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学び続けることが視野を広げる 〜中高や大学での学びを振り返って〜 日本アクティブ・ラーニング学会 チャレンジ教育部会第16回研究会 2022/12/14 yama

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自己紹介 yama 東京都立大学大学院 システムデザイン研究科 情報科学科域 修士1年 https://yama-code.dev 2

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本日伝えたいこと(主役の一言) ◎ 学び続けることは視野を広くすることができる ◎ インプット・アウトプットが必要 ◎ 響くインプットは何が役立つかわからない ○ 何気ないことが学ぶきっかけや突破口になる時 がある(Connecting the dots) ○ 選択肢やきっかけの提供が 長期的な学びにつながるのでは? 3

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学び続けることに関する3つのキーワード(振り返って) 4 知ること、考えること (外山滋比古) Connecting the dots(スティーブ・ジョブズ) グロースマインドセット(キャロル ドゥエック)

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◎ 丸暗記で100点をとることは コンピュータの方が得意 ◎ 「物知り馬鹿」ではなく 知識を忘れて考えることが大事 ◎ 知識量と思考量は反比例 中学1年の4月に外山先生が講演 知ること、考えること (外山滋比古) https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480689313/

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◎ 点と点をつなぐ ◎ 「その時に好きで 夢中になれるものを探しなさい」 Connecting the dots(スティーブ・ジョブズ) https://ja.wikipedia.org/wikiスティーブ・ジョブズ

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https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/develop-growth-mindset/4-differentiate-fixed-and-growth-mindsets より グロースマインドセット(キャロル ドゥエック) ◎ 困難やミスを成長機会として捉える ◎ 常に改善して価値を生む ◎ 失敗を成功につなげようとする スタンフォード大学 キャロル ドゥエックが提唱 マイクロソフトCEO サティア・ナデラが カルチャーへ追加 7

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中学・高校時代 ◎ 私立中高一貫校へ進学(私立桐光学園) ◎ 1学年600人15クラスのマンモス高校 ◎ 受験勉強を意識したクラス分け、カリキュラム ◎ 部活:合唱部・物理化学部・山岳部 部活と勉強と塾でほとんど費やす 土曜日の掃除がサボれるという理由で「大学訪問授業」へ出席 8

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大学訪問授業 ◎ 桐光学園の特色の講義 ◎ 年20人の専門家に1時間で高校生向けに講演会 ◎ 多種多様なジャンル ○ 内田樹、隈研吾、谷川俊太郎、坂本龍一など ◎ 1年間の講演内容を書籍化 http://www.toko.ed.jp/high/study/visit.html 9

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大学受験 ◎ 受験勉強が苦手だけど勉強 ◎ AO推薦を受けることができそうな成績 ◎ ダメ元で受けてみる 入試の小論文のお題 「AIが仕事を奪っていくような情報通信社会の世の中で 大学ではどのような学びが必要か論じなさい」 私の解答 情報に限らず幅広い教養を受け「引き出しを多くする」ことが 必要なのではないか記述 →大学訪問授業での幅広い学びや情報を選んだ理由など 10

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大学1,2年(コロナ以前) ◎ 教養科目を様々履修 ○ 文学、プロダクトデザイン、デザイン思考、防災、 社会学 etc… ○ インプットをたくさんしていた ○ アウトプットは行わず... ◎ サークル:ワンダーフォーゲル部(登山)、ギター 11

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大学3,4年(コロナ以後) ◎ 時間ができたことでハッカソンへ参加 ○ 初回は入賞しなかったため、入賞との差分を考察 ○ 「使ってみたい」という「ユーザー目線」が大切 ○ デザイン思考に通じる箇所 ◉ Connecting the dots ◎ 改善をしたところ大きなハッカソンで最優秀賞を受賞 ○ 失敗から自分なりに学び改善し成果が出た ◉ グロースマインドセット 12

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修士1年 ◎ ハッカソンで作るだけでは 使ってもらえないことに気が付く ○ ユーザーインタビュー、UX改善 ○ マーケティングなど知ってもらうための 手法の必要性 知ること、考えること ◎ IDEACTIVE JAPAN PROJECTとの出会い ○ マーケティングの手法を学ぶ ○ ハッカソンとの相性・ビジョンへの共感 13

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ハッカソンでの制作物紹介「Smoothie Slide」 14 複数人でのオンラインプレゼンの画面共有問題を解決! ◎ 「次のページお願いします」問題が大きかった ◎ ページ番号を同期させて課題を解決 ◎ KeyNoteやZoom、PowerPointから 作成した1年後に同様機能がリリース ◎ 20人に対しユーザーインタビューやUX調査も実施 ○ 使ってもらうためのハードルや認知に課題 →グロースマインドセット https://smoothie-slide.com

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アクティブラーニング学会 ◎ IDEACTIVE JAPAN PROJECTやTAの経験から参加 ○ 先生方の熱量に圧倒される ○ 教育の難しさを実感 ◉ 関係者が多い ◉ 正解がない ◉ 制約が多い ◎ 授業や教育を生徒側の視点+先生側の視点を知る 15

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研究について ◎ 音声信号処理を専攻 ○ 音の高さを効率的に推定する方法について研究 ○ 音響学会、査読付き国際学会にタイで11月に発表 ◎ 中学生の頃にPCで音楽を 作りはじめたことから PCを触るようになった ○ 学科や研究室を決めるきっかけに ○ →Connecting the dots 16

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学び続けることについて 学び続けることに関する3つのキーワードが うまく動いている時に深い学びを得られている 深い学びをした際は視野が広がる ◎ 自分から動くとジャンルを超えた学び デザイン思考 UI/UX マーケティング マネジメント 教育 音楽 研究 エンジニアリング 17

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響くインプットは何があるか役に立つまでわからない ◎ 「知ること、考えること」の講演 ○ 大学のAO入試で思い出した ◎ デザイン思考 ○ ハッカソンでの学びに大きく影響 ○ マーケティングも同じと実感 ◎ PCで音楽を作ること ○ 大学院での研究テーマにまでなっている ◎ コロナ禍 ○ 時間ができてハッカソンに参加するきっかけに 18

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本日伝えたいこと(主役の一言)・再掲 ◎ 学び続けることは視野を広くすることができる ◎ インプット・アウトプットが必要 ◎ 響くインプットは何が役立つかわからない ○ 何気ないことが学ぶきっかけや突破口になる時 がある(Connecting the dots) ○ 選択肢やきっかけの提供が 学びにつながるのでは? 19

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IDEACTIVE JAPAN PROJECT のご紹介 ◎ 日本マイクロソフト、SoftBank、Meta Japan、VISITSなど が共催する日本最大規模のビジコン・ハッカソン ○ https://www.ideactive.jp ○ 「アイデアを形にするところまで」 ○ 「誰でも参加することができる」 ○ 文部科学省が後援 ◎ 中高生・大学生向けのワークショップを実施中 ○ はじめてでもアイデアを出せる設計 ◉ 12/10にオンラインイベント実施 ○ 1/14 品川にて中高生向け大規模イベントを 実施予定 きっかけの選択肢のひとつになれば 20

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一人ひとりのひらめきから、世界を変えるビジネスを創る。 資料に記載されている内容、及び仕様は今後変更される可能性があります。

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アイデアを募集 アイデアをカタチに ビジネス化

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