Slide 1

Slide 1 text

ICTと産業 第7回 「スタートアップ×ソフトウェアから見る飲食と配送の世界」 Sotaro Karasawa / 柄沢聡太郎 / @sotarok STAR FESTIVAL 取締役CTO

Slide 2

Slide 2 text

自己紹介

Slide 3

Slide 3 text

自己紹介 Sotaro Karasawa / 柄沢聡太郎 @sotarok CTO 経歴: 中央大学大学院 理工学研究科 情報工学専攻卒 グリー→Crocos→ヤフー→メルカリ→スタフェス 属性: PHP、TypeScript、 ビール🍺、くるま🚗、ゲーム🎮、子育て中

Slide 4

Slide 4 text

ソフトウェアエンジニアからシリアルアントレプレナーへ(1) 学生時代 ● PHPにハマり、PHPコミュニティに参加したり、 ● エンジニアの友人とつるんで個人サービスを作ったり、 ● 本を書いたり、 ● OSSにコミットしたり... ● (研究は?) グリー ● グリーのCTOがOSSとして公開したPHPのフレームワークのコミッ ター ● その後就職 → ソフトウェアエンジニアとして

Slide 5

Slide 5 text

ソフトウェアエンジニアからシリアルアントレプレナーへ(2) グリー時代 (2010~2011) ● コード書くのが大好きな”尖った若者” ● 初めての面談で「目指したい姿」みたいなやつ ○ 「世界で使われるソフトウェアを作りたい」 ● 会社も急成長 (入社時120人 → 退職時 500人くらい) Crocosの創業へ (2010年末) ● ozarn との出会い (怪しいちょんまげのおじさん...) ● 「お金を稼ぐということに興味はないか?」という問い

Slide 6

Slide 6 text

Crocos (2011~2014) ● ozarn + 岡元さん(社長) + エンジニア5人の友人と共同創業 ● 共同創業 取締役CTO ● Facebook Japanの立ち上がりとともに伸びた ● 1.5 年でYahoo! JAPANに売却💸 ヤフー (2014~2015) ● 子会社として2年間 + 吸収合併&転籍して半年 ソフトウェアエンジニアからシリアルアントレプレナーへ(3)

Slide 7

Slide 7 text

メルカリ (2015~2019) ● 80人くらいの時~ (辞める時1500人くらい … 急成長) ● 執行役員CTO ● 経営、マネジメント、採用、IPO、... ● あらゆる経験を積みキャリアの礎に ソフトウェアエンジニアからシリアルアントレプレナーへ(4)

Slide 8

Slide 8 text

スターフェスティバル (2020~) ● 取締役CTO ● 14期。 IPO目指して頑張ってる Almoha (2020~) ● 元メルカリの唐澤と共同創業 ● プロダクト開発中 P2B Haus (2020~) ● 吉祥寺にあるクラフトビールレストラン🍺 今

Slide 9

Slide 9 text

P2B Haus Kichijoji

Slide 10

Slide 10 text

ソフトウェアxスタートアップから見た 飲食と配送の世界🍺 イントロ長かったな...!

Slide 11

Slide 11 text

スターフェスティバル ● 2009年創業のレイトステージスタートアップ ● フードデリバリー事業をメインに色々 フードデリバリー業界ってどんな感じ? P2B Haus ● ガチエンジニアが飲食店経営してる 飲食店に関するソフトウェアって? というわけで今日の話

Slide 12

Slide 12 text

フードデリバリー業界について🚛

Slide 13

Slide 13 text

時代は大フードデリバリー時代へ 出典: エヌピーディージャパン https://www.npdjapan.com/press-releases/pr_20230221/

Slide 14

Slide 14 text

toC / toB フードデリバリー toB ● 数日〜数ヶ月先の注文 ● 数個~数百個単位での注文 ● 「仕出し弁当」業界が近 い toC ● 注文から概ね1時間以内 ● 1個〜数個の注文 ● 飲食店の営業免許ででき る (テイクアウト扱い) みんながパッと思い浮かべる のはこっちかも

