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エンジニア向け会社紹介資料 2022.06.22

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馬場 敏気 (29) / メダップ株式会社 取締役CTO 新卒でHR系ベンチャー企業入社 その後、開発者0名のスタートアップに参画。 → VPoE として開発組織立ち上げ / 事業立ち上げにコミット 2021年1月より、メダップに参画。今に至る プロダクト開発、技術、採用、組織、... 色々手を出してパンク気味! 趣味:ガンプラ制作。ガンダム。ジョジョ。.... Twitter, Note やっているのでよければフォローお願いします! 自己紹介 https://twitter.com/tobb422 https://note.com/tobb422/

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Index C5 会社概3 65 foro CRM 事業概3 )5 今後の展# 5 プロダクト開É @5 技術戦 Ç5 まとめ

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会社概要

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会社概要 私達は、病院向けの SaaSツールを提供する スタートアップです 社名 代表 設立 従業員 外部株主 受賞歴 メダップ株式会社 柳内 健 2017年8月 24名 2020年、注目すべき日本の有望な 若きクラウド・スタートアップ 「Cloud 20 Rising Stars」に選出

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会社概要 6億円のシリーズA 資金調達を実施 病院経営の非効率”をデータドリブンで解決する 「MedUp」、 シリーズAで6億円の資金調達を実 施。20兆円市場である病院の経営DXに向けて、プロ ダクト開発と営業・マーケティング体制を強化 2021/08 リード投資家 その他投資家 (新規)

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Mission & Vision Mission : 医療の可能性を、 テクノロジーで開放する。 : Vision 経営から、病院を変える。 病院から、医療を変える。 SaaS により、病院マネジメントを data driven に 当社の役割は、病院の課題を、経営の視点から捉えて解決すること。 病院の経営陣やマネージャー、企画職 (事務職) の人々へメダップがSaaSツールを提供することで、 よりよいマネジメントを実現し、病院で働くすべての人々がより活躍できることを目指します。

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foro CRM 事業概要

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foro CRM 病院のための顧客(連携先)管理システム (病院業界特化型のCRM)

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病院の収益構造 患者さんを紹介してくれる 地域医療機関は、 病院にとって”顧客” 病院の収益構造は極めて不安定で、紹介からの安定 収益獲得は死活問題です。 利益確保はもちろんのこと、人材リテンションのた めにも紹介経由での患者数安定は重要なアジェンダ です。 急性期病院の入院患者の内訳 紹介経由 (約60%) 救急 (約30%) 直接来院 (約10%)

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課題 地域医療機関へのマーケ・営業・CS活動の 不十分さによる機会損失・顧客不満足 “™ 顧客体験低下のタイミングでのフォロー不足による、クレーム発生・紹介減i F™ 顧客の状態に対応する適切なアクションがわからなB e™ 活動の改善サイクルが属人化 満床時の紹介受け入れのお断りのフォロー漏れなどによる満足度低下 紹介された患者さんの状況の把握不足や情報共有漏れによる機会損失 Sales / Mkt / CS 活動で上手く改善サイクルが回らず、満足度向上に繋がらない

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foro CRM の特徴 データの一括管理による ユーザー体験を創出 院内・公開データを独自のデータクレンジン グ手法により紐付けることで、データが一元 管理・蓄積されます。その結果としてこれま でになかった 連携活動に重要な分析・管理・共有機能をワ ンストップで提供することを可能になりまし た。 紹介データ (入院データ) 各種連携活動 ログ 厚生労働省 都道府県への 届出データ データの紐付け・一元管理 院内データ 公開データ データを元にした各アクションが可能に 各種データ分析 (BI) ダッシュボード 連携先マップ 連携先管理 アラート アクション分析 メール配信 ヘルスチェック (CS・CRM) アクション実施・管理 (SFA・MA)

