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を促すチェックリストの作り方 無意識化 @Ray Lucas

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Q:日常生活に新しい思考を取り入れる ためにやっていることは? 反脆弱性が大事なのか...! ポジション取らなきゃ 俺はクライアントと対等 Win-Winに決断したい ポートフォリオ思考ね 「話すより聞け」 まずは仮説を立てなきゃ 10分考えてダメなら聞く 人に期待しない 自責で行動しよう

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する”

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” →結局あんまり見ない →朝忙しくて... →何もインストールされない

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” →結局あんまり見ない →朝忙しくて... →何もインストールされない

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日常生活における マインドセットの浸透=無意識化

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日常生活における マインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数

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日常生活におけるマインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数

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❝ ❞ 人間はコストを掛けないと それが有益なものと判断しない生き物なんです ―阿部圭司(アナグラム創業者)

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日常生活におけるマインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 ● 想起に伴う能動性や感情的な強度 ● 高ければ高いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ高すぎると継続できない 例:英会話塾に通う < アメリカに飛ばされる

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日常生活におけるマインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 ● その経験や思考をどれだけ頻繁に思い出すか ● 多ければ多いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ多すぎると現実的でない ● 想起に伴う能動性や感情的な強度 ● 高ければ高いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ高すぎると継続できない 例:英会話塾に通う < アメリカに飛ばされる 例:休日だけ思い出す < 1時間ごとに思い出す

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日常生活におけるマインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 ● その経験や思考をどれだけ頻繁に思い出すか ● 多ければ多いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ多すぎると現実的でない ● 想起に伴う能動性や感情的な強度 ● 高ければ高いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ高すぎると継続できない 例:英会話塾に通う < アメリカに飛ばされる 例:休日だけ思い出す < 1時間ごとに思い出す バランスが大事

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日常生活におけるマインドセットの浸透=無意識化 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性 ● その経験や思考をどれだけ頻繁に思い出すか ● 多ければ多いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ多すぎると現実的でない ● 想起に伴う能動性や感情的な強度 ● 高ければ高いほど無意識化に繋がりやすい ● とはいえ高すぎると継続できない 例:英会話塾に通う < アメリカに飛ばされる 例:休日だけ思い出す < 1時間ごとに思い出す 実行可能性も大事

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” →実行性はあるが、コストが低く案外回数も少なめ △ 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” △ △ →実行性はあるが、コストが低く案外回数も少なめ →コスト高く回数も多いが、実行性がない(恥/時間) 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性

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● 付箋に書いてPCに貼る ● 毎朝鏡に向かって唱える ● ”意識する” ✕ △ △ →実行性はあるが、コストが低く案外回数も少なめ →コスト高く回数も多いが、実行性がない(恥/時間) →実行性はあるが、コストゼロで想起回数も低い 無意識化 = 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性

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無意識化をハックする術を教えるよ

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無意識化をハックする術を教えるよ チェックリスト化 ズバリ、 だよ

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❝ ❞ (2023年当時、Slackで偉そうなことを言う筆者)

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❝ ❞ 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性

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❝ ❞ 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性 ● 1回1回のコスト自体は低い ● とはいえ”ひと手間”かかる ● 付箋チラ見ほど楽じゃない

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❝ ❞ 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性 ● 1回1回のコスト自体は低い ● とはいえ”ひと手間”かかる ● 付箋チラ見ほど楽じゃない ● 1日1-2回程度 ● ただし継続できれば永遠に 回数を増やし続けられる

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❝ ❞ 想起コスト × 想起回数 × 実行可能性 ● 1回1回のコスト自体は低い ● とはいえ”ひと手間”かかる ● 付箋チラ見ほど楽じゃない ● 1日1-2回程度 ● ただし継続できれば永遠に 回数を増やし続けられる ● 日々のワークフローに取り 入れやすい。半自動化すれ ば実行可能性が極めて高い