Slide 15

Slide 15 text

フードデリバリー時代の変遷 インターネットに 情報があること 自体が価値 テクノロジーが 経済圏・可能性を 大幅に拡張 ● メディア ○ 美味しそうな写 真と注文窓口 ● モール型 ○ 多くの商品が掲 載され、選ぶこ とができる ● 出前マッチング ● スマホの登場 ○ ギグワーカー ● 普通の飲食店の登 場 ○ いつも食べてい る店がデリバ リーで コロナで 爆伸 地域の経済圏 「出前」 ● 店舗の配送範囲に 配達 ○ 知ってる人が電 話注文

Slide 16

Slide 16 text

出前館の例 インターネットで「出前」できる ● 2000年創業 ● 運ぶのは自社(加盟店) (~2018年) ● 出前のできる店舗と、食べたい人のマッチングサービス ● 取扱高(GMV) 年間 約2000億 出典: 出前館 2023年8月期 第2四半期 決算説明会資料 https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/133603/00.pdf

Slide 17

Slide 17 text

出典: 自営百科 自営業がとことん分かるメディア https://jiei.com/news/ubereats-parttimer Uber Eats の例 Uber Eats ● ギグワーカーの登場 ○ 配達のできない店舗でも 参入できる ● 店舗と消費者が「直接」つな がることが大きな転換点 ○ FAXでも電話でもない ○ タブレットが置いてある ○ 店舗が「自分で」やる テクノロジーで課題を解決した例

Slide 18

Slide 18 text

● 中間業者の排除 (消費者と直接つながるプラットフォーム) ○ 仕組みが担保してくれる ○ その代わり “店舗は自分でやらなければいけないことが増えた” ■ 在庫管理、休業日管理、etc… ● ギグワーカーという存在 ○ 大勢の一般人を、リソース化 ○ 課題はある ■ 賃金問題、交通安全、etc ■ 日本フードデリバリーサービス協会などがガイドライン作成 ● https://www.jafda.or.jp/ テクノロジーを使ってできるようになったことは何か

Slide 19

Slide 19 text

Uber Eats 登場以前 ● オンデマンドのラストワンマイル配送は “できなかった!” ● これをやるには飲食店が自社の配送網を持つ必要があった ○ (自前で “出前” できる店舗) ● 日本最大手出前館でそれができるようになったのは2019年 ○ Uber Eats の日本参入は 2016年9月 ちなみにスタフェス (創業2009年) ● 配送パートナーをもち自前で配送できない企業もデリバリー参入が可能 ● 二日前までに注文確定 ● toB なので可能 フードデリバリーにおけるラストワンマイル配送問題

Slide 20

Slide 20 text

出前館、Uber Eats、Wolt、DiDi フード、デリズ、menu、Chompy、 fineDine、foodpanda … 国内古参、黒船、海外勢 (アジア、ヨーロッパ、...)、新興スタートアップ、 様々!! 時代は大フードデリバリー時代へ

Slide 21

Slide 21 text

出前館、Uber Eats、Wolt、DiDi フード、デリズ、menu、Chompy、 fineDine、foodpanda … 国内古参、黒船、海外勢 (アジア、ヨーロッパ、...)、新興スタートアップ、 様々!! 時代は大フードデリバリー時代へ 相次ぐ参入、相次ぐ撤退 (みんなまだ赤字) toC フードデリバリー 難しい...

Slide 22

Slide 22 text

開発コスト ● シンプルに作るものが多い ● 飲食店管理(Web)、飲食店注文端末(アプリ)、配送員(アプリ)、喫食者 向け(アプリやWeb) 飲食店営業 ● 基本的に営業むちゃくちゃやらないと加盟店取れない 薄利 ● 限界利益率で頑張っても20%とか フードデリバリー、スタートアップにとって辛い問題

Slide 23

Slide 23 text

スタフェス (ごちクル) の仕組み 出典: スターフェスティバル株式会社 https://stafes.co.jp/business/projectoperation

