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「空雨傘」による技術的負債の整理
● 「空雨傘」のフレームワーク
○ 空:空が曇っている(事実)
○ 雨が降りそうだ(解釈や見解)
○ 傘を持っていこう(判断と行動)
空 backendではこれまでAPIのテストはMedium Testを中心に作成してきた。CI/CDでのテスト実行時間が 10分以
上かかっている。
雨 (技術課題)待ち時間が長くなることで生産性が遅くなっている。機能追加の継続とテストの拡充の中で、さらにテ
スト時間やCI/CDの時間が増えていってしまう。
(開発プロセスの課題)その結果、バグの発見までの時間や、障害対応時の hotfixまでの時間も長くなってしま
う。
(ユーザー課題)復旧時間に時間がかかることで軽微な修正であったとしてもユーザーが利用できない時間が長
くなっていってしまう。復旧時間が長くなると影響を受けるユーザーも多くなってしまう。
傘 細かな分岐や仕様の網羅的な確認はテスト時間の短い Small Testに分解していく。 それによりMedium Testの
数を減らし、テスト時間やCI/CDの時間を減らしていく