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Claude Team Plan導入・ガイド 2026.07.16 CCoE実践者コミュニティ関西 #9 Hiroki Takatsuka @tk3fftk [Donʼt Panic]

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Hiroki Takatsuka @tk3fftk 今年の1月に兵庫県西宮市に引っ越してきました🚅 ホンマでっか勉強会運営🛎 primeNumber (2022 ) • TROCCO/COMETA SRE, Engineering Manager • Security Team 立ち上げ → 兼務メンバー • Corporate SRE 立ち上げ FinOpsとかAI推進 The CCoEではないが、近い動きをしている気持ち ヤフー株式会社 (2016 2022) • CI/CD プラットフォーム Screwdriver.cd の SRE, Engineering Manager ~ ~ 猫はアルくんです、かわいいですね。

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はじめに ● この発表で伝えたいこと ○ Claude Team Plan 導入にあたって、何をやってきたか ○ 「入れるだけなら簡単だけど、運用設計がだいじ」 ● おことわり ○ Team Planの機能網羅はしません(できません)🙅 ○ 基本的には「弊社の場合」というprefixがつきます ■ 社員120~130名程度なので、大きい規模だとあまり参考にならな いカモ🦆 ■ もう少し砕けた内容にしようと思ったけど真面目になってしまった… 3

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AGENDA 1. Claude Team Plan導入(移行)の背景など 2. 導入にあたっての運用設計 3. 導入してみてのふりかえり 4. これから 4

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Claude Team Plan導入(移行)の背景など 5

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Claude Team Planとは Anthropicが提供しているClaude利用の組織向けサブスクプラン ● Standard($25)とPremium($125)のシートが存在する ○ 個人プラン($20/$100)より高いが、25%使える枠が大きい (損はしない) ○ 2026/01からStandardでもClaude Codeが使えるようになった ● 組織レベルの設定や制限が可能 ● 5人以上150人まで1つのTeamで利用可能 ● 個人とTeamのアカウントは別扱い ● ユーザー管理用のAPIは存在しない ● リリースノートは存在しない 6

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[参考] 言葉の定義など ● Claude: Anthropicが提供するAIモデルまたはサービスの総称 ● Claude.ai: WebのチャットコンソールまたはDesktopアプリ ● Claude Code: Anthropicが提供するAI Coding Assistantのこと ● Claude Pro/Max(5x, 20x): Claude個人プランの種類 ● Claude Team/Enterprise (Standard, Premium): Claude組織 プランの種類 (とシート名) 7

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なぜCCoEの勉強会でClaude Teamの話をするのか 8

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導入前の弊社の状況 -> 課題 ● 会社カードでの個人契約40名 (Max 5xメイン、数名Max 20x) 経理・利用者負荷 (人数分作業が発生するのでスケールしない) ● LiteLLM経由のBedrock利用が約$350-500/month コスト理由でHaiku 4.5メイン・使うべき人が適切に使えてない ● 上記以外で完全個人契約Claudeを使っている人がいそう 学習設定不明・利用機能の制限ができていないシャドーIT ● 全社のAI利活用を推進する組織はなし ○ LiteLLMはSREチームで構築・運用している ■ ボトムアップに動いて実施したもの ほっとくと誰もやらないので上記のようなリスクが拡大し続ける 9

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導入にあたっての運用設計 10

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まず、経理チームに相談に行きます(重要) ● なぜ経理チームか🤔 ○ 会社カードによる個人契約者を把握するための情報を持っている ○ 個人契約のペインの大半を引き受けてくれているのも経理チーム ○ 予算周りの扱いの相談もできる 11

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シート運用設計 ● 既存ユーザーはPro→Standard / Max 5x→Premium ● 個人契約のMax 20xは継続 (Premium + Extra Usageはコスパ悪い) ● Extra Usage は利用しない ○ サブスク上限を越えて従量課金利用できる機能 ○ 仕様としてユーザーごと or シート種別に対して利用上限は設けられる ■ 一方、お財布は1つしか作れない👛 ■ 予算管理面のハードルがある割にメリットが薄いと判断 ● 自動登録(セルフサーブ)はOFF ○ 許可ドメインのSSOでシート購入が行われる機能 ○ 申請フローを通らない脱法利用が可能に 12