Slide 24

Slide 24 text

スタフェス (ごちクル) の仕組み ごちクル (Webサイト) 社内の 管理システム 注文 ・いつ ・何を ・何食 発注 製造パートナー 社内の 管理システム 製造🍱 社内の 管理システム 配送パートナー ルート組、配達依頼 ピックアップ 配送

Slide 25

Slide 25 text

ごちクルの成長の因子と課題 (1) - 強み • タイミングが最適だった • 「インターネットに情報が掲載されていること」が強い • 特にtoB(仕出し弁当領域) • みんなが「それぞれできなかった」頃に機能を提供 • 2010年代初頭からそれができていた • 配送を請け負えることが強い • 自社で配送できない製造パートナーを扱える • 商品開発機能が強い • 自社でお弁当を開発できない店舗が参入できた

Slide 26

Slide 26 text

ごちクルの成長の因子と課題 (2) - 課題 • テクノロジーを活用した事業スケール • 規模の拡大に応じたスケールする運用体制の構築が必要 • テクノロジーの進化に追随 • スマホ、GPSが当然となった今の世の中 • 製造パートナーもそうした機器を当然のように扱える • (Uber Eatsの功績も大きい)

Slide 27

Slide 27 text

飲食店 x テクノロジー🍻

Slide 28

Slide 28 text

飲食店にまつわるソフトウェア 会計 ・ 経理 レジ (POS) 決済 予約 台帳 顧客 台帳 仕入れ 発注 在庫 管理 Web サイト SNS 注文 管理 配膳 管理 シフト タイム カード 給与 計算 セルフ (モバイル) オーダー 業務 日報 デリバリー

Slide 29

Slide 29 text

飲食店にまつわるソフトウェア 会計 ・ 経理 レジ (POS) 決済 予約 台帳 顧客 台帳 仕入れ 発注 在庫 管理 Web サイト SNS 注文 管理 配膳 管理 シフト タイム カード 給与 計算 セルフ (モバイル) オーダー 業務 日報 デリバリー それぞれのところにそれぞれのプレイヤーがいる (P2B Hausでもそれを活用している) しかし圧倒的勝者はいない (そこが難しい) 連携できたりできなかったり...

Slide 30

Slide 30 text

飲食店にまつわるソフトウェア (予約台帳) 会計 ・ 経理 レジ (POS) 決済 予約 台帳 顧客 台帳 仕入れ 発注 在庫 管理 Web サイト SNS 注文 管理 配膳 管理 シフト タイム カード 給与 計算 セルフ (モバイル) オーダー 業務 日報 デリバリー

Slide 31

Slide 31 text

飲食店にまつわるソフトウェア (予約台帳) 独立系 統合ソフトウェア ● トレタ ・OpenTable・Ebica 他数多... ● 飲食専業ではないと ころも多数 ● 独自の機能やメディ ア連携を魅力に打ち 出し ● 大体固定価格が多い ● リクルート (Airレジ ファミリー) ● 顧客台帳やPOSレジ などとの統合機能が 強み メディア系 ● 一休・ぐるなび・食 べログ・Retty など ● 掲載店舗がすでに顧 客として存在 ● 利用者への利便性を 提供しつつ店舗DXを 推進 ● 送客課金が多い (低 価格帯店舗には辛い)

Slide 32

Slide 32 text

トレタの例 (P2B Hausでも使ってる)

Slide 33

Slide 33 text

予約台帳システム ● 元々紙だったものが置き換わったことにより ● 店舗側のメリットだけでなく ○ 台帳化できる ○ 忘れない ○ お客さんを把握できる (顧客台帳) ● ユーザーメリットも出てきた ○ すぐ予約取れる ○ 電話不要 ○ 空いてるかわかる ○ Google Maps などから直接予約取れる 良い世界になってきたね

Slide 34

Slide 34 text

飲食店にまつわるソフトウェア (注文~POSレジ) 会計 ・ 経理 レジ (POS) 決済 予約 台帳 顧客 台帳 仕入れ 発注 在庫 管理 Web サイト SNS 注文 管理 配膳 管理 シフト タイム カード 給与 計算 セルフ (モバイル) オーダー 業務 日報 デリバリー

