プロセスマイニング活用における本質的な課題と、新たなプロセスマイニングへの方策

Slide 1

Slide 1 text

No content

Slide 2

Slide 2 text

目次会社&自己紹介プロセスマイニング活用における現状プロセスマイニングの本質的な役割プロセスマイニングを効果的に扱う方策新製品の発表 Table of Contents 1 2 3 4 5

Slide 3

Slide 3 text

井上峻輔 Name Profile Likes F 2000年4月生まA F JPMT 代表取締I F 「みんプロ」プロダクト責任者釣り、ドラクエ、和泉式部日記 shunsuke_no_way

Slide 4

Slide 4 text

株式会社ジャパンプロセスマイニングテクノロジーとは？日本で数少ないプロセスマイニングツールのを持つ会社開発実績

Slide 5

Slide 5 text

私たちが持っている「視点」 User Product ユーザーのニーズに合ったという視点 “プロダクトの在り方”とは何か？

Slide 6

Slide 6 text

リサーチを続けてわかったプロセスマイニング活用におけると現状課題本日のテーマその１

Slide 7

Slide 7 text

まず、「みんプロ」って？ G 無償のプロセスマイニングツーD G 一般社団法人プロセスマイニング協会が提 G プロセスマイニングの基本的な機能に特化

Slide 8

Slide 8 text

まず、「みんプロ」って？公開日ユーザー数 2022年 03月14日 800 over

Slide 9

Slide 9 text

みんプロを開発した経緯プロセスマイニングを広めるために、を作る！とにかくシンプルなプロセスマイニングツール

Slide 10

Slide 10 text

当時上がっていた声 →プロセスマイニングへの理解が曖昧いろんな機能があるけどお絵描きツールとしてしか使っていないプロセスマイニングとBIって何が違うの？ツールを使うのが難しい… 適切なデータの作り方がわからない

Slide 11

Slide 11 text

みんプロに対する反応(ポジティブな意見) ペトリネットが見えるだけでも十分と感じたデータの形式がシンプルでわかりやすかったプロセスマイニングがどんなものかイメージできたデータモデルを試行錯誤しやすい

Slide 12

Slide 12 text

みんプロに対する反応(ネガティブな意見) ペトリネットが表示されても何をすべきかわからないデータがそもそも準備できない属性データを使った分析もしたいリワークを見つけてもそこからどうすればいいか分からない

Slide 13

Slide 13 text

プロセスマイニング利用における実情バリアントエクスプローラやプロセスエクスプローラでもというのが現状理解し活用するのが難しい

Slide 14

Slide 14 text

プロセスマイニング利用における実情バリアントエクスプローラやプロセスエクスプローラでもというのが現状理解し活用するのが難しい根底にあるのは… 「プロセスマイニング」の概念の難しさそのもの

Slide 15

Slide 15 text

「プロセスマイニング」への理解度における問題プロセスマイニングについて真に理解をしていないと問題意識を組織に共有できない… どんな分析を行えばいいか分からない… 適切なデータを用意できない… 問題解決をするのが困難になっていく

Slide 16

Slide 16 text

プロセスマイニング利用における課題プロセスマイニングの概念に対する本質的な理解が足りない

Slide 17

Slide 17 text

プロセスマイニングの理解には深さと広さが必要組織でどれだけ周知できているか個々の理解度そのものプロセスマイニングについて再認識し、組織を包括した取り組みの重要性についても考えていきます深さとは広さとは

Slide 18

Slide 18 text

プロセスマイニングとは？そのを再認識する本質的な役割本日のテーマその2

Slide 19

Slide 19 text

突然ですが… 私のプロセスマイニングとの出会い 3年前、大学の講義で

Slide 20

Slide 20 text

当時の私の「疑問」「なんでわざわざ業務を見える化する必要があるの？」「自分たちでやっている事なのに…？」

Slide 21

Slide 21 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのか会社では役割によってやることが異なる買いたい人買う人受け取る人払う人

Slide 22

Slide 22 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのか買いたい人買う人受け取る人払う人すぐ必要だし、自分で買ってしまおう

Slide 23

Slide 23 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのか買いたい人買う人受け取る人払う人 ⁨⁩とりあえず受け取っておこう

