Slide 1

Slide 1 text

はじめて技術書典に出したはなし 鈴木 天音(@SakuEji)

Slide 2

Slide 2 text

鈴木天音(すずき あまね) Twitter: @SakuEji Kaggle Master(Kaggle歴2年) 最近「わかりやすく伝える」ことに興味がある

Slide 3

Slide 3 text

技術書典ってなに?

Slide 4

Slide 4 text

技術書典とは ● 技術書オンリーのコミケ ● ジャンルはいろいろ ○ ゲーム ○ 機械学習 ○ Swift・Kotlin ○ 量子コンピュータ ○ 技術マネジメント etc. ● 池袋サンシャインで開催され、入場者9700人 ● すげー楽しい 4

Slide 5

Slide 5 text

No content

Slide 6

Slide 6 text

\出しました/

Slide 7

Slide 7 text

技術書のつくりかた

Slide 8

Slide 8 text

なぜ技術書を書くのか? きっかけはいろいろあるし、いろいろあっていいはず! 応募までのハードルは下げていきましょう(当選したら頑張るシステム) ● 自分の好きな技術を広めたい ● 自分なりに知識を整理したい ● 技術書典というイベントが好き ● 儲けたい ● 技術ブランディングしたい 8 \そもそも/

Slide 9

Slide 9 text

『技術同人誌を書こう!』を読む ● 1冊でネタ決めから当日の運営まで分かる ● Kindle版がめっちゃ安い(810円)のでおすすめ 9

Slide 10

Slide 10 text

執筆環境 Re:VIEW ● Re:VIEWの記法に従って書けば、PDFやEPUBに変換可能 ● レイアウトにこだわりが無ければこれでOK ● 入稿時に必要な機能を網羅していて、余計なことを考えなくて済む ○ トンボ ○ 大扉 ○ 奥付 ○ ノンブル 10

Slide 11

Slide 11 text

表紙を作る ● 本文とは別ファイル。Adobe Illustratorで作るとスムーズ ● 基本はデザイナーさんに依頼するのがおすすめ ○ 表紙は売れ行きに直結するため ○ 依頼する関係上、早めに〆切がくることに注意 ● 自分で作る場合 ○ でかい写真を載せると楽 ○ オライリーのパロディみたいにするのもアリ 11

Slide 12

Slide 12 text

印刷所(日光企画)に入稿する ● 日光企画(& ねこのしっぽ)が技術書典公式印刷所 ● Web入稿が可能だが、店舗入稿がおすすめ ○ おかしいところをその場で指摘してくれる ○ 細かいオプション(遊び紙、コーティングなど)も説明してもらえる ○ USBメモリを持っていきましょう ● 出来上がった本は当日、自分のブースに置いといてくれる(すごい) 12

Slide 13

Slide 13 text

当日準備 ● だいたいこんな雑然とした感じ ● 長机半分のスペース ● 用意するもの ○ 本 ○ 敷くための布 ○ ブックカバー・スタンド ● 同人用名刺とかを作っておくといいかも 13

Slide 14

Slide 14 text

あとは宣伝をがんばる

Slide 15

Slide 15 text

無事、完売

Slide 16

Slide 16 text

で、儲かったの?

Slide 17

Slide 17 text

そこそこプラス*になりました ● 収入 ○ 書籍(技術書典) :150,000円 ○ PDF(技術書典) :050,000円 ○ PDF (BOOTH) :150,000円 ● 支出 ○ 印刷費 :035,000円 ○ 設営など準備 :015,000円 ○ 技術書典買い物 :015,000円 ○ ゼルダの伝説 夢をみる島 :005,000円 17 *人件費が含まれていないことに注意

Slide 18

Slide 18 text

まとめ ● 技術書典たのしいよ! ○ 最初は買いに行くだけでも ○ 出展のドキドキ感 & 楽しさは格別 ○ 応募までの心のハードルは下げていきましょう ● 『技術同人誌を書こう!』を読みましょう ○ 「ネタがないからなー」みたいな人もとりあえず読む ○ 参加が決まった人は絶対読む ● (運がいいとプラスになるかも?) 18