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十二国記に学ぶ 自分の心づくり SELF BUILDING

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為安 圭介 https://linktr.ee/keisuketameyasu 経歴 札幌在住。 普段の仕事はシステム開発やチームマネジメントなど。 AIコミュニティ”CDLE”の運営にも携わる。 好きなこと 心地よい場で過ごすこと。あるいはそんな場を作ること。 友情とか努力とかチームワーク。 大事にしていること 楽(楽しいこと) 技(得意なスキルを発揮できること) 価(まわりに価値を提供できること) 益(利益を生むこと)

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このスライドは、 心が弱ったとき、 道に迷ったとき、 途方に暮れたとき、などに そっと背中を押してくれる言葉を 小説「十二国記」から集めたものです。

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礼とは心の中にあるものを表す ためのもので、形によって心を 量るものではない。

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裏切られてもいいんだ。 裏切った相手が卑怯に なるだけで、私の何が 傷つくわけでもない。 裏切って卑怯者になる よりずっといい。

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人は誰の奴隷でもない。そんなことのために 生まれるのじゃない。 他者に虐げられても屈することのない心、 災厄に襲われても挫けることのない心、 不正があれば正すことを恐れず、 けだものに媚びず・・ そんな不羈の民になって欲しい。

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己という領土を治める唯一無二の君主に

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「わたしは、わたしだ」 「わたしは」 「わたしでしかない。一度だって わたし自身でなかったことなんか なかった。

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良心に恥じることがない者は 狼狽するに及ばない

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誰かが誰かより辛い なんて、嘘だ。 誰だって同じくらい 辛いんだ。

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国を治めるということは、実は辛い。 だが、その苦渋を決して民に見せては ならん。お前がいかに苦労しようと、 悩もうと、民にしてみれば、 己の暮らしが良くならなければ、 いささかの値打ちもありはせんのだ。

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報われれば道を守ることができるけれども、 報われなければそれができない。 ――そういう人間をいかにして信用しろと?

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若、と呼ばれるたびに、よろしく、 といわれている気がした。 ・・・国をよろしく、我らをよろしく と。

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心に鞘はいらない。

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どっちを選んでもいいが、分からないときは、 自分がやるべきほうを選んでおくんだ。 同じ後悔をするなら、軽いほうがいいだろ。

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人は変わることが 出来るんです。 幸いなことに

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知らないことなら、 これから知ればいい。 全然問題じゃない。

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他者に頭を下げさせて、 それで己の地位を確認しなければ 安心できない者のことなど、 わたしは知らない。

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善意でなければ信じられないか!?相手が優しくしてくれなければ、 優しくしてはいけないのか!? ・・・そうではないだろう!?あたしが相手を信じることと、 相手が私を裏切ることとは、なんの関係もなかったんだ。 そうだ、私は独りだ。だから、私のことは、私が決める! 私は、だれも優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、 誰も信じない卑怯者にはならない!世界も他人も関係無い! 私は優しくしたいからするんだ!信じたいから信じるんだ!

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人は自らを救うしかない、 ということなんだ

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陽が落ち、深い闇が道を塞いでも、 月が昇って照らしてくれるものです

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©山田 章博 <出典> 十二国記 ©新潮社 ⚫ 月の影 影の海(上) ⚫ 月の影 影の海(下) ⚫ 風の海 迷宮の岸 ⚫ 東の海神 西の滄海 ⚫ 風の万里 黎明の空(上) ⚫ 風の万里 黎明の空(下) ⚫ 丕緒の鳥 ⚫ 図南の翼 ⚫ 華胥の幽夢 ⚫ 黄昏の岸 暁の天 ⚫ 白銀の墟 玄の月