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既存利用者の切り替えフローの設計 ● 個人契約とTeam Planのアカウントは別扱い 👉 二重課金期間が発生 ● 契約更新タイミングを確認し、移行日を設定 ● 2, 3営業日前にメンション → キャンセル → 招待 13

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新規利用者の利用開始フロー設計 ● 申請フローや利用ルールは既存のものをTeam Plan向けに一部更新 ● 基本方針は「社内で利用可能な場を提供することに注力する」 ○ 利用可否、シート種別は利用者の部門の管理者に委ねる ● 全社で使うので、シート管理の情シスへの移管を予め想定 利用参考 フローチャート とあるコンフルページの目次 14

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セキュリティ設計 (Team設定) ● 導入までのスピード優先で原則「疑わしきはまず切る」とした ○ “Data and Privacy” の項目はすべてOFF ○ 機能に関しては要望ベースで調査・解放すればよいとした ■ Claude in Chrome, Office agents, Coworkなど ● 業務のコア的なSaaSのコネクタは法務・CTO確認を通してから解放 ○ コネクタ: Claude.ai, Claude Code双方で適用されるMCP的な概念 15

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全設定の意図を言語化してドキュメントとして残した ● (コード管理してコードコメントにしたかったがAPIがない…) 16

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セキュリティ設計 (server-managed settings) ● Claude Code向けに優先度の高いsettings.jsonをばらまける機能 ● okdtさんのClaude Code Hardening Cheatsheetなどを参考 ○ 設定例 ■ クレデンシャル系のReadをdeny, curl系コマンドをask ■ dangerously-skip-permissions無効化 ■ sandbox有効化 (sandboxが利用できない場合は無視されるが) ■ plugin marketplaceのallowlist管理 ● GitHubで管理しPull Requestウェルカムに ● 組織メッセージ機能でルール出したりCTOメッセージ入れたり 17

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導入してみてのふりかえり 18

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良かったこと ● 目的の大半は達成 ○ 支払い・シート管理の一元化 ○ シャドーITの解消 ○ Reasonableなモデルの利用を提供 ● 7/12時点でなんやかんや120以上のシートが埋まった ○ 42…どころではない ○ 利用開始の間口を広げられた、とポジティブに捉える 19

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つらみ: Analyticsが実質使いものにならない ● 最近(7月入ってから?)ちょっと拡充されたっぽいが… 20

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つらみ: SSOのUIがひどい 21

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運用Tips ● デフォルトのモデルはTeam側でSonnet系に変更したほうがよいかも ○ Claude CodeのデフォルトがOpusなのでStandardだと即枯渇 ○ settings.jsonのenvに以下を設定するとユーザー側で上書き可能 ■ "ANTHROPIC_MODEL": "opus[1m]" ● Google Driveの設定によってはファイルの読み込み可否がClaude.ai とClaude Codeで異なる ○ 連携の仕方が異なるから説が濃厚 22

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これから 23

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今後の展望 ● New Relic x Claude Code OpenTelemetryによる利用統計可視化 ● 安全側に倒してOFFった機能の開放 (Cowork, Claude Tag?) ● 生産性向上 + セキュアな利用のためのドキュメント整備 ● シート数MAXになったときの対応の検討 ○ Enterpriseプランへの格上げする ○ 既存ユーザでClaude依存度が低いメンバーのシートを外し、シートの 余剰を生み出す ○ 150シートを超過したら、個人プランで契約をさせる ○ チームを分ける 24

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まとめ ● CCoEとして、生成AIを自分たちでも活用しながら、安全に組織で 使ってもらう責務も発生するのではないか ● Claude Teamは「導入するだけ」なら簡単だが、予算管理・コスト・ SaaS運用・セキュリティ・可観測性・利便性などのすべてを地味〜 に考慮しないといけない ● 会社予算による個人契約からTeam/Entに切り替えるならまず経理 25

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[宣伝] 関西のSREコミュニティを立ち上げました! もちろんSREじゃなくてもウェルカムです!! 第2回は8月下旬開催に向けて企画中! 26