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国際カードブランドルール変更に伴う クレジットカード決済取引仕様変更に ついて ⼩売流通グループ fannaly事業部 / prismatix Devチーム エンジニア 野村啓⼀

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国際カードブランドのルール変更 2

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影響範囲と対象 対象カードブランド すべてのEC事業者が対象 Visa および Mastercard 特定の決済代⾏会社に依存せず、 クレジット決済を扱う全ECサイトに適⽤。 3

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[前提]決済処理の基本ステップ STEP 1: 確保 STEP 2a: 確定 STEP 2b: 解放 与信(オーソリ) 売上 取消(与信キャンセル) 通常は注⽂確定時 商品出荷時‧受取時 キャンセル‧変更時 カードで指定した⾦額を決済できる 状態にし、利⽤可能枠を押さえるこ と ⾦額の請求を確定すること 取得した与信を取り消し、押さえた 利⽤可能枠を解放すること 参考: 「ECサイトの決済システムを作るなら知っておきたいこと」というテーマで話をしました #devio2020 | DevelopersIO 4

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何が変わったのか? 従来の運⽤ 変更後の厳格なルールAFTER 有効性確認としての少額与信利⽤ 少額与信は利⽤しない カード有効性確認のため 「2円」などの少額与信を利⽤ 有効性確認は「0円与信」を使⽤すること ⻑期間の与信保持 処理期限の厳格化 与信取得後の期限管理が 厳密に求められていなかった ※決済代⾏会社により60〜90⽇許容 与信取得から「25⽇以内」に 売上または取消を完了させること 5

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ルール違反時のリスク ペナルティフィーの発⽣ カードブランド側から加盟店に対して、違反件数に応じた⼿数料が課される可能性があります。 取引条件の⾒直し 違反が常態化した場合、決済⼿数料の引き上げや、最悪の場合は取引条件⾃体の⾒直しに発展する恐 れがあります。 6

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参考: 決済代⾏会社の案内 ● ● ● DGフィナンシャルテクノロジー ○ ブランドルール変更に伴うクレジットカード決済取引仕様変更 GMOペイメントゲートウェイ ○ [仕様]クレジットカード∕ブランドルール変更に伴う取引仕様変更(実売 上期限変更等) SBペイメントサービス ○ [国際ブランドルール対応]商品‧サービス提供が25⽇を超える場合はどう すればよいですか? ○ [国際ブランドルール対応]1円オーソリをキャンセルすれば、ブランド ルール上は問題ないでしょうか? 7

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EC事業者が確認‧対応すべきこと 8

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有効性確認⼿法の変更 少額与信から「0円与信」への切り替え カードの有効性確認を⽬的として、1円や2円といった「少額与信」を利⽤しているシステムは、 直ちに「0円与信」へ変更する必要があります 【ECサイトにおける注⽂前のカード有効性確認フロー】 STEP 01 STEP 02 STEP 03 カード情報⼊⼒‧登録 注⽂前に「0円与信」実⾏ 注⽂確定‧受付完了 ユーザーがECサイト上でクレ ジットカード情報を⼊⼒し、 注⽂⼿続きを開始。 ➔ 売上や請求を発⽣させず、カード ブランドへ0円与信リクエストを送 信して有効性(利⽤可否)のみを 即座に確認。 ➔ カードの有効性が確認された 状態の上で安全に注⽂を受け 付け、出荷準備へ移⾏。 9

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25⽇以内に売上または取消を完了する 与信取得から「25⽇以内」に売上または取消 すべての注⽂において、与信状態を25⽇以上放置しない運⽤フローの構築 特に運⽤の⾒直しが必要な商材 ※ 受注してから出荷まで25⽇以上かかることが想定される商材 予約商品 受注⽣産品 ⼊荷待ち商品 10

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運⽤フロー⾒直しの具体例 例1:出荷時に実額与信を取得 例2:期限前の取消と再与信 STEP 01受注時 STEP 0125⽇経過前 「0円与信」でカードの有効性のみ確認 取得済みの与信を⼀旦「取消」処理 STEP 02出荷時 STEP 02出荷時 実際の⾦額で「与信」を取得し、即座に「売上」 を計上 改めて「与信」を取得し、同時に「売上」を計上 事前に受注から出荷まで25⽇以上かかると 分かっている場合。 ⻑期保留を避け、出荷直前に売上化する2段階フロー 受注時に実際の⾦額で与信を取得し、 25⽇を過ぎそうな場合。 有効期限切れを防ぐため、⼀度リセットして再取得 11

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与信を取り消す場合は取引の状態を確認する 決済代⾏会社側での取引状態を必ず事前確認 確認せずに取消処理を⾏うと、予期せぬエラーや「売上の意図せぬ取消」などが発⽣するリスクがあります。 確認すべき状態の例 すでに売上済みステータスになっていないか 決済代⾏会社側に取引が存在するか(すでに無効化されていないか) 代⾏会社側が25⽇経過で⾃動取消を⾏う仕様になっていないか 12

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担当するプロダクト(prismatix)での 対応内容 13

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prismatix について EC向けAPIプラットフォーム APIを利⽤し、ブランドや事業特性に最適なUI/UXを持つ独⾃のECサイトを柔軟に構築。 マイクロサービス構成 商品管理‧注⽂などの機能をマイクロサービスとして提供。 必要なAPI‧サービスだけを部分的に導⼊可能。 14

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カード有効性確認への対応  0円与信対応 カードの有効性確認向けに、0円与信を利⽤できるよう対応。

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与信25⽇以内のルールに対応する機能 与信の⾃動取消バッチ 定期的に決済情報をモニタリングし、 ⼿動運⽤の漏れを防⽌。 売上処理時の再与信 ⾃動取消された取引でも、 出荷時の売上計上をシームレスに実⾏。 25⽇期限に到達する取引を⾃動で抽出‧取消処理 売上リクエスト受信時に再与信を取得 バッチの有効化‧無効化は事業者が選択可能 与信成功時はそのまま売上処理を継続 (枠不⾜など与信できない場合はエラー) 16

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まとめ 17

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まとめ 厳格化されたブランドルール: Visa / Mastercard における与信の扱いが厳格化 必須アクション 1: カード有効性確認は、少額与信から「0円与信」へ切り替え 必須アクション 2: 与信取得から「25⽇以内」に、売上または取消を完了させる 代⾏会社への確認: 仕様や⾃動処理機能は代⾏会社ごとに異なるため、個別の確認が必要 prismatixの対応: 「0円与信」対応に加え、与信25⽇以内ルールを⽀援する機能を提供 18

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