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❝ ❞ Obsidian Gmail Slack 各ツールの活用方法を説明していくよ

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Obsidianでチェックリストを作る 参考:Obsidianでつなげる情報管理術 | Amazon

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Obsidianでチェックリストを作る メ リ ッ ト ● 他の機能と掛け合わせて振り返り自体 を仕組化できる ● テンプレとなる元ファイルを編集すれ ばいいだけなので、更新が容易。行ご とに直接入力して振り返りもできる ● 関数を組めばチェック頻度が低いもの 降順に並び変えられるし、読書メモを 作る度に取り入れたいマインドセット を自動表示できる 参考:Obsidianでつなげる情報管理術 | Amazon

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Obsidianでチェックリストを作る ● 他の機能と掛け合わせて振り返り自体 を仕組化できる ● テンプレとなる元ファイルを編集すれ ばいいだけなので、更新が容易。行ご とに直接入力して振り返りもできる ● 関数を組めばチェック頻度が低いもの 降順に並び変えられるし、読書メモを 作る度に取り入れたいマインドセット を自動表示できる ● 初期構築が大変 ● チェックリスト化だけの目的で導入 するのは現実的でない ● 関数組むの結構めんどくさい デ メ リ ッ ト メ リ ッ ト 参考:Obsidianでつなげる情報管理術 | Amazon

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Gmail(Google Forms)でチェックリストを作る 参考:How to Embed Google Forms in an Email | Form Publisherl

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Gmail(Google Forms)でチェックリストを作る メ リ ッ ト ● 自動送信で習慣化しやすい ● 導入コストが低く、日々のワークフロ ーに取り入れやすい ● 回答データの集計結果が簡単に見れる ので、意識できてない項目がわかる 参考:How to Embed Google Forms in an Email | Form Publisherl

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Gmail(Google Forms)でチェックリストを作る ● 受信メールの山に紛れる可能性がある ● 社外とのやり取りが発生するプラット フォームなので人によっては心理的な 不安があるかも デ メ リ ッ ト メ リ ッ ト 参考:How to Embed Google Forms in an Email | Form Publisherl ● 自動送信で習慣化しやすい ● 導入コストが低く、日々のワークフロ ーに取り入れやすい ● 回答データの集計結果が簡単に見れる ので、意識できてない項目がわかる

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Slack(canvas)でチェックリストを作る 参考:自分の To-Do リストを作成する | Slack Help Center

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Slack(canvas)でチェックリストを作る ● 導入コストが低く、日々のワークフロ ーに取り入れやすい ● Slack DMなのでGmail程社外とのやり 取りについて心配しなくてよい ● 更新が簡単 メ リ ッ ト 参考:自分の To-Do リストを作成する | Slack Help Center

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Slack(canvas)でチェックリストを作る ● リンク先は送られてもプレビューは表 示されないので悪い意味で手間 ● 送られてくるのは既存のチェックリス トなので毎回チェック項目を外さなき ゃいけない ● 集計できない デ メ リ ッ ト メ リ ッ ト ● 導入コストが低く、日々のワークフロ ーに取り入れやすい ● Slack DMなのでGmail程社外とのやり 取りについて心配しなくてよい ● 更新が簡単 参考:自分の To-Do リストを作成する | Slack Help Center

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雑感 ● スプシとかもOK。ただ一定時間経過したらチェックボックスが自動で外 れる仕組みが必要(Google Apps Script?) ● 「ひと手間」かかればいいので、メモ帳開いて声に出して読み上げたり、 恥ずかしければ口パクだけでもOK ● 新たなツールを導入すると面倒なので、とりあえず日々使ってるものをベ ースに工夫してみるのがいいかも

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まとめ ● 新しい思考を取り入れるには無意識化が重要 ● 無意識化=想起コスト×想起回数×実行可能性で決まる ● チェックリスト化がおすすめ

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ありがとうございました