Slide 29
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リウビルの定理
● 相空間 (p, q) の連結部分の各点が運動方程式に従って移動する時、連結部分の体
積は不変に保たれる(リウビルの定理)
● 一次元 (p, q) の場合で証明する
○ 密度 ρ(p, q) で相空間に分布する点の集合の運動は、連続方程式を満たす
○ これを用いると密度関数の時間発展は次式になる
○ ハミルトンの運動方程式を代入すると、上記は 0 になる。つまり、相空間に分布する点は
密度を一定に保って運動するので、体積が増減することはない