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Cloudflareで取得したドメインを Route53+ACMで管理する ⽇本IBM ⼿嶋 達也 2023/11/20

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⾃⼰紹介 @tterima Teshima-Tatsuya 主なAWS資格

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構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス

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構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス

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Cloudflareでドメイン購⼊ CloudflareにはCDNだけではなく、ドメインレジストラ(ドメインを販売できる業者)と しての役割もあります。(Cloudflare Register) そして、Cloudflareはドメインを原価で提供しています。 さくっとマイドメインを買っちゃいましょう。 年間でもランチ代程度です。 tessy.dev tessy.dev

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Cloudflareでドメイン購⼊ ‒ ドメイン購⼊情報 ドメインを購⼊するとドメインを管理するネームサーバが割り当てられます。 ドメインを含むURLでアクセスすると、ネームサーバがIPアドレスを解決してくれます。 この場合、「tessy.dev」がCloudflareのネームサーバで解決されます。 今回はこの「tessy.dev」をAWSで管理したいのですが、Cloudflareではデフォルトのネー ムサーバの変更は課⾦が必要なため、サブドメインの「aws.tessy.dev」を移管します。

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構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス

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Route 53でパブリックホストゾーンを「aws.tessy.dev」として作成します。 作成後、Route 53で利⽤されるネームサーバーが発⾏されるため、これをCloudflare側に 設定します。 Route 53でドメイン管理 ‒ ホストゾーン作成

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Cloudflareで「aws.tessy.dev」がRoute 53のネームサーバを利⽤するように設定します。 Route 53で作成されたネームサーバを「NS」レコードとして設定します。 サブドメインが「aws」として移管するため、Nameには「aws」を設定します。 Route 53でドメイン管理 ‒ Cloudflareでの設定

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構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス

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ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ 証明書リクエスト Route53でドメインを検証 ACM (AWS Certificate Manager)でサーバ証明書を発⾏します。 ドメインは「aws.tessy.dev」ですが、「*.aws.tessy.dev」としてワイルドカード証明書を 作成しちゃいます。(「XXX.aws.tessy.dev」でも証明書として機能する。)

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ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ Route 53でのドメイン検証(1/2) Route 53で管理されていることを証明するため、CNAMEレコード(ドメインの別名)を Route 53に設定する。 Route53のレコード

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ACMでサーバ証明書発⾏ ‒ Route 53でのドメイン検証(2/2) Route 53で管理されていることを証明するため、CNAMEレコード(ドメインの別名)を Route 53に設定する。 検証完了 検証完了

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構成図 以下の構成を作成する。 ・Cloudflareでドメイン購⼊ ・Route 53でドメイン管理 ・ACMでサーバ証明書発⾏ ・HTTPSでAPIGatewayにアクセス

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HTTPSでAPIGatewayにアクセス API Gatewayのカスタムドメインとして「api.aws.tessy.dev」を設定する。 ワイルドカードドメイン で登録されている Route 53のレコード登録 カスタムドメイン HTTPSアクセス

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まとめ マイドメインは良い ⾃分でウェブシステムをHTTPSで作るのはとても勉強になります。 皆さんもチャレンジしてみてください。

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付録 Route 53とACMは terraformで⼀撃で設定可能 です。