル・インスタンス、LVMのみをサポート • Enterprise Edition以上、RU19.19(April 2023)以降で作成可能 現状の制限 • Ampere A1とAMD/Intelシェイプ間でのDG構成不可 • ZRCVやOCI Vault、カスタムイメージには未対応 Base Database ServiceでArmベースのAmpere A1シェイプが使用可能に Shape Type Flexible Processor Ampere Shape Name VM.Standard.A1.Flex OCPU 1 – 57 Memory※1 8 – 456(GB) Storage (使用可能なストレージ) 256GB – 40TB Network※1 1 – 40 Gbps 2023/6/28 追加

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 33 • ソースのデータベースが存在する可用性ドメイン(AD)とは 異なるADにバックアップからデータベース作成が可能に • 複数ADが存在するリージョンで、異なるADにまたがって データベースが作成可能に • 考慮点は同一ADへのデータベース作成時と同じ • サポート対象のバックアップ • 自動バックアップで取得されたバックアップ • Autonomous Recovery Service(RCV/ZRCV)、 Object Storageどちらも利用可 • 作成可能なOracle Database • ソース・データベースのバージョンと同等もしくはそれ以上の データベース・バージョンで作成可能 • セキュリティ・ゾーン・コンパートメントのバックアップは セキュリティ・ゾーン・コンパートメントにのみ作成可能 同じリージョン内の異なる可用性ドメイン(AD)へバックアップを利用したデータベース作成が可能に 2023/7/26 追加 ExaDB-D共通

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 34 Autonomous Recovery Service(RCV/ZRCV)が自動バックアップのデフォルト保存先に • 新規データベース作成時、「自律型リカバリ・サービス」が自動バックアップの保存先として表示 機能有効リージョンでは、リカバリ・サービスのサービス制限が自動付与(別途追加申請も可能) • 保護されたデータベースの合計ストレージ量(protected-database-backup-storage-gb)：2,048GB • 保護されたデータベースの合計数(protected-database-count) ：5 自動バックアップのデフォルト保存先が自律型リカバリ・サービスに変更 GRU Sao Paulo VCP Vinhedo YUL Montreal YYZ Toronto HYD Hyderabad BOM Mumbai 今後、NRT・KIX含む他リージョンにも段階的に展開予定 現在の機能有効リージョン 2023/8/21 追加 ExaDB-D共通

Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2023 年 9月20日

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 36 ExaDB-D New Feature BaseDB ExaDB-C@C August 24, 2023 Backup and Restore from a Standby Database in a Data Guard Environment August 21, 2023 Cancel a Running Full or Incremental Backup 〇 August 17, 2023 Autonomous Recovery Service as the Default Backup Destination 〇 August 02, 2023 Exadata Fleet Update 〇 August 01, 2023 Update Guest VM (domU) Operating System to Oracle Linux 8 〇 July 26, 2023 Restore a Backup to Create a Database Across Availability Domains within the Same Region 〇 FY24Q1 他サービスでの実装状況

コンソール、APIによるOSイメージ更新 OSイメージ更新の機能を利用して、Guest VM(DomU)に対してExadata System Software(ESS) 23.1.3以降を 適用し、Oracle Linux を 7.9 から 8.8 にアップデート可能 Guest VM(domU)にESS 23.1(OL8)を適用可能に Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 37 2023/8/1 追加 ExaDB-C@C 共通

ESS 23.1 へアップデートする際の最小要件 Exadataイメージ(ゲストOS):要件を満たさない場合、事前にESSのアップデートが必要 • ESS 22.1.0(2022/5リリース) 以降 • ESS 21.2.10(2022/3リリース)以降 Oracle Grid Infrastructure: 要件を満たさない場合、事前にGIのアップデートが必要 • リリース19c: RU19.15(2022/4リリース) 以降(デフォルト) • リリース21c: RU21.6(2022/4リリース) 以降 Oracle Database: 要件を満たさない場合、事前にDBのアップデートが必要 • リリース19c: RU19.15(2022/4リリース) 以降(デフォルト) • 「Market Driven Support」または「Quarterly Updates」例外承認についてはマニュアル参照 Exadataインフラストラクチャ・メンテナンスが24時間以内にある場合、更新機能は使用不可 Exadata Cloud Infrastructureが23.1より前のExadataイメージ・バージョンで実行されている場合、 仮想マシンまたはデータベース・サーバーの追加不可 Grid InfrastructureおよびOracle Databaseの使用可能な最新バージョンに更新することを推奨 Guest VM(domU)にESS 23.1(OL8)を適用可能に Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 38 2023/8/1 追加 ExaDB-C@C 共通

