1 © 2024 Japan Digital Design, Inc. Takuya Yonezawa 2024.10.18 JAWS-UG 神戸 第1回 オフィス（お家）で IoT Twinmaker！！

2 © 2024 Japan Digital Design, Inc. 米澤 拓也 Software Engineer Technology & Development Div. 前職ではCCoE、現職ではSoftware Engineer フロント/バックエンドの実装からインフラ構築など何でもやってます JAWS DAYS2025/ JAWS DAYS2024 / PANKRATION2024 の運営（WEB） Fin-JAWSの運営もやってます 年内に関西移住予定（今日は奈良の実家から） 好きなAWSサービスは CloudFront、Lambda プロフィール @CDK Conference 2024 Not Certified

3 © 2024 Japan Digital Design, Inc. IoTセンサによってリアル（物理）空間のデータを取得し、 そのデータをリアルタイムに3Dモデルに反映することにより、 設備や工場などの物理的なシステムの構造・状態・動作をリアルタイムに デジタル空間上に表現するもの デジタルツイン？ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/edge-to-twin-a-scalable-edge-to-cloud-architecture-for-digital-twins/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/edge-to-twin-a-scalable-edge-to-cloud-architecture-for-digital-twins/

4 © 2024 Japan Digital Design, Inc. AWS IoT TwinMaker https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/10/aws-iot-twinmaker-tokyo-seoul-mumbai/ https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/10/aws-iot-twinmaker-tokyo-seoul-mumbai/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-twinmaker-is-now-generally-available/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-twinmaker-is-now-generally-available/ 2022/4/21 GA 2023/10/18 東京上陸

5 © 2024 Japan Digital Design, Inc. 従来、デジタルツインを作成するには、下記のように複雑で多数の工程が必要だった 1. 様々なIoTセンサーからデータをリアルタイムに収集し、 時系列順にデータを取り込めるようなデータ基盤を開発 2. それらのデータを3Dモデル上に統合・可視化するツールを開発 3. 作成した3Dモデル上で常にセンサーデータを更新し続ける機能を開発 AWS IoT TwinMaker https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-twinmaker-is-now-generally-available/ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-twinmaker-is-now-generally-available/

6 © 2024 Japan Digital Design, Inc. IoT TwinMakerの構成要素 AWS IoT TwinMaker ノード → 1つの3Dオブジェクト ノード → 1つの3Dオブジェクト

7 © 2024 Japan Digital Design, Inc. IoT TwinMakerの構成要素 AWS IoT TwinMaker シーン → 複数のノードの集合体

8 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた オフィスの状況をデジタルツイン化したい！ 会議室 執務エリア

9 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた オフィスの物理環境・状態を細かく測定するために、 取得できそうなセンサデータは可能な限り取得する （という建付けでおもちゃを大量購入） • 温度・湿度・気圧センサー • 照度センサー • 人感センサー • CO2濃度センサー（人の密集度） • 匂い強度センサー • 音の強度センサー（騒音） • Webカメラ → プライバシー観点で不採用 Rasp Pi センサーたち LTEドングル

10 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた オフィスの物理環境・状態を細かく測定するために、 取得できそうなセンサデータは可能な限り取得する （という建付けでおもちゃを大量購入）

11 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた シーン （オフィスの3Dモデル） エンティティ ・Rasp Piごとに作成 ・IoTボタン単位で作成 コンポーネント ・Rasp Pi用Lambda ・IoTボタン用Lambda

12 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた シーン （オフィスの3Dモデル） エンティティ ・Rasp Piごとに作成 ・IoTボタン単位で作成 コンポーネント ・Rasp Pi用Lambda ・IoTボタン用Lambda MQTTのQoSは0に設定 （再送無し、ベストエフォート型） IoTボタンはIoT 1-Clickに 登録してLambdaと接続 センサデータを時系列データとして 扱うためにTimestreamをデータソ ースとして選定（よくあるやつ Timestreamをデータソースとして 使用するためにLambdaを実装 エンティティを作成することで 3Dモデルとセンサデータをマッピング SSM Aagentを導入して メンテを楽に

13 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた 設置先デスク デスクの裏側

14 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた TwinMakerのシーン （俯瞰ver） TwinMakerのシーン （斜めから見たver）

15 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた アラート発砲状態（IoTボタン押した

16 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた Grafana統合ver CO2センサー値 臭気センサー値 IoTボタン

17 © 2024 Japan Digital Design, Inc. オフィス（お家）で使ってみた 〜ハマったポイント〜 超デカ3Dモデルの利用は要注意 船モデル（100MB） → 描画が遅くGrafana上での表現は絶望的 みなとみらいの街モデル（20MB） → 描画が高速、サクサク操作できる 上から 斜めから

18 © 2024 Japan Digital Design, Inc. わりかし現実的な問題にぶつかりがち • IoTデバイスのネットワーク状況（そもそも細い、混線、屋内 etc…） • IoT Twinmaker上での巨大な精密シーン描画 • 1つのシーンにアップロードできる3Dモデルの 合計サイズ推奨値は「100MB」 • 1つのシーンにアップロードできる3Dモデルの 合計数推奨値は「200個以下」 まとめ 用法用量を守ればIoT TwinMakerは リプレイツール、リアルタイム分析ツールとして

19 © 2024 Japan Digital Design, Inc. Appendix 大量購入した資材の行く末

Thank you. 20 © 2024 Japan Digital Design, Inc.