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統合CloudWatchエージェントとCloudWatch Logs エージェントの違い
 を深掘ってみた
 2023/1/17
 おつまみ
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2 おはようございます! 初登壇緊張しています...!

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3 自己紹介 ● AWS事業本部 コンサルティング部
 ● AWSエンジニア(東京オフィス所属)
 ● 2022/9にジョイン
 ● 直近目標:2023/3末までにAWS12冠!
 おつまみ
 Twitter:@AWS11077


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4 今更ですが... ああ
 CloudWatchエージェントって
 2種類あったの!?
 違いってなんだろう...?


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5 想定視聴者 ああ
 CloudWatchエージェントって
 2種類あったの!?
 違いってなんだろう...?
 AWS初学者


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6 本日お話しすること ● そもそもCloudWatch Agentとは? ● 2種類のCloudWatch Agentの違い ○ 様々な観点から ○ 設定方法 ○ 設定ファイル ● まとめ

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7 そもそもCloudWatch Agentとは? ● EC2インスタンスから様々なログやメトリクスを収集するために導 入するエージェント ○ CPU使用率などは標準メトリクスで監視可能。 ○ メモリ使用率や、ディスク使用率等の監視を行うためには CloudWatch エージェントをインストールしてカスタムメトリクス を取得する必要がある。 CloudWatch Logs
 CloudWatch 
 Agent
 EC2


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8 違い -その1- CloudWatch Logs エージェント(旧) 統合 CloudWatch エージェント(新) 発表 2014/7 ※廃止予定 2017/12 パッケージマネージャー名 awslogs amazon-cloudwatch-agent 言語 Python Go 収集できるもの ログのみ ログとメトリクス メトリクスの取集方法 ・CloudWatch Monitoring Script ・自身のカスタムスクリプト などでデータを収集して CloudWatchへアップロー ドする ・エージェントによる収集

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9 違い -その2- CloudWatch Logs エージェント(旧) 統合 CloudWatch エージェント(新) 対象OS Linux系のみ ※Windowsは設定ファイル のダウンロード必要 オンプレ未対応 複数プラットフォーム (Linux/Windowsなど)でサポートオ ンプレにも対応 IMDSv2※のサポート ✖ ○ ※IMDSv2:インスタンスのメタデータを取得時に、トークンの要求を必須にする設定

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10 違い -設定方法(旧エージェントの場合)-

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11 違い -設定方法(新エージェントの場合)- ● 新エージェントの場合、設定値をパラメータストアに保存することも可能 →他のEC2起動時にも使い回せる!

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12 違い -設定ファイル(デフォルト)- 旧エージェント(iniファイル) 新エージェント(jsonファイル) 1. 以下のパラメータが新エージェントでは廃止 ○ buffer_duration(ログイベントをバッチ処理する時間) ○ initial_position(データの読み出しをどこから開始するか指定するパラメータ) 2. CloudWatchLogsの保持期間を旧エージェントの設定ファイルでは設定できない 新エージェントではretention_in_daysで指定(2022/2/25アップデート)

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13 まとめ ● CloudWatchエージェントには新旧2種類のタイプがある。 ○ 統合CloudWatchエージェント(新:ログとメトリクス) ○ CloudWatch Logsエージェント(旧:ログのみ) ● 新エージェントはSystemsManagerによる設定が可能。複数台のインスタ ンスの設定が容易にできる。 ただし旧エージェントから設定を引き継ぐ場合は注意が必要! 参考ブログ:CloudWatch Logsエージェント環境にCloudWatch統合エー ジェントへウィザードを使って設定を引き継いだ場合の挙動を確認する

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14 お知らせ 【1/27(金)13:00~14:00】AWS活用人材が育つ学習エンジンの育て方で 学習エンジンを回すコツについてお話しします! https://dev.classmethod.jp/news/230127-aws-training-webinar/

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