OCI Region ExaDB-D ExaDB-D ExaDBに対するパッチ適用サービス • ExaDB-D/ExaDB-C@C上のDBおよび GIのアップデートを簡素化、標準化 • 単一のメンテナンス・スケジュールを利用して、 DBとGIをそれぞれのグループでアップデート • OCIネイティブなサービスでOCIコンソール、 API、CLIから実行可能 • 無償サービス Announcing Exadata Fleet Update https://blogs.oracle.com/maa/post/a nnouncing-exadata-fleet-update https://blogs.oracle.com/oracle4engi neer/post/announcing-exadata-fleet- update-jp Exadata Fleet Update Overview https://youtu.be/IgGEnykNGss Exadata Fleet Updateサービス Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 39 ExaDB-D Database Collection Grid Infrastructure Collection 2023/8/2 追加 ExaDB-C@C 共通

スタンバイ・データベースで自動バックアップをスケジュールし、保持期間とバックアップ・スケジュールを構成可能 • プライマリ環境からスタンバイ環境へObject Storageへの自 動バックアップ取得の負荷をオフロード • スタンバイ・バックアップを使用してスタンバイ・データベースをリ ストア(in-place restore) • 可用性ドメイン(AD)をまたがるスタンバイ・バックアップから新し いデータベースを作成(out-of-place restore) • スタンバイ環境でオンデマンドのフル・バックアップ作成 考慮事項 • オブジェクト・ストレージへのバックアップでのみ利用可能 • データベースが19c以降で利用可能 • スタンバイ・バックアップを利用したプライマリ・データベースのリストア 操作は不可 スタンバイ・データベースでの自動バックアップ取得およびリストア Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 40 2023/8/24 追加

Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 41 [ExaDB-D/ExaCS] What’s New in Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure https://docs.oracle.com/en/engineered-systems/exadata-cloud-service/ecscm/exa-whats-new.html [ExaDB-C@C/ExaCC] What’s New in Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer Gen2 https://docs-uat.us.oracle.com/en/engineered-systems/exadata-cloud-at-customer/ecccm/ecc- whats-new-in-exadata-cloud-at-customer-gen2.html [BaseDB/DBCS] What's New in Oracle Base Database Service https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/base-database/whats-new/ Release Notes | Database https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/services/database/ 新機能はマニュアルからチェック

Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C) FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2023 年 9月20日

ExaDB-C@C の TDE暗号化に OKV (Oracle Key Vault）が利用可能に • オンプレミスのOracle Key Vault (OKV)をCloud@Customer上のOracle Exadata Database Serviceと統合して、重要なデータをオンプレミスで保 護できるようになりました • Oracle Key Vaultの統合により、暗号化キーを完全に制御し、外部の集中キー管理デバイスに安全に保管できるようになりました • 制限事項 • Data Guard 非対応 • リモートクローンPDB はOKV利用時は手動で対応が必要 Oracle Key Vault (OKV) Integration with ExaDB-C@C to Manage Transparent Data Encryption (TDE) Keys Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 43 2023/7/4 追加

