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北海道情報大学図書館における
滞在人数可視化システムの開発
南 朝陽 辻 順平 湯村 翼 北海道情報大学
研究背景・目的
・北海道情報大学図書館は建物3フロア分あり、職員が特定のエリアに
集中しているため、上層階や奥まったスペースでは目の届かないところ
が多い。そのため、利用者数の把握が難しく、適切なサービス提供が
困難となっている。
→Webカメラを用いた滞在人数可視化システム「NOVVS(ノーブス)」を開
発する。
NOVVS
NOVVSは「NOVVSカウンタ」と「NOVVSビ
ューワ」に分かれている。NOVVSカウンタで
撮影・画像処理を行う。画像処理には
YOLOv5を用いた。算出した滞在人数を
NOVVSビューワに送信し、その時の時間と総
人数、エリア別の人数と混雑度を表示する。
実証実験
・実装したNOVVSの動作を検証するため、1フロアのみで30分間実施した。
・実験の結果、想定通りの動作が確認できたが、Webカメラの撮影品質の問題や
適切なネットワーク環境を用意する課題が明らかになった。
今後の予定
・Webサービスとしての開発を検討している。