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Forestgeo.info QGISプラグイン RoutePlannerJP 2026/05/21 CC BY 4.0表示

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RoutePlannerJPとは Point1 国土交通省が公開する道路 データ(信頼性が高いデー タ)をベースマップに使用  国土数値情報・道路データ(2024年度版)のうち、一般道(原典から高速道路や歩道等が除外)を用いて、距離最短・時間最小の ルートを上位1~3位まで計算し、ラインデータとして出力するQGISプラグインです。  災害対応や土木工事等での利用を念頭に置き、通行不能箇所をポリゴンで指定して検索したり、幅員の狭い道を除外して検索したりす ることができます。 Point2 通行不能箇所を指定して検索 するなど、GISらしい重ね合わせ 検索を実装 Point3 自由度の高い起点・終点の検 索機能を実装(地図クリック、 座標指定、町字検索、住所検 索の4パターン) 町字:デジタル庁アドレスベースレジストリ 住所:国土地理院ジオコーダAPI Point4 プラグイン側で用意したネット ワークデータを利用(全国対 応) 1

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使用するネットワークデータ  詳細は、プラグインに同梱する製品仕様書(data_spec.md)を参照してください。 2

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プラグインの起動  本プラグインは、ツールバー「プラグイン」に表示されます。  プラグインUIは、ポップアップではなく、画面右側のサイドバー(プロセッシングツールなどが表示される場所)にビルドされます。 3

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プラグインの使用方法①|ネットワークデータをローカルキャッシュ  初回起動時のみ、Forestgeo.infoのWEBサーバから、ネットワークデータ(.parquet等)をダウンロードします。データ更新ボタンを押すと、 自動でダウンロードが開始され、Windowsの場合は、Cドライブの中にキャッシュされます。キャッシュデータを削除しない限り、2回目以降は この操作の必要ありません。  ダウンロードが完了したら、経路計算用グラフを構築します。原典で道路分類=不明となっているものや、幅員3m未満となっているものを 除いてグラフを作成する場合は、 を外した上で、グラフ構築を押してください。グラフ構築は、プラグインをON/OFFするたびに実行する必要 があります。 クリック クリック 選択 補足)キャッシュしたネットワークデータはQGIS上に取り込まず、バックグラウンドで演算に使われます。 どうしてもデータを見たい方は、手動で取り込んでください(ただし、激重ですので、推奨しません・・・)。 4

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プラグインの使用方法②|検索範囲と通行不能箇所の指定  ルート検索を軽量化するため、バウンディングボックスを設定することとしています。起点と終点の位置座標から±何㎞までをマージンに取っ て経路検索するか数値で指定します。例えば、山をぐるっと迂回するルートを検索する場合などは、マージンを広めにとるなどが考えられます。  ルート検索から外したい箇所(例えば、土砂崩れで通行不能となっている等)があれば、ポリゴン(ポイント・ラインは×)で道路を覆いか ぶせてください。「選択中の地物のみを使う」に をすれば、選択中のポリゴンのみが検索上で考慮されます。こちらは、任意で使用します。  プラグインUI  マージンの考え方  通行不能ポリゴンの指定 考慮される (選択中) 考慮しない 5 起 終 ←マージン→ 検索範囲 検索されない 検索される ←マージン→

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プラグインの使用方法③|検索の起点・終点の指定  起点と終点の指定方法は、①地図クリック、②座標指定、③町字検索(デジタル庁アドレスベースレジストリ)、④住所検索(国土地 理院ジオコーダAPI)の4パターンを用意しています。これらの検索地点の最寄りのノードが起点・終点となります。  なお、③を使用すると、該当のABRデータ.csvが随時ローカルキャッシュされますので、ご承知おきください。 6

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プラグインの使用方法④|計算の実行  これまでの設定が完了したら、「計算開始」をクリックします。  プラグイン起動後1回目の計算処理は非常に⾧いです。気⾧にお待ちください。他方で、2回目以降は、場所を全国どこに置き換えても、 すぐに完了します。1回目だけ我慢してください。 クリック 7 クリックすると 画面が遷移 出力結果は一時レイヤです。 (保存をお忘れなく。) 距離優先 時間優先 起点 終点 通行 不能

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出力データの構造 8  一時レイヤは、メートルと秒の数字の羅列ですが、UIからエクスポートしたgpkgやshpは次のとおり、属性値が整えられています。

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利用上の注意 9 ネットワークデータの信頼性には限界があります。 個々の原典データを接合する際や、階層接続を行う際に機械的処理を行うに留まっており、接合結果を点検しているわけではございません。そのため、現実とは異なる接合 が生じている場合があります。また、原典には、通行方向に関する属性がなく、逆走となるルート検索が行われる場合もございます。 原典からネットワークデータへの変換処理過程については、製品仕様書をご覧ください。 ネットワークデータの二次加工・再配布には、出典明記をお願いします。 ローカルキャッシュされたネットワークデータの二次加工・再配布については、「Forestgeo.info作成データを加工」等の出典明記をお願いします。また、原典の利用規約 (製品仕様書内にURLあり)にもご留意ください。 検索条件の改善に向けたご意見等もお待ちしております。 ルート検索は、エッジごとに記録された距離と時間の総和から最適解を検索する格好になっています。また、所要時間は、道路規格に応じた一定の走行速度から計算され ているなど、前提条件が色濃く反映されてしまっています。「条件をXXにするといいのでは。」などのご意見もお待ちしております。

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