Slide 35

Slide 35 text

スマレジの例 (P2B Hausでも使ってる) ● レジスター端末 (5万くらい) 置いてた時代 ● 「チキーン!」ってやつ ↓ ● タブレットPOSレジ大手 ○ といっても上場したば かりのスタートアップ ● アパレルから飲食まで幅広い 業種12万店舗(すごい) ● 安い! (安い!) ● 決済連携、注文端末連携、 データ分析 出典: スマレジ https://smaregi.jp/product/register.php

Slide 36

Slide 36 text

diniiの例 ● 注文管理 + POSレジ ● CRM (顧客把握) ● 送客支援 → 一つ一つのサービス向上がファ ン創出へ繋がる仕組み 出典: ダイニー https://www.dinii.jp/

Slide 37

Slide 37 text

楽天ペイの例 (P2B Hausでも使ってる) ● マルチカードリーダーから BT接続したタブレットやス マホの決済アプリ ● 実際に決済を行うのは楽天ペ イのサーバー ● (外部) POSアプリと連携 ちなみに楽天ペイは ● 企業努力が凄まじい! ○ (ありがたい!) ● 翌日入金 (凄まじい) ● 普通は大体 月1 や 月2 スマホ タブレット カードリーダー 端末 BT 楽天ペイ サーバー POS端末 連携

Slide 38

Slide 38 text

「現金のみ」飲食店 事業者の言い分... ● 決済手数料 (2.9%~3.5%程度) がいやだ ● キャッシュフローに不安がある ● システムがわからない! ↓ とはいえそういう人たちも 少なくなってきている 出典: 経済産業省 キャッシュレス決済 実態調査アンケート https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210618002/20210618002-1.pdf クレカ コード決済

Slide 39

Slide 39 text

デリバリー連携は? ● メニューなどはデリバリー向け ○ みんな大体別で登録してる ○ でもまあ、問題ない ■ 決済はデリバリー側がやってくれるので ● テイクアウトプラットフォームがなかなかうまく行かない理由 ○ 日本におけるテイクアウト文化のなさ ■ モバイルオーダーは徐々に浸透 ○ 直接決済できてしまう ○ menuはデリバリーヘ

Slide 40

Slide 40 text

飲食店にまつわるソフトウェア (仕入・発注・在庫管理) 会計 ・ 経理 レジ (POS) 決済 予約 台帳 顧客 台帳 仕入れ 発注 在庫 管理 Web サイト SNS 注文 管理 配膳 管理 シフト タイム カード 給与 計算 セルフ (モバイル) オーダー 業務 日報 デリバリー

Slide 41

Slide 41 text

仕入・発注管理のデジタル化、の例 ● 毎月のカタログリスト ● FAX・電話で発注 ● 郵送の請求書 ● メールやEC ○ 商品一覧 ○ 受発注 ● 請求書の電子発行

Slide 42

Slide 42 text

課題は残っている ● 結局カタログがWebサイトやメールになっただけ ● 発注フォーマットが統一されているわけでもない ● 情報がマスターデータ化されない ○ 再利用不可能なデータは紙データと大差ない

Slide 43

Slide 43 text

課題は残っている ● 結局カタログがWebサイトやメールになっただけ ● 発注フォーマットが統一されているわけでもない ● 情報がマスターデータ化されない ○ 再利用不可能なデータは紙データと大差ない デジタル化って? メールになっただけ?

