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ネットワーク プログラミング [TCP/UDPの違い]

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アジェンダ!! CHAPTER 1 通信プロトコルとは何か? CHAPTER 2 TCPプロトコルについて知ろう!
 
 CHAPTER 3 UDPプロトコルについて知ろう!

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CHAPTER 1 通信プロトコルとは 何か ? ?

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通信プロトコルとは? ・ネットワークで データ通信 を行うための 規約 ・コミュニケーション を行うための 具体的なルール 意思/内容を伝え合う 同じ言語を使用する LINEを使って伝える いくつかのルール上にコミュニケーションが成立 例) 人と人の会話

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コンピュータ通信のプロトコル 以下のような規約などが必要となる. サービス (アプリケーション) メッセージ形式 (フォーマット) 通信手順 (送受信の動作) コネクション管理
 (確立・切断) データ転送の信頼性 (誤り検出/訂正,再送) 通信方式 (信号,伝送媒体)

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CHAPTER 1 TCPプロトコル について知ろう!

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TCPプロトコルとは? TCPは データ配信の信頼性 を重視したプロトコル (この制約上 1対1の通信 でしか利用できない) 受信側がデータを 受け取れるかを確認 データを規定の大きさに 分割して送信 送り終えたら 通信を終了する ①通信の確立 ②データの送信 ③通信の終了

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通信の開始 通信相手に通信状況を伝える手段として, コントロールフラグが使われる(TCPヘッダに取り付け) 「通信しましょう」 「了解です.通信しましょう」 「了解です」 U R G A C K P S H R S T S Y N F I N ԼਤͷΑ͏ʹ૬खͱ֬ೝ͠ͳ͕Β ΍ΓऔΓ͢Δ͜ͱΛϋϯυγΣΠΫͱ͍͏ɽ 役割 URG 緊急がデータがあるか ACK 通信の確認に対して了解したか PSH すぐにアプリケーション層に渡すか RST 通信を強制的に切断するか SYN 通信の開始を要求するか FIN 通信の終了を要求するか コントロールフラグの構造

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アプリケーションデータ データ(1/3) データ(2/3) データ(3/3) 「どのアプリケーションを利用するか」や 「元に戻すための番号」などの情報 データ(2/3) データ(3/3) データ(1/3) セグメント データを 一定の大きさに分割 データの分割

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データのやり取り 1番です 2番です 1番届きました. 2番お願いします. TCPヘッダに番号を書き込み, セグメントを送信. 順番通りに来てるか 確認し,送信側に 次の番号を知らせる 無事に届いていたら, 次のセグメントを送信. 届いたセグメントを 番号順に並べる.

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問題があった時の対処 送信 返答 再送信 再送信 送信 返答がないから再送しよう 既にあるので 2つ目は捨てよう 送信 壊れているので破棄しよう 再送が必要なので返答はしないよ Case① セグメントの 遅延/消失 Case③ データの破損 Case② 確認応答の 遅延/消失

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CHAPTER 2 UDPプロトコル について知ろう!

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UDPプロトコルの特徴 相手の状況を調べず 取り敢えず送信するよ 何があっても 送信しない 受け取っても 返答しない ① 打ち合わせをしない ② 複数の相手に同時に送信 これはTCPには不可能

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まとめ: TCP と UDP の違い しっかり受け取りました どうぞ〜 データは確実に相手に届く データに 異常なし! TCP ~ 信用第一 ~ どうぞ ! UDP ~ 速さで勝負 ~ 早いけど…. 失敗も…. 使用例:
 www, 電子メールなど 使用例:
 IP, 電話, ストリーミングなど

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[参考文献]