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AWSへのシステム移⾏の『第⼀歩』を理解 する︕成功のポイント解説〜最適化を⽬指し た、AWSへの移⾏計画〜 迅速にAWS移⾏をすすめるベストプラクティス 2020/06/26 中川 翔太 1

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2 ⾃⼰紹介 中川 翔太 • クラスメソッド株式会社 • AWS事業本部 コンサルティング部 • 2020 APN AWS Top Engineers • 好きなAWSサービス • Amazon CloudWatch • AWS Systems Manager

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3 本⽇話すこと • AWS移⾏のプロセスの全体像 • 移⾏で活⽤できるツール、考慮ポイント

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4 7R 妥当性 確認 移⾏ 運⽤ 移⾏ツール の使⽤ ⑤ リプラットフォーム (Lift & Reshape) ② リテイン そのまま保持 ⑦ リファクター (リライト/アプリケーションの疎結合化) アプリケーションや インフラアーキテクチャの再設計 アプリ ケーション 開発 ⑥ リ パ ー チ ェ ス (リ プ レ ー ス 、 買 い 替 え ) パッケージや SaaS の購⼊や ライセンス契約 ④ リホスト (Lift and Shift) 基盤となる インフラの変 更 ライフサイクル管理 ALM / SDLC ⼿ 動 設定 デプロイ インストール ① リタイヤ /廃⽌ ⾃動化 ⼿動インストール セットアップ インテグレー ション 移⾏先プラットフォーム の決定 (OS version, DBエンジ ン等) vMotion ③ リ ロ ケ ー ト (VMware Cloud on AW S) 構成の決定 移⾏パスの決定 ≒ 移⾏戦略 ディスカバー/アセスメント /アプリケーションの優先順位付け

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5 7R 妥当性 確認 移⾏ 運⽤ 移⾏ツール の使⽤ ⑤ リプラットフォーム (Lift & Reshape) ② リテイン そのまま保持 ⑦ リファクター (リライト/アプリケーションの疎結合化) アプリケーションや インフラアーキテクチャの再設計 アプリ ケーション 開発 ⑥ リ パ ー チ ェ ス (リ プ レ ー ス 、 買 い 替 え ) パッケージや SaaS の購⼊や ライセンス契約 ④ リホスト (Lift and Shift) 基盤となる インフラの変 更 ライフサイクル管理 ALM / SDLC ⼿ 動 設定 デプロイ インストール ① リタイヤ /廃⽌ ⾃動化 ⼿動インストール セットアップ インテグレー ション 移⾏先プラットフォーム の決定 (OS version, DBエンジ ン等) vMotion ③ リ ロ ケ ー ト (VMware Cloud on AW S) 構成の決定 移⾏パスの決定 ≒ 移⾏戦略 ディスカバー/アセスメント /アプリケーションの優先順位付け

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6 移⾏プロセス 移⾏ 運⽤ 計画 サーバー移⾏ データベース移⾏ データ移⾏ 移⾏計画の⽴案 ⽬的、移⾏対象の収集、移⾏⽅式、体制 移⾏先の設計 AWS運⽤ 継続的な最適化

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7 移⾏プロセス 移⾏ 運⽤ 計画 サーバー移⾏ データベース移⾏ データ移⾏ 移⾏計画の⽴案 ⽬的、移⾏対象の収集、移⾏⽅式、体制 移⾏先の設計 AWS運⽤ 継続的な最適化

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8 移⾏の対象は何ですか︖ • サーバー機器 • OS、MW、アプリのバージョン情報を収集 • ネットワーク機器 • ネットワーク図、FW/IDS/IPSの有無 • ストレージ機器 • ディスク割当、NASやテープ装置の有無

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9 AWS Applica+on Discovery Service(ADS) オンプレミスサーバーの使⽤状況 と設定データを収集 • エージェントベース検出 • 物理/仮想サーバーにエージェントをイン ストール • エージェントレス検出 • VMware基盤にADS ⽤VMをデプロイ • ホスト名、IP、CPUやRAMのメトリクス、プ ロセス情報を収集 AWS Application Discovery Service ADSはデータを エージェントか ら15分おきに 収集してS3へ アップロード Amazon S3

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10 移⾏ • サーバー移⾏ • AWS Server Migration Service • CloudEndure Migration • データベース移⾏ • AWS Database Migration Service • AWS Schema Conversion Tool • データ移⾏ • AWS DataSync • AWS Snowball Edge 移⾏ 運⽤ 計画

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11 移⾏ • サーバー移⾏ • AWS Server Migration Service • CloudEndure Migration • データベース移⾏ • AWS Database Migration Service • AWS Schema Conversion Tool • データ移⾏ • AWS DataSync • AWS Snowball Edge 移⾏ 運⽤ 計画

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12 サーバー移⾏ リホスト(単純移⾏) • ⼿動またはツールによる移⾏ • 改修を最⼩限 • 移⾏ツールを使⽤ • 早く、低コストに移⾏ • AMIの作成やEC2の起動まで⾃動化 ⼿動の場合 ツールの場合 移⾏元確認、⼿順化 EC2作成 インストール、設定 アプリデプロイ データ移⾏ など ツールで⾃動化