Slide 24

Slide 24 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのか買いたい人買う人受け取る人払う人あれ？誰が買ったのこれ？払って大丈夫？

Slide 25

Slide 25 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのか誰かが自分の役割を逸脱他の役割を理解していないしたり、と問題が起きる買いたい人買う人受け取る人払う人いや知らんけど… あれ？誰が買ったのこれ？払って大丈夫？

Slide 26

Slide 26 text

なぜ自分たちの業務のことが分からないのかでもこれを俯瞰している人はいないので問題を教えてくれる人はいない買いたい人買う人受け取る人払う人それ、あいつだよ

Slide 27

Slide 27 text

業務プロセスの根底にある課題問題に直面する人は最悪、こともその背景が分からない問題を認識すらできない

Slide 28

Slide 28 text

プロセスマイニングの役割プロセスマイニングは役割を横断的に見てくれる的存在「お天道様」買いたい人買う人受け取る人払う人

Slide 29

Slide 29 text

プロセスマイニングの位置付けしかし… プロセスマイニングがやるのはだけ「可視化」

Slide 30

Slide 30 text

プロセスマイニングの位置付け問題解決のための施策を行う事実確認を行い原因を紐解く問題のあるプロセスを見つける人の手で行わなければいけないことが多くある 1 2 3

Slide 31

Slide 31 text

プロセスマイニングの位置付けプロセスマイニングの役割: 業務の流れの可視化問題とその原因の深掘りそれを扱う人の役割:

Slide 32

Slide 32 text

プロセスマイニングを効果的に扱うためにプロセスマイニングを効果的に扱うにはを理解し改善に繋げるための準備を整える必要があるツールと人の役割の違い

Slide 33

Slide 33 text

プロセスマイニングを効果的に扱うためにではツールを扱う人や組織がプロセスマイニングを効果的に使うために必要なこととは何か？

Slide 34

Slide 34 text

プロセスマイニングを効果的に扱うための方策本日のテーマその3

Slide 35

Slide 35 text

Ä 適切なデータモデルを作ろう

Slide 36

Slide 36 text

Ä 適切なデータモデルを作ろうプロセスマイニングでインサイトを得る前提条件分析に必要な情報量がデータに含まれていること

Slide 37

Slide 37 text

イベントログの粒度は適切ですか？データの粒度が粗くて意味のある情報が取り出せない →データモデルが不適切「保留」となった背景が分からない開始タスク管理のデータを例としたプロセスマイニング保留完了タスクの割り当て

Slide 38

Slide 38 text

適切なデータモデルかどうかを評価するデータモデルの検証サイクルは回せます。そう、みんプロならね。高速に

Slide 39

Slide 39 text

適切なデータモデルかどうかを評価するみんプロに必要なのはだけケースID、アクティビティ、タイムスタンプ

Slide 40

Slide 40 text

適切なデータモデルかどうかを評価する最低限のデータを変更するだけで短スパンでできる試行錯誤

Slide 41

Slide 41 text

ケーステーブルからイベントログを作るUltraData UltraDataというツールを使うと、プロジェクト管理表のようなケーステーブルのデータをクリック操作のみでイベントログに変換できます。

Slide 42

Slide 42 text

ケーステーブルからイベントログを作るUltraData プロジェクト名や KeyID 日付情報イベントログに変換 Key_ID 1001 1002 1003 1004 1005 北海道北海道北海道北海道青森 2023/04/14 2023/04/18 2023/05/01 2023/05/14 2023/03/05 2023/04/23 2023/04/27 2023/05/10 2023/05/30 2023/03/29 地域設計施工

Slide 43

Slide 43 text

適切なデータモデルを作るには分析に必要な情報がデータに含まれているかどうかプロセスマイニングツールで可視化しながら検証する

Slide 44

Slide 44 text

組織でプロセスマイニングに携わろう

Slide 45

Slide 45 text

組織でプロセスマイニングに携わろう「取るべきアクションは何か？」をツールは教えてくれない

Slide 46

Slide 46 text

組織でプロセスマイニングに携わろうアクションを明確にするためには、問題の根本原因に対する仮説を明確にすることが必要

Slide 47

Slide 47 text

組織でプロセスマイニングに携わろうツールは業務を知っているわけではない仮説はツールから生まれるのではなく、生まれる人から

Slide 48

Slide 48 text

組織でプロセスマイニングに携わろう組織でプロセスマイニングに関わり、複数の視点で問題を考えなければアクションにつながるインサイトは得られない。買いたい人買う人受け取る人払う人

