“品質を工程で作り込む” から考える実装 2025.11.20 kashiwa.rb #17 Hisakey 

自己紹介 Hisakey(Hisaki Tomita) ・Github: tomitahisaki ・X: @alltimelow68471657 ・株式会社ウィルド 
 

きっかけ 製造業でよく言われること 　”品質は工程で作り込む” ・”工程”は、大小の粒度にスケー ル可能 

製造業の「品質を工程で作り込む」 ・品質は検査（テスト）で作り込むものではなく、工 程内で作り込む ・自工程での不具合は後工程に流さない（=後工 程はお客様） ・品質は、”後づけ”で作れない 

今回は、工程=共通モジュール ・だれでも呼べる ・どこからでも使われる ・呼び出し側は信用できない → なんか品質が大事になりそう 

工程前：事前チェック ポカヨケ（フールプルーフ） ・引数チェック、型チェック、範囲チェック、etc. 不正な入力は工程に入れない ＝不良品をラインに流さない 

工程中：不良は流さない Fail First ・条件を満たさない、不整合の発生、例外処理、 etc. 不良を後工程に流さない = 不具合はライン停止 

工程後：成果物の品質を作り込む 呼び出し側が迷わない戻り値 ・一貫した型で戻り値を固定、意味のある構造、nil は返さない、etc 品質を担保する ＝自工程の検査 

まとめ：モジュール＝工程 ・工程前：不正な入力を通さない ・工程中：不整合は即停止（例外） ・工程後：成果物はわかりやすい形で返す →品質を工程で作り込んだ共通モジュール 

最後に 共通モジュールも、一つの工程。 工程内で品質を作り込む事ができれば、 バグが入りづらく、壊れにくいモジュールになる。 

Thank you for listening!