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メイカーたちの魔法 つくる つづける つながる 高須正和@tks メイカーフェア深圳

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メイカーたちのお祭り「メイカーフェア」

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高須正和 世界一アジアのメイカーフェアに参加 世界的なDIYの祭典:メイカーフェア深圳(中国)/シンガポールの運営者 スイッチサイエンス グローバルビジネスデベロップメント 現在深圳在住 ニコ技深圳観察会の主催

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マレーシアの高性能で安い モータードライバ 深圳で開発されている フルカラーのPCBA基板 (日本から作れるようにがんばってます)

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僕が子供だったときと今はとても違う ・僕は小学生のころ、15人ぐらいの電話番号を書いた手帳を 持っていた。それが僕のともだち全部だった。 そのともだちは、同じ学校の同じクラスで同い年だった。 クラス分けが変わると、ともだちともあまり会わなくなった ・みんなで似たようなゲームをするか、公園に行くかしていた。 ・子供だけじゃなく、僕の親もそんな感じだった。 インターネットで変わった ・インターネットを使うようになって、よく連絡する人がすごく増えた ・年齢もやってることも違うともだちが増えた ・他の人と違うことをすることが増えてきた ・外国に友達ができて、そこまで安く行けるようになった 今のほうが楽しい ・他人が自分と違うのは当たり前になった ・得意なことだけやったほうがみんなのためになると思った ・インターネットやコンピュータ、新しいテクノロジーが世界を変えてくれる

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たくさんの発明が世界を変えてくれた 発明のやりかたが、今は昔と違う ・電話帳や予定表や電話が全部インターネットになったことで、世界は変わった ・新しい道具やサービスが出てくるたびに、もっと世の中は変わっていく ・今ぼくは初めての場所に行くのが怖くないし、毎月何度も「行ったことのない 場所」にいく ・新しい道具や技術が出てくるたびに、いちばんおおきく変わったのは 「つくるひと、つくること、つくりかた、つくられるもの」 など、作る人たちの世界だった。 今日はそういう、「つくる」話

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発明品を多くの人に届けるには、たくさんのお金が かかる。 なので、モノをつくる前にお金を確保する会議をた くさんしていた。 それができない人は発明を人々に届けられなかった

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インターネットができて、 コンピュータや開発ツールもすごく安くなった 面白いものはお金なしで広がるようになった

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昔は、何を作るにも先にお金集めをしていた。 今は、手に入るもので「まずつくってみる」よう になった。 モノのまえにお金の話をすると、 「今より安いです」「今より早いです」 のように、数字でわかりやすいものしか のこらない。先にオッサンを説得しないとな らない。僕は22歳から35歳ぐらいまではそう いう仕事をしていた 先に何か作ると、 「おもしろいじゃん!」 が、先に来て、あとで「いくらかかるけど、 どうしよう?」となる

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はじめるのは、一人でできる。 大きくしていくのはたくさんの人が必要。 IchigoJamのように安いツール、無料のプログラミング環境や ソフトウェアがたくさんある。 3Dプリンタを使わせてくれる場所もある。 僕は休みの日にひたすらメイカーフェアを見にいき、記事を 書いて宣伝し、運営の手伝いをはじめた。 デザインの専門家、音楽の専門家、製造の専門家 などたくさんの専門家がいる。 イベントを開いたりもしなければ。 オフィスの家賃や掃除も、、 仕事がうまくいくと、人は増え続けて、 お金もかかる。 僕が開くイベントにスポンサーしてくれたり、 僕に給料を払う会社がでてきた。僕は今、他のメ イカーを助ける仕事をしている。

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お金を出してくれるのもメイカー ロバート T モリス 世界で最初にインターネット上で増殖するウィルス(ワーム)を作り、アメリカでサイバー犯 罪を取り締まる法律ができたときの、最初逮捕者になる。 その後グレアムと一緒にViawebを設立 ポール グレアム 伝説的なプログラマ 作家としても有名で、著書に「ハッカーと画家」 世界で最初のサーバサイドサービスであるViawebを設立 (後にYahooに売却しYahoo Shoppingとなる) 成功したメイカーが、若いメイカーにお金を出資(ビジ ネスの手助け)する仕組み 「わかる人」に「わかる人」がお金を渡す