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実績 業界トップクラスの 病院と連携 開発立ち上げ時、済生会熊本病院という、業 界トップクラスの病院とともにサービスを開 発してきました。 それにより、サービスの有用性の仮説検証を 他社では真似できないクオリティで実施する ことができました。 導入実績 (※ 一部)

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今後の展望

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今後の展望 地域連携 連携先CRM 収益分析BI Web予約 後方連携 紹介状管理 連携先 コミュニケーション 人材管理 患者管理 会計管理 病床・手術室管理 地域連携を軸に病院経営におけるあらゆるオペレーションのDXを実現

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プロダクト開発

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プロダクト開発 Vertical SaaS (業界特化) のプロダクト開発では、 が必須 その対象となる領域に深く入り込んだ課題解決 o{ 開発者が一次情報に触れる機会創~ j{ チームを越境して、プロダクト中心にコミュニケーションを促進する文化形€ |{ ユーザーから届く現場の声をしっかりとプロダクトに反映する開発サイクル 商談同席やユーザーMTG参加など、開発者自身が一次情報に触れられる機会を作ることで、より解像度高くユーザー・業界理解を進める 次ページで解説 ユーザーの声を一元管理。定期で開発バックログに反映することで継続的にユーザーの声をプロダクトに反映する体制を構築

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プロダクト開発 ~ 補足資料 ~ プロダクト中心に コミュニケーションを 促進する文化形成 ユーザーサクセスについて、チームを越境し てコミュニケーションを取る場(= プロダクト 懇親会)を作ることで、どう作るか?ではなく ユーザーのどの課題を解決するか?に注目が 行きやすい環境に繋がる。プロダクト中心の 文化は、CS や Sales からのフィードバックも 最速で返ってくる。 FS CS IS Design Mkt. Data Mgmt. Corp. Dev.

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技術戦略

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地域連携 連携先CRM 収益分析BI Web予約 後方連携 紹介状管理 連携先 コミュニケーション 人材管理 患者管理 患者管理 病床・手術室管理 技術戦略 病院業界にある、あらゆるオペレーション課題を 的確に解決するプロダクトを複数立ち上げていく アジリティ スケーラビリティ

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技術戦略 高いアジリティの実現 アジリティを高く保つことで、プロダクトの 改善サイクルを高速で回すことができると考 えている。ユーザーや業界に対して深い理解 をしていくためにもこの改善サイクルを数多 く回していくことは必要不可欠。 メダップでは、開発生産性を定量的に計測 し、改善を回す仕組みを構築することでアジ リティに向き合っている。 週次で行っているスプリントの振り返りで、チームパフォーマンスを計測する 仕組みを取り入れることで、現状の生産性を定量的に分析し、組織・技術の両 面から改善を回す取り組みを行っている また、四半期に一度開発生産性を集計し、マクロで見たときのアジリティの高 さや開発投資対効果を把握した上で、次の四半期の技術戦略立案に活かしてい る

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技術戦略 スケーラビリティへの考慮 プロダクトを複数立ち上げていく上で、ス ケールさせる基盤を構築することは必要不可 欠。常に業界に向き合うことで見えるシステ ムの長期Visionを持ち、その実現に向けて、 積極的な技術投資を行っていく。 特に、複雑さはインクリメンタルなものなの で、多少の複雑さの許容が大きなシステム全 体に影響を与えうる。つまり、既存の小さな 変更に対してかかる開発規模が膨張してしま うことは、新規の立ち上げに莫大な影響を与 えうる。 A Philosophy of Software Design より抜粋 中長期でプロダクトを複数立ち上げていくためには、Strategic Programming(戦略的プログラミング)の思想のもと、シンプルな設計に保つた めの技術投資を継続的に行う必要がある。事業(プロダクト)戦略上のアイテムだ けではなく、技術戦略からくるアイテムをロードマップに一定数おいておくこ とや、ボトムアップに現場から見える技術課題を吸い上げ、バックログに反映 させる場(分科会と呼んでます)を整えることで、戦略的に技術に投資する環境を 大切にしている