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13 Server Migra+on Service (SMS) 仮想マシンの移⾏ツール • VMware vSphere、Hyper-V の仮想マシンを移⾏ • エージェントレス型の移⾏ • 操作の増分変更をキャプチャし て⾃動転送をサポート • バックアップ⽤途での活⽤

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14 CloudEndure Migra+on サーバーの移⾏サービス • エージェント型 • エージェントがCloudEndureポータ ルに対して通信 • Replication Serverにデータを転送 • CloudEndureコンソールからEC2の 起動モードを選択して実⾏ • テストモード → 移⾏前の検証⽤ • カットオーバーモード → 移⾏時⽤

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15 CloudEndureとSMSの使い分け 基本的にCloudEndureの利⽤を検討 → VMware/Hyper-V基盤で仮想マシンにエージェントを追 加できない場合にSMSを選択 CloudEndure SMS エージェント 必要 不要 データ経路 インターネットまたは専⽤線 インターネットが前提 移⾏時間(⽬安) 30分以内(切り替え時間) 1時間〜2時間 移⾏対象のインター ネット接続 必要 不要

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16 移⾏ • サーバー移⾏ • AWS Server Migration Service • CloudEndure Migration • データベース移⾏ • AWS Database Migration Service • AWS Schema Conversion Tool • データ移⾏ • AWS DataSync • AWS Snowball Edge 移⾏ 運⽤ 計画

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17 データベース移⾏ データベース移⾏のポイント • 切り替え時のダウンタイムはどの程度許容できるか • 移⾏パターン • ⼀括移⾏(エクスポート → インポート) • ⼆段階移⾏ (初期データ移⾏ → 差分データ移⾏) • 無停⽌移⾏ (レプリケーション → 昇格)

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18 データベース移⾏パターン 無停⽌移⾏ DBのレプリケーション機能を利⽤し、継続的に同期しておいた DBをシステム移⾏時にマスターとして昇格する⽅式。 データの突き合わせや整合性の確認が複雑になることも。 許容されるダウンタイムが短い場合に検討する。 ⼆段階移⾏ ⼀括移⾏ 事前にDBをエクスポートしたファイルをAWS上に転送して、DB インポートします。移⾏時に差分データインポートする⽅式。 ダウンタイムが最⼩限になるが初期データの差分管理は必須。 更新量が多くないケースで検討する。 DBエンジンの機能を利⽤して、DBをエクスポートしたファイル をAWS上に転送し、DBにインポートする⽅式。 データの突き合わせが⾏いやすく信頼性が⾼いが、データ量が多 いとダウンタイムが⻑くなる。 データ量が少なく、ダウンタイムが許容されるときに検討する。 ダウンタイム 複雑性 ⻑ 短 ⼤ ⼩

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19 AWS Database Migra+on Service (DMS) RDBの移⾏⽀援サービス • 異なるDBエンジン間のデータ移⾏ が可能 • 継続的レプリケーションで切替時 のダウンタイムを最⼩限に • AWS Schema Conversion Toos(後述)と連携してスキーマを 変換をサポート

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20 AWS Schema Conversion Tool (SCT) スキーマ移⾏を補助すツール • ソースDBのテーブルや制約、ファンク ションやストアドプロシージャーなど⼤ 部分の移⾏難易度をレポート • スキーマ移⾏⽤のSQLを⽣成 • 同⼀または異なるDB間をサポート • DMSと連携 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/SchemaConve rsionTool/latest/userguide/CHAP_Welcome.html

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21 移⾏ • サーバー移⾏ • AWS Server Migration Service • CloudEndure Migration • データベース移⾏ • AWS Database Migration Service • AWS Schema Conversion Tool • データ移⾏ • AWS DataSync • AWS Snowball Edge 移⾏ 運⽤ 計画

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22 AWS DataSync AWSストレージサービスへ の⾼速なデータ転送サービス • エージェントを介してS3や EFSなどのストレージサービ スに⾼速・⾃動的に転送

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23 AWS Snowball Edge ハードウェアストレージで⼤量データを オフライン転送するサービス • ペタバイト規模のデータ移動 • 回線に依存しない・圧迫しないデータ転送

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25 マイグレーション⽀援サービス https://aws.amazon.com/jp/featured-partners-jp/classmethod/

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26 マイグレーション⽀援サービス 1. AWSクラウドへの移⾏計画策定段階のコンサルティング https://classmethod.jp/news/200416-migration/

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27 マイグレーション⽀援サービス 2. CCoE(Cloud Center of Excellence)構築⽀援 お問い合わせフォームはこちらから https://classmethod.jp/inquiry/

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28 Appendix クラウドへシステムを マイグレーションするときの整理指針 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/C-03.pdf クラウド流 移⾏プロジェクトの進め⽅ https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/B-05.pdf テクニカルライブラリー AWSマイグレーション計画編 https://classmethod.jp/download/technical-library-migration-plan/ テクニカルライブラリー AWS移⾏編 https://classmethod.jp/download/technical-library-aws/ 「これから始めるAWS移⾏のベストプラクティス」について話をしました #devio2020 https://dev.classmethod.jp/articles/20200616_aws_migration/