Slide 44

Slide 44 text

インフォマートの例 ● まさに目指すべき DXの姿 ● 出す側、受ける側 双方を変えるアプ ローチ ● 継続的開発が課題 出典: インフォマート https://lp.infomart.co.jp/pf_DtoD/

Slide 45

Slide 45 text

Best Beer Japan の例 (バーティカル) ブルワリーごとの仕入 ● EC化 ● 情報を正規化 ● (でもまだただの EC-CUBE…) ● こうした事例が色々な分野 で出てきている ● まだまだ発展途上 ● それぞれがそれぞれやって るというところもある意味 課題 ○ (でもないより良い) Best Beer Japan https://www.bestbeerjapan.com/

Slide 46

Slide 46 text

ここまでみてきたところのまとめ ● 個別の業務について ○ それぞれの最適なシステムが使えるようになってきている ○ これまでできなかった安価なシステム ○ スマホ・タブレット時代 ● ただし、割とそれぞれがそれぞれ ○ 中間の運用コストはかかる ○ データちゃんと作れないと辛い ■ → ここが結構難しい

Slide 47

Slide 47 text

P2B Haus の在庫管理 (ビール) … (いや、結構趣味の世界) ● Spreadsheet as a Database (Sheetsはいいぞ) ○ 仕入れ発注時にデータ投入 ○ on tap 時にデータ更新

Slide 48

Slide 48 text

ビールの在庫管理から各種システムへ連携 レジ (POS) CSV 在庫情報 SNS投稿テンプレ GAS Webサイト CloudFunction 印刷用メニュー (PDF生成)

Slide 49

Slide 49 text

マスターデータをちゃんと作る この設計さえできれば 後のシステムはできたも同然! 趣味みたいな話だけど 意外とどの業務でも重要だったりする

Slide 50

Slide 50 text

でも... こんなことやってる人 あんまいない ですよね...

Slide 51

Slide 51 text

テクノロジーの進歩でできるようになったこと 消費者にとって ● サービスレベルの向上 ○ 今までできなかったことができるように ○ より便利に、より満足できるサービスを受けられるように 飲食店にとって ● 安価になった ○ 個人店でも導入できるレベル ■ 飲食店とにかくお金がない ■ → でも...だからこその課題はある 事業者が儲からない

Slide 52

Slide 52 text

ただし、飲食店・飲食業界のIT化・効率化はなかなか進まない ミクロな視点で言えば「あんま変わらない」から ● 個人店舗で生産性を向上させなくても生きていける ● インターネット、スマホ、システム、難しい ● 大規模・多店舗展開企業は別 (ファミレス業界等) ○ 彼らにはスケールメリットがある

Slide 53

Slide 53 text

マクロな視点で見ると... 儲からない領域には投資されない ● 飲食店向けシステムは儲からない ● 儲からない領域には投資されない ● 新しい・イケてるシステムが登場しにくい ● 課題が解決されない ● 生産性が向上しない ● 飲食店が儲からない というループ...

Slide 54

Slide 54 text

出典: 帝国データバンク 特別企画: 人手不足に対する企業の動向調査(2022 年 10 月) https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p221110.pdf マクロな視点で見ると... 儲からない領域には投資されない ● 飲食店向けシステムは儲からない ● 儲からない領域には投資されない ● 新しい・イケてるシステムが登場しにくい ● 課題が解決されない ● 生産性が向上しない ● 飲食店が儲からない というループ... ただし人材不足は深刻 → 生産性向上は必須課題

Slide 55

Slide 55 text

出典: 帝国データバンク 特別企画: 人手不足に対する企業の動向調査(2022 年 10 月) https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p221110.pdf マクロな視点で見ると... 儲からない領域には投資されない ● 飲食店向けシステムは儲からない ● 儲からない領域には投資されない ● 新しい・イケてるシステムが登場しにくい ● 課題が解決されない ● 生産性が向上しない ● 飲食店が儲からない というループ... ただし人材不足は深刻 → 生産性向上は必須課題 こういう領域にチャレンジしている スタートアップもある 例: Timee https://business.timee.co.jp/

Slide 56

Slide 56 text

まとめ

Slide 57

Slide 57 text

インターネットと飲食業界 • 飲食はなくならない • 食べることは人間の根源的な欲求 • 「美味しい」は最高 • インターネット、ソフトウェアによる伸び代しかない • 人手は今後も不足し続ける • 課題がたくさん。生産性の向上は必須課題。 • 僕らが未来を作っていくのです

Slide 58

Slide 58 text

🔚