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発想の源としての ISUCON mazrean

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@mazrean @mazrean22 / @mazrean • 東京工業大学 修士1年 • traP所属 • ISUCON11 本選出場

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[1]: https://tagomoris.hatenablog.com/entry/2015/07/10/131140 最も多くのものを 持ち帰った人こそが勝者 [1]

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ISUCONの特徴 技術と競技性の両立 エンジニアリングの要点 技術的な知識,etc 競技性のための制約 時間 並行で弄ることが多い,etc

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よくある×珍しい→良い発想 エンジニアリングの要点→よくある 汎用的な知識 競技性のための制約→珍しい 普段思いつかない発想 → ISUCONでは良い発想が生まれやすい!

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例: isutools[2] 目的: 初動時間の削減 やること: 初動のコード書き換えを自動で行う pprof(プロファイラ)設定 メトリクス監視系ツール設定 initialize時のキャッシュクリア,etc [2]: https://github.com/mazrean/isucon-go-tools

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SuggestedFix Goの静的解析パッケージの機能 行うべき変更を提案・適用する → コード書き換えの実装に便利!

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一般開発での有用性 割とコード書き換えは使いどころがある ライブラリ移行 現在ツール作成中… メトリクス監視系ツール導入

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多くを持ち帰るために 「よくある×珍しい」を作ることが重要 例: コード書き換え×時間短縮→SuggestedFix 「珍しい」は意識しないと生まれない 無意識だといつものことしか出てこない → 「珍しい」に意識的に触る!