エンジニアインターン「Treasure」とHonoの2年、そして未来へ / Our Journey with Hono Two Years at Treasure and Beyond
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CARTA Engineering
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エンジニアインターン 「Treasure」とHonoの2年 そして未来へ Hono Conference 2025 2025.10.18 CARTA HOLDINGS ねこや(@nekoya)
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CARTA HOLDINGS ねこや @nekoya 略歴 ● 2000年からこの仕事で飯を⾷っています ● 広告配信システムの開発を10年ほど ● 2015年から現職(当時はVOYAGE GROUP) ● 「事業をエンジニアリングする技術者たち」 ● サポーターズのシステム全⾯刷新したり ● 現在は社内⼈事システムを開発 今⽇は Honoの本番投⼊を後押しに来ました
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Honoのよさ
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⼩さなパーツを組み合わせる 「フルスタックでない」 ⼩さなパーツを組み合わせる思想
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⼩さなパーツを組み合わせる ライブラリの依存度って3⾊あんねん 1. 置き換えが現実的でない(作り直しと同義) 2. ⼤きな労⼒を費やせば置き換え可能 3. 現実的なコストで置き換え可能
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⼩さなパーツを組み合わせる ライブラリの依存度って3⾊あんねん 1. 置き換えが現実的でない(作り直しと同義) 2. ⼤きな労⼒を費やせば置き換え可能 3. 現実的なコストで置き換え可能 依存度を低く保てる
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⼩さなパーツを組み合わせる 置き換えやすい = 既存プロダクトに導⼊しやすい AWS SAM + ⾃作ルータ ↓ AWS SAM + Hono & Lambda Adapter + ⾃作ルータ
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エンジニアインターン 「Treasure」
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エンジニアインターン「Treasure」 CARTA HOLDINGSが提供する 3週間のサマーインターン 15年以上の歴史がある 弊社CTOすずけん(@suzu_v)もTreasure出⾝
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エンジニアインターン「Treasure」 Webアプリ基礎講義 + チーム開発
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エンジニアインターン「Treasure」 昨年から⾔語をTypeScriptに統⼀ ● ⾔語を分けるとチームが分断されがち ● チームで⼀丸となって⽬的に向かってほしい
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エンジニアインターン「Treasure」 多種多様なバックグラウンドを持つ人が集まる ● Webアプリ開発の経験が浅い ● TypeScriptに馴染んでいない ● チーム開発が初めて
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エンジニアインターン「Treasure」 HonoはWebアプリの定番を学ぶのに適切 ⻑い歴史の中で培われてきた定番を踏まえている ● appにHTTPメソッドでRouteを⽣やす ○ PythonのFlask ○ NodeのExpress ● Context経由でのrequest/response処理 ○ Perlの各種フレームワーク(PSGI)
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エンジニアインターン「Treasure」 ● 特に⼤きな混乱なくスムーズに書けていた ● 導⼊ハードルは低いと実感している ● チームの分断を防ぐ⽬的も達成できた 2年で50⼈近い学⽣エンジニアに Honoを使ってもらった
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エンジニアインターン「Treasure」 Honoはチームへの 導入ハードルが低い
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デプロイ容易性 deployability
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デプロイ容易性 多様なプラットフォームに簡単にデプロイ可能 ● Cloudflare ● Vercel ● AWS Lambda ● etc 移設時のアプリケーション変更コストを抑えられる
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デプロイ容易性 ● プラットフォームごとの豊富なAdapter ● それぞれがコアから独⽴している ● ここにも「⼩さなパーツ」思想が活きている
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デプロイ容易性 Honoは環境の変化に強い
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Webアプリケーションの 歴史と未来
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Webアプリケーションの歴史と未来 2000年代前半 ● 「バックエンド」「フロントエンド」が未分化 ● リクエストを受けてサーバがHTMLを返す ● JavaScriptはちょっとしたオマケ ● ブラウザ設定で無効にするオタクも多かった
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Webアプリケーションの歴史と未来 2005年 ● Gmail, Google Mapsリリース ● 「Ajax」という概念の発⾒ ● WebAPI + JSの可能性 ● マッシュアップとか⾔ってました ○ 当時、共著で執筆させていただきました
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Webアプリケーションの歴史と未来 2010年頃から ● AngularJSによるSPAの勃興 ● Node.jsでJSをビルドする時代に ● npmによるパッケージ配布
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Webアプリケーションの歴史と未来 2015年頃から ● ReactやTypeScriptが普及し始める ● そして現代へ
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Webアプリケーションの歴史と未来 現在 バックエンドとフロントエンドの境界は 再び曖昧になり、溶け合い始めている
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Webアプリケーションの歴史と未来 frontend backend Hono RSC React Server Components
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Webアプリケーションの歴史と未来 ● JSXを直接返せる ● Islandアーキテクチャ ● Reactもrendererに使える Honoはbackend to frontend 「次のWebの形」を模索するひとつのパターンとなる
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まとめ
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まとめ 1. 既存プロダクトに導⼊しやすい 2. チームへの導⼊ハードルが低い 3. 環境の変化に強い + 「次のWeb」という未来への投資 Honoを今すぐ本番投⼊しよう
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は、いいぞ