Slide 31
Slide 31 text
活動を通して得られたこと
クラウドネイティブ技術は、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドなどの近代的でダイナ
ミックな環境において、スケーラブルなアプリケーションを構築および実行するための能力を組織にもたらしま
す。 このアプローチの代表例に、コンテナ、サービスメッシュ、マイクロサービス、イミュータブルインフラストラク
チャ、および宣言型APIがあります。
これらの手法により、回復性、管理力、および可観測性のある疎結合システムが実現します。 これらを堅牢な自
動化と組み合わせることで、エンジニアはインパクトのある変更を最小限の労力で頻繁かつ予測どおりに行うこ
とができます。
Cloud Native Computing Foundationは、オープンソースでベンダー中立プロジェクトのエコシステムを育成・維
持して、このパラダイムの採用を促進したいと考えてます。 私たちは最先端のパターンを民主化し、これらのイノ
ベーションを誰もが利用できるようにします。
CNCF Cloud Native Definition v1.0
https://github.com/cncf/toc/blob/main/DEFINITION.md#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88
● 疎結合である
○ 利用に際して事業部間 / メンバー間での依存関係が無く、独立性が高くオーナーシップ増加にも寄与
● 復元力がある
○ terraformで構成管理をしているため即時のプロビジョニング
/ リカバリーが可能
● 管理しやすい
○ 構成内容が明文化されているかつ冪等性のある構成を実現
● 可観測である
○ 差分検知にはプルリクエスト
, Logベースで管理できる
GoogleCloud各種ログと連携することでさらにクラウドガバナンス向上が見込まれる
● 堅牢な自動化により、頻繁かつ期待通りに最小限の労力で大きな変更が可能
○ 組織のスケール対して最小限の変更かつ運用フローと統合して環境のスケールが可能