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WACATE 2024 冬BPPセッション 実利の世界で、表現者である

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みなさんには、なにか芸術表現を行なった経験はありますか？

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ワイはこれから、一体なんの話を聞かされるんや……？

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WACATE はテストがテーマのはずでは？

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関係があると思って聞いてください

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自己紹介

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杞憂 @kiyou77

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WACATE との関わり

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テストのキャリアとしてはようやく3年が経過

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演劇については10年弱

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今日はここの経験で考えたことや学んだことをお話しします

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実利の世界で、表現者である、とは？

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伝達と表現

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ある中年女性の語り

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何もとしてしまう時

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回答結果を覚えていますか？

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最初の質問になんと答えたか？

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劇の目で自らの生を見ている

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劇とは何か

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私たちの目は止まっているものよりも動いているものを見留めてしまう

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小さいものよりも大きいものを

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意味のないものよりも意味のあるものを

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平凡なものよりも特異なものを認めてしまう

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表現は「何も」としてしまうものので足を止めようとすること

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伝達と表現という2つのコミュニケーション

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実利を求める世界では伝達が優位

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何を伝えるかとどう表すかは不可分

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伝達に価値があることを認めながらも、表現に価値を置く

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実利の世界で、表現者であるためには？

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観察、表現、そして制作へ

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今体の内側で起こっていることを観察してみてください

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観察するとは、わかりづらいものを認めようとすること

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まずはそのまま見る

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飽きるまで見る

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飽きたので遊ぶ

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見え方が変わる

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遊びながら見ることが観察である

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観察したものを表現する

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表現されたものを取り込みさらに変化する

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表現を通して世界と関わることができる

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表現の持続的な運動＝制作

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終わりに

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結局テストとの関係は？

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まあええやないですか

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表すとは、他の人間に対して表す

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何もに何かを見出そうとしない

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見ることと見られることは一連の運動

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変化はとても怖い

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太田省吾(2006)『プロセス 太田省吾演劇論集』而立書房 上妻世界(2018)『制作へ 上妻世海初期論考集』オーバーキャスト エクリ編集部 斎藤環(2024)『イルカと否定神学 対話ごときでなぜ回復が起こるのか』医学書院 山縣太一(2019)『身体と言葉―舞台に立つために 山縣太一の「演劇」メソッド』新曜社 また、「観察」についてはダンサー・手塚夏子のワークショップにて多くを学んだ