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必要な情報を分かりやすく伝える
オープンソース製品の開発者とバグ報告者の調査結果より
「では、良いバグレポートとはどのようなものでしょうか?(略)開発者たちか
ら得られた反応から、スタックトレース、バグの再現手順、期待された振る舞
い、観察された振る舞いが、バグ解決時に重要であることが分かりました。報告
者たちはバグの解決を手助けするものに役立つものとして同様の項目群をあげま
したが、ただし興味深いことに、報告者たちはそれらの情報を提供しないことが
よくある、という結果も得ました。つまり、開発者が期待する情報と、報告者が
提供するものとの間には、ミスマッチがあるのです。」
「」内の引用元(太字は本書作成者による):Making Software ―エビデンスが変えるソフトウェア開発、Andy Oram (編集), Greg
Wilson (編集), 久野 禎子 (翻訳), 久野 靖 (翻訳)、オライリージャパン、2011年 424ページ
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