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©KAKEHASHI inc. 「外部仕様書をDevinくんにやってもらってみた」 に関連した色々話 2026/1/27 @Tech Encounter ソフトウェアエンジニア 鳥海 航

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©KAKEHASHI inc. 2 鳥海 航(@toripeeeeee) 株式会社カケハシ 新規事業・AI在庫管理 ソフトウェアエンジニア 業務 アプリ開発をしながら、AI活用の推進していま す! 自己紹介

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 今日のテーマ Devinくんに外部仕様書のレビューを してもらったけど、 背景とか考えとか色々知って欲しい!

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©KAKEHASHI inc. 4 1年前のブログの内容はこんな感じでしたー! プロセスの中で外部仕様書のレビューをAIに頼むことで効率性と効果性を出していこう! 実装 動作確認 (仕様書も確認) リリース ここでDevinのPlaybookを使って、 ここで効率的にプロセスを踏めるように Slackワークフローを定義してみた

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©KAKEHASHI inc. 5 今日話す内容はこんな感じ 1. ちょうどこの時期にどういうことがあったの? 2. そのなかでどう考えてこれやったの? 3. 今はどう変わった? 背景がわかりつつ、今どんな感じで進めているのか説明していこうと思っています

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 1. ちょうどこの時期にどういうことがあったの?

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©KAKEHASHI inc. 7 1. OKRの設定 KR:生成AIが開発プロセスに組み込まれている チームとして目指すためにOKRとして設定されている状態だった

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©KAKEHASHI inc. 8 品質をより重視したプロセスへの変更 開発プロセスをこのように定義することで品質を保つための土台ができてきていた https://speakerdeck.com/kakehashi/process-definition-for-valuable-decisions?slide=28

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©KAKEHASHI inc. 9 なぜこうかわったのか? 不具合の修正コストは、リリース前よりリリース後のほうが膨大になる

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©KAKEHASHI inc. 10 なぜこうかわったのか? 不具合の修正コストは、リリース前よりリリース後のほうが膨大になる リリースまでに抑えることで、 トータルの作業量も減らせ、プロダクトとして良い状態を保てる

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 大手法人にも導入されている状況で このプロセス変更は必須な状態であった

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©KAKEHASHI inc. 12 同時並行で進む変化 プロセスの移行とAIのプロセス導入が同時並行で進む! プロセスの移行 AIのプロセス導入

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 2. そのなかでどう考えてこれやったの?

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©KAKEHASHI inc. 14 外部仕様書がちょうど使える状態になってきていた 前期から育てられた外部仕様書の仕組みが育ち、プロセスに入れられる状態に

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©KAKEHASHI inc. 15 このプロセスでは外部仕様書が軸になる プロダクトの起点として開発だけでなく、プロダクトに関わる全メンバーに影響してくる

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©KAKEHASHI inc. 16 このプロセスでは外部仕様書が軸になる プロダクトの起点として開発だけでなく、プロダクトに関わる全メンバーに影響してくる ここにフォーカスしてプロセスに組み込めば、 外部仕様書も整理されて、コスパが良い可能性が高そう

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©KAKEHASHI inc. 17 プロセスに組み込むためにカスタムコマンドの機能が欲しい 検討時は、社内で導入されているツールで Devin だけ対応されていた DevinでPlaybookが 提供される(マクロで呼出) https://docs.devin.ai/ja/release-not es/overview#2024%E5%B9%B411% E6%9C%8822%E6%97%A5 Claude CodeでSlash Commandが提供される https://github.com/anthropics/cla ude-code/blob/main/CHANGELOG .md#0231 2024年 11月 2025年 3月 2025年 9月 CursorでSlash Commandが提供される https://cursor.com/ja/changelog/ 1-6 Claude Code 社内導入前 😭 やってみたぜー! 5月頃

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©KAKEHASHI inc. 18 Playbookってなんだっけ? !xx で呼び出せる定型プロンプトを呼び出す機能 !aizaiko_document_review Procedure step1. 指示に従って、hakari-frontend の リポジトリの変更差分を見に行ってください。ま た、必要に応じて、hakari-backend のリポ ジトリも見に行ってください。 step2. step1で検出された変更差分の影響 範囲まで調査してください。 step3. hakari-manual の docs/specification 配下で step 1、 step2 の変更内容や影響が該当ページに反映 されているかを確認してください。 呼出 Slackからも呼び出せる!

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©KAKEHASHI inc. 19 この時点で思っていたこと ● ここにフォーカスしてプロセスに組み込めば、 外部仕様書も整理されて、コスパが良い可能性が高そう ● コード実装の細かい部分は Cursorが小回りよく活躍できるので、 プロセス統合は Slackからも呼び出せる DevinのPlaybookに任せるの が使い勝手が良さそう

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. でも結局一発ではうまくいかなかった

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. ブログの内容は何回も改善したりしながら、 ようやく参考にできるかなくらいの感じになった

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 結構泥臭くやっていく中で プロセスに組み込むことをしていきました

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©KAKEHASHI inc. 23 そして結果として、 https://kakehashi-dev.hatenablog.com/entry/2025/05/09/104354 から引用 フィードバックもポジティブなものになった しっかり分析してくれて良い感じですね! みんながちゃんと書いてくれているため、指摘すべきことが見当たらないという前 提はありつつ、AIが構造化して出力してくれるので、自分のレビューの観点を低い コストで洗い出せるようになった。 
 実際自分でも観点を洗い出してみたが、全体的に洗い出せていた。

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. 3. 今はどう変わった?

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©KAKEHASHI inc. 25 残ったメンバーでよりやりやすいフローに変化 活用状況に合わせて、何を使ってどういうふうに活用するかを変化させる Devin Claude Code Playbook を用いて、 Slackワークフローで 呼び出す Pluginを使って、 みんなが利用できる形で 定義したものを利用する

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© KAKEHASHI Inc. All Rights Reserved. AI活用の日々変わるアプローチを吸収しながら、 チームに合う活用方法を探索・変化するのが 組織で活用する上で重要!! 1年を立ち返ったふりかえり