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学生最後の年に、 3ヶ月間のOSS開発をした話 2021年9月 新卒話すし (LT)

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昨年度のGSoCに参加していました GSoCとは...? 学生がGoogleからお金をもらって、 約3ヶ月間メンターと一緒に OSS開発するというプログラム 企業じゃなくて、OSSでやるインターンみたいなイメージ 昨年の統計 学生数:1,199 (15人程度) 団体数:199

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なぜ参加しようと思ったのか? バイト先の上司に、とりあえず応募してみたらと背中を押された 応募しない → 通らない 応募する → 通る (かもしれない!!) OSS活動が好きで、長期的なコミットをしてみたかった 偶然フォローしていたエンジニアが、あるOSSのメンターだった 好きなことなら、エイヤの勢いでやってみることは大事

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GSoCの参加~終了までの流れ 2月 3月~4月 5月 6月 9月 参加する OSSの発表 プロポーザル の提出 英語 2〜3枚程度で、 開発計画や自分のスキルを説明する プロポーザル の結果の通知 OSSの 開発期間 開発は6月頭から9月頭まで 週の開発時間はOSSによって様々 参加するOSSは、とりくんでほしい 開発のネタを公開し始める プロポーザルや開発の詳細などについては、"GSoC 参加記"で検索 https://gist.github.com/nissy-dev/bbe74ae2615a4514a75f65cedef9fedb

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参加したOSSと開発内容 修士の研究に近い領域から探して、 DeepChemというOSSに参加した 学術的なOSSも多くて、研究などで使われているOSSなどは意外と狙い目 やったこととしては、 深層学習に関する新たなツールを 使ったPoCやリリース自動化など

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不安 / 大変だったこと 時差は思っていたより大変だった メンターの都合上、土曜日の朝7時にミーティング 授業・研究との両立が不安だった メンターさん次第でコミット量はそれなりに変えられる 英語ミーティングが無事できるかどうか不安だった 苦手と説明したら、基本テキストでコミュニケーションしてくれた

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参加して得られたもの 英語でのコミュニケーションの温度感 意外とテキストベースでなんとかなる 結構たくさんのお金💰 (5400 USD) OSSメンテナーの立場への理解 Issueを丁寧に書いたりしようなどと思えるように (もちろん喋れる方が良いですが) コードをひたすら書く経験 研究の息抜きになった

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まとめ 何気なく使っているOSSも、学生のコントリビュートに 支えられています GSoCに興味をもった人は、Gistにリンクされている参加 記をのぞいてみてください 好きなことなら、エイヤの勢いでやってみることは大事 https://gist.github.com/nissy-dev/bbe74ae2615a4514a75f65cedef9fedb