Slide 49

Slide 49 text

プロセスマイニングを活用するための組織効果的なプロセスマイニングジャーニーを実現するために絶対に必要な3つの条件問題意識の共有ナレッジの蓄積と共有機会の担保意思決定者や現場間での意思疎通

Slide 50

Slide 50 text

プロセスマイニングを活用するための組織プロジェクトを行うをチームで明確にし、一つの方向へ進めるようにする目的問題意識の共有ナレッジの蓄積と共有機会の担保意思決定者や現場間での意思疎通

Slide 51

Slide 51 text

プロセスマイニングを活用するための組織発見した問題を共有し、他の分析者とのを合わせられるようにする視点問題意識の共有ナレッジの蓄積と共有機会の担保意思決定者や現場間での意思疎通

Slide 52

Slide 52 text

プロセスマイニングを活用するための組織問題の原因についてヒアリングし具体的なを策定するアクション問題意識の共有ナレッジの蓄積と共有機会の担保意思決定者や現場間での意思疎通

Slide 53

Slide 53 text

私たちが提供する新しいソリューション本日のテーマその4

Slide 54

Slide 54 text

私たちが大切にしてきた「問い」データの価値を最大限に引き出すにはどうすれば良いだろうか？

Slide 55

Slide 55 text

私たちの答え誰もがデータを適切に扱えるようになる世界

Slide 56

Slide 56 text

私たちの問題意識「プロセスデータを扱える人」と「プロセスデータから価値を引き出せる人」のアンマッチ

Slide 57

Slide 57 text

私たちの問題意識プロセスマイニングは良くも悪くものみプロセスをアプローチが一般化している「可視化」とにかく詳らかに可視化する

Slide 58

Slide 58 text

私たちの問題意識これでは、プロセスマイニングを有効活用するのにが必要とされる高度なスキル

Slide 59

Slide 59 text

私たちの問題意識しかし業務課題に対して深く考えられる人は必ずしもデータのスペシャリストではないこれがアンマッチデータ分析が得意な人業務を深く知っている人

Slide 60

Slide 60 text

私たちの問題意識誰もがデータの価値を引き出せるを生み出したい…！エレガントなプロダクト

Slide 61

Slide 61 text

私たちの問題意識だからそんなプロセスマイニングツールが必要だと思いました。世界一わかりやすく、使いやすい。

Slide 62

Slide 62 text

世界一わかりやすく、使いやすいプロセスマイニングツールビジネスサイドのための

Slide 63

Slide 63 text

Optimize Path + = 最適化する (プロセスの)パス Optpathとは

Slide 64

Slide 64 text

プロセスマイニングユーザーを支えるOptpathの機能 Optpathはプロセスマイニングの力をために組織のあらゆる人がデータを扱えるようになっています。最大限発揮する

Slide 65

Slide 65 text

プロセスマイニングユーザーを支えるOptpathの機能もちろん、従来のバリアントエクスプローラーやプロセスエクスプローラーも

Slide 66

Slide 66 text

プロセスマイニングユーザーを支えるOptpathの機能誰でもでプロセス上の問題発見ができるダッシュボード分析者の視点

Slide 67

Slide 67 text

プロセスマイニングユーザーを支えるOptpathの機能インサイトシェア機能で組織レベルの情報共有とディスカッションを

Slide 68

Slide 68 text

プロセスマイニングユーザーを支えるOptpathの機能データの専門家がいない？があなたの分析をサポート AIコンサルタントこの業務のボトルネックは？リワークのあるプロセスの傾向は？

Slide 69

Slide 69 text

意思決定者アナリスト現場担当者組織のデータを通じた対話を一方的なものでなく、シフトする双方向的な形へ Optpathと共にする組織変革を

Slide 70

Slide 70 text

Optpathと共にワクワクする未来へ with Elegance with Efficiency with Excitement