ExaDB-C@C でシリアルコンソールの利用が可能に • シリアルコンソールアクセス接続を作成・削除が出来るようになる • 作成したら削除する必要がある。24hで自動削除 • Exadata Infrastructure 22.1.10 以降で対応 • 上記バージョン以降の新規作成VMで利用可能 • 上記バージョン以前に作成したVMでは後日の四半期メンテナンス以降で利用可能になる予定 • root、opcユーザーのパスワードを設定 • 起動しなくなったVM 、ログイン出来なくなったVMのトラブルシューティングに利用可能になる（メンテナンスモードでのLinux起動） Manage Serial Console Access to ExaDB-C@C Systems Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 44 2023/6/20 追加

• 従来、クラウドの契約のみをお持ちのお客様は、MOSから個別パッチのダウンロードが出来ませんでしたが、 OCI コンソールおよび API から個別パッチをダ ウンロードすることが出来るようになった。 • ダウンロードしたパッチをコンソールや API 経由で適用するオプションは無 • ダウンロードした個別パッチを適用するには、顧客は VM にログインし、パッチ適用ユーティリティの実行が必要 • 個別パッチのダウンロードは、データベース ソフトウェア イメージ (DSI) の作成に代わるものではない • お客様は、データベース ソフトウェア イメージ (DSI) を引き続き使用して、カスタマイズされたイメージを構築および展開する必要がある • パッチのダウンロード パスは 4 日間有効 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 45 Manual Software Updates 2023/7/18 追加

OCI GoldenGate (OCI GG) FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2023 年 9月 20日

2023/06 • ExaDB-C@Cを接続先としてサポート • デプロイメントストレージのハード制限の追加 2023/7 • デプロイメント・バックアップコピー機能の追加 • テスト接続機能の追加 2023/8 • メンテナンス期間カスタマイズ機能の追加 OCI GoldenGate サービスアップデート(FY24Q1) Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 47

ExaDB-C@Cを接続先としてサポート OCI GodenGate のOracle Databaseデプロイメントタイプに Oracle Exadata Cloud@Customerの接続先がサポートされました。 ※マニュアルにも記載がありますが、ExaDB-C@Cへ接続する場合もOCI GoldenGateはリモート構成となります。 データベースの変更履歴がお客様データセンターとOCI GoldenGateが配置されているリージョンを ネットワーク経由で移動するため注意してください。 OCI GoldenGate Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 48 https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/goldengate-service/wxntz/#articletitle Deployment type サポートされる接続タイプ Oracle Database Oracle Database 11.2.0.4, 12.1.0.2, and higher(12.2, 18cを除く) Oracle Exadata 11.2.04, 12.1.0.2, and higher(12.2, 18cを除く) Oracle Exadata Cloud Service Oracle Exadata Cloud@Customer (リモート構成のみ) Oracle Autonomous Transaction Processing Oracle Autonomous Data Warehouse Amazon RDS for Oracle 19 and higher

デプロイメントストレージのハード制限の追加 OCI GodenGate デプロイメントのストレージにハード制限が追加されました。 • 1OCPUあたり250GBのソフト制限と1OCPUあたり500GBのハード制限が設けられています。 • ハード制限を超えると、サービスの機能やパフォーマンスが制限される場合があります。 • ストレージ使用量の監視やアラームを作成し、必要に応じてトレイル・ファイルのパージタスクを実行してください。 例：4OCPUで構成した場合 ⇒ ソフト・リミットは1TB、ハード・リミットは2TB https://docs.oracle.com/cd/E83857_01/paas/goldengate-service/ebbpf/#articletitle OCI GoldenGate Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 49

デプロイメント・バックアップコピー機能の追加 OCI GodenGate デプロイメント・バックアップをオブジェクト・ストレージにコピー可能になりました。 • OCIコンソールから簡単にバックアップをコピーすることができます。 • バックアップをオブジェクト・ストレージからローカルにダウンロードすることでログファイルやトレイル・ファイルを含む GoldenGateデプロイメントの全てのディレクトリにアクセスできます。 OCI GoldenGate Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 50 https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/goldengate-service/waexe/index.html#articletitle

テスト接続機能の追加 OCI GodenGate に割当てた接続へテスト接続できるようになりました。 • デプロイメントの詳細から[割当て済接続]にアクセスし[接続のテスト]から実行できます。 • 構築時にエラーが発生した場合、エラー原因の切り分けに役立てることが可能です。 OCI GoldenGate Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 51