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「先にモノをつくって、メイカーからお 金を出してもらう」ようにすると、 面白い発明品がぞくぞくでてくる

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Makeblock 2015年 社員200人のころ

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Makeblockは今も毎月36時間の社内ハッカソンをして製品を増やしている

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TEAMOSA 2016年創業、超音波+温度でもっともおいしくお茶を入れ られるシステム。 台湾で代々茶農園を経営している3代目が家族経営で創業

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DARMA

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これからの社会はメイカーがつくるから、 シンガポールではメイカーが大臣に 国連で演説するヴィヴィアン外務大臣

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なんで自分のArduinoを作ったのかって? 1つ目は、それが楽しいから。 2つ目は、頭の体操。やってみたかった。 3つ目は、どんないいアイデアも、やってみない とわからない。 これからもっともっと、どんなものでもコン ピュータでコントロールできるようになっていく。

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日本のDIYマーケット、同人ハードウェアは大きく拡大中 スイッチサイエンス 委託販売実績 この4年で5倍近くに 日本の同人誌の売り上げ総計に比べるとまだ0.1%未満 Maker Faire Tokyoの入場者数はコミケの5%ぐらい つまり、日本の同人ハードウェア市場は、まだまだ伸びる。 もしコミケの2%だとすると、今の20倍伸びる 日本の製造業はまずいかもしれない。日本のハードウェア スタートアップはCESで存在感ないかもしれない。 日本の同人メイカーは世界で大人気で、市場はこれからだ。

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2014年1月11日(40歳) TOEIC320点 「中学校で学習するようなもっとも基本的な英単語をどんどん覚えましょう」 2015年2月05日(41歳) TOEIC595点 「ネイティブスピーカーが普通速度で話す広い話題の会話が理解できます」 「おもしろい!」と思えば人間は何歳からでも成長できる

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-過去7回の観察会実施 -月2-4本程度の深圳レポートをメディア掲載 -日本、深圳でのイベント、国際ワークショップの開催(多数) -深圳ベンチャーの日本進出の支援 -深圳イノベーション活動に関する官民連携の研究(JETRO) -中国でのメイカーフェア運営協力、深圳、成都、西安 -深圳SEG+出張所の運営(深圳に常設の出張所) -深圳で100人規模の日本人ミートアップ -ハコスコ,AnyPay, JENESIS,JETROからのスポンサード ニコ技深圳観察会 3年間の実績 オープンで非営利でも、自己判断で動ける活動の積み重ねで こういう成果ができる 僕らの仲間は、この3年で7人、日本から深圳に移住して住んで いる。だれも3年前は中国なんて興味なかった

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2冊の著書 世界ハッカースペースガイド(2018年) 好きなものづくりをする人たちが集まる「ハッカースペース」を、世界14カ 所、イベントのついでに訪ねて書いた アメリカ ニューヨーク、サンフランシスコ ヨーロッパ パリ2カ所、コペンハーゲン(デンマーク) アジア バンコク2カ所、チェンマイ(タイ) 台北、台南(台湾) シンガポール 中国 深圳 メイカーズのエコシステム (2016年) 今日のプレゼンの内容、好きなものづくりをする人が、どうやってはじめ、 どうやって仲間を増やし、お金を集め、世界をメイカー達がより便利で楽 しいものにしていくかの様子が書かれたもの。 今日プレゼンした藤岡淳一社長の章、山形浩生さんの解説もある。

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メイカー ミッチアルトマン 見つかったことの中で、好きなことだけをやろう。嫌 いなことをする時間を減らしていこう。出会いはそこ から始まる。 自分の興味と共に歩こう。一緒に歩いて行ける人た ちを見つけよう。君が時間をかけていろいろなものを 選んだことを他人に伝えよう。それが他人を変える かも知れない。経験を分かち合おう。それは僕たち みんなが成長する方法だ。 ぼくらの世界にはあなたが必要なんだ。君 が必要なんだ。 僕たちはお互いを必要としている。一緒に いてくれてありがとう。

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どうもありがとうございました。 詳細はこちら「メイカーズのエコシステム」 「世界ハッカースペースガイド」にて。 株式会社スイッチサイエンスではメイカーになるた めのキットをたくさん扱っています。 連絡先: 高須正和 [email protected] Twitter: @tks Facebook: takasu tks masakazu WeChat:takasumasakazu イラスト:「いらすとや」