メンテナンス期間カスタマイズ機能の追加 デプロイメントのメンテナンス期間をより詳細にカスタマイズ可能になりました。 • デプロイメントの詳細[メンテナンス]から[編集]を選択すると、自動アップグレードまでの期間を調整可能です。 • 今回の機能追加により自動アップグレードまでの期間を以下のように短縮可能になりました。 • メジャー・リリース：0 〜 365 • バンドル・リリース：0 〜 180 (セキュリティ修正を含まない場合) • セキュリティ・パッチ：0 〜 14 OCI GoldenGate Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 52

OCI Database Migration Service(DMS) FY24Q1 サービスアップデート 日本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2023 年 9月20日

FY24Q1 アップデート一覧 • 概要ページのデザインが新しくなった • データベース接続テスト機能 • プライベート・エンドポイントを持ったデータベース接続のNSGのサポート • データベース・ホストへのSSH接続なしで初期移行が可能になった • 移行するオブジェクトをまとめて含めるもしくは除外することが可能になった • 検証と移行のエラー、原因、解決策が見やすくなった • 表領域を自動作成するターゲット・データベースのブロック・サイズの指定が可能になった OCI Database Migration Service (DMS) Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 54

概要ページのデザインが新しくなった OCI Database Migration Service サービスのヘルス 状態が確認できる DMSに関連する ドキュメント一覧が 表示されている 移行の状態と合計数が ダッシュボードに表示される Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 55

データベース接続テスト機能 OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 56 診断可能な接続問題: • 誤ったIPアドレスやポート番号 • パブリック接続かプライベート接続かの誤った指定 • 誤ったデータベース認証、期限切れのデータベー ス認証、ロックされたデータベース認証 • セキュリティ・リストもしくはNSGの入力不足 • FastConnect、VPN、または他のネットワーク接 続方法を介したオンプレミスのデータベースへの接 続の失敗 接続のテストの実行は任意です

プライベート・エンドポイントを持ったデータベース接続のNSGのサポート • データベース接続に対して最大5個のネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)を追加可能になった • NSGを使用するとサブネット内の各リソースに対して接続に必要なネットワーク・ルールを限定して設定できる • セキュリティ・リストを使用するとサブネット内のすべてのリソースに対して設定したネットワーク・ルールが適用されてし まう ⇒ 個別にサブネット内の各リソースのネットワーク・ルールを設定したい場合はNSGが有効である OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 57

データベース・ホストへのSSH接続なしで初期移行が可能になった OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 58 • ADB以外のデータベースへの接続では、初期移行におけるダ ンプファイルの転送にSSH接続が必須であったが、SSH接続 設定は任意となった • デフォルトではOracleの内部処理(HTTPSを介したOSSへの 接続)によってダンプが転送される SSH接続の設定は拡張オプション の項目に移動された

データベース・ホストへのSSH接続なしで初期移行が可能になった OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 59 HTTPSを使用して転送する場合は、SSLウォレットが 必要となる

移行するオブジェクトをまとめて含めるもしくは除外することが可能になった OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 60 「拡張オプション」の「選択したオブジェクト」で 「拡張エディタの使用」ボタンをクリックすると テキストを入力することができる • 移行に含めるオブジェクトや除外するオブジェクトをテキストで 指定できるようになった • 移行の作成の設定画面の「選択したオブジェクト」内の エディタ上にまとめて条件を入力できる

検証と移行のエラー、原因、解決策が見やすくなった OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 61 「問題」と「アクション」によってエラーの原因と 可能な解決策がより明確になった

表領域を自動作成するターゲット・データベースのブロック・サイズの指定が可能になった OCI Database Migration Service Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates 62 「8K」か「16K」からブロックサイズを 選択できる • DMSのオンライン移行の初期ロードにおいてターゲット・データ べース(ADB-S以外)に自動作成する表領域のブロック・サイズ が任意で指定可能になった

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