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〜 エンジニアがユーザーテストをやってみた 〜 高齢者UIプロトタイプ検証の学び Ubie, Inc. 敷地 琢也 @shikichee 2018/11/16 s-dev talks 〜サービス開発勉強会〜 #5 「プロトタイピング」
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目的なきプロトタイプの失敗事例と 課題発見のために何をしたかを 話したいと思います!
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自己紹介 敷地 琢也 @shikichee フロントエンド寄りのエンジニア AI医療スタートアップ
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Ubie株式会社とは Ubieは、病名予測の技術を武器に、 「世界中の人々を適切な医療に案内する」 ことをミッションに事業を行なっています。 代表者: 阿部吉倫・久保恒太 設 立: 2017年 5月 従業員: 15人(2018年11月現在)
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今日お話するサービス、AI問診Ubieとは 病院の待ち時間に患者の症状に合わせて、 AIが質問を自動生成。
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今日お話するサービス、AI問診Ubieとは その回答を元に、自動で電子カルテに書く内容を生成 6 患者の回答画面 医師の確認画面
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本日お話すること 1. プロトタイプ高速検証 & リリースするも・・? 2. 最重要課題を解決するためのプロトタイプ検証 3. 高齢者の行動観察による改善
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本日お話すること 1. プロトタイプ高速検証 & リリースするも・・? 2. 最重要課題を解決するためのプロトタイプ検証 3. 高齢者の行動観察による改善
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当時のチーム体制 エンジニア 2人 医師 2人 メインデザイナーがほぼいない状態からスタート 助っ人デザイナー 数人
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Adobe XDでプロトタイプの作成 44枚!超大作のプロトタイプ エンジニアが苦戦しながらも作った
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どうですかね? クリニックの院長5人にプロトタイプテスト よさそうですね 便利そうです。XXという機能も欲しいです うん!よさそう!楽勝!
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2ヶ月でプロダクトを高速リリース 次々とクリニックへ導入!
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しかし...
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ちゃんと”テストしたつもり”なのに、現場は反応が違った 患者 受付 使い方が全然わからないんだけど...(怒) スミマセン。。いつもの用紙をお使いください (全然効率化できてない。次から使うのやめよう ) 患者 これ、何したらいいんですか...?(困)
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ほぼすべて8件のクリニックで離脱 導入して、3日で使われなくなることも...
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自分はプロトタイプテストを したつもりだったのになぜ・・?
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合意のためのプロトタイプによる失敗 質問の仕方: ニーズがあることを確認 目的: 「これでいいですかね?」 聞いた人: クリニックの院長 観察の仕方: 会話のメモのみ
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本日お話すること 1. プロトタイプ高速検証 & リリースするも・・? 2. 最重要課題を解決するためのプロトタイプ検証 3. 高齢者の行動観察による改善
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プロダクトの何が一番問題だったか? 該当する症状なしを押す人が続出
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一番重要な課題のアプローチ検証 自分の訴えたい症状が探せない 課題: (頭が痛いんだけど。。どこだろう。。)
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プロトタイプで1つに限らずパターン検証 タップだけで済む簡単なUIを作成
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50代6人にユーザーテスト 身体から症状を選ぶパターンが一番人気
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ユーザーはすべての選択肢を じっくり読んで選んでいて 時間がかかっていた
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徐々に絞り込む形式では 負荷が高そう
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プロトタイプで検証したパターンを諦め、検索UIの開発 複雑な操作だけど出来るのか?
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本当に患者は使えるのだろうか・・? また、使われなくなるのでは・・?
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本日お話すること 1. プロトタイプ高速検証 & リリースするも・・? 2. 最重要課題を解決するためのプロトタイプ検証 3. 高齢者の行動観察による改善
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公園にいる高齢者にインタビュー
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メンバーの親戚(70〜80代)5人にインタビュー 一人が現地でインタビュー もう一人がリモートでビデオチャット 気づいたことを観察&メモ
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高齢者インタビューでの課題発見 1. 検索のUI・ドロップダウンUIが使えない 2. 目的のボタンを探すのに時間がかかっている 手元の迷い、言動など些細なことからの発見が大きい
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解決法1:「標準UI」をやめて「数字入力式」に After Before
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高齢者がよく使うUI 「ATM」からヒントを得た
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解決法2:「 キーボード配列」をやめて「あいうえお表配列」
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高齢者がよく使うUI 「カラオケのデンモク」からヒントを得た
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解決策3:見やすい色・文字を検証する
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強調色使い。トレンドよりも押しやすさ・読みやすさを重視 After Before
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改善の結果 高齢者の方でもスムーズに使えるプロダクトに
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合意のためのプロトタイプによる失敗 質問の仕方: ニーズがあることを確認 目的: 「これでいいですかね?」 聞いた人: クリニックの院長 観察の仕方: 会話のメモのみ
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課題発見のためのプロトタイプ 質問の仕方: 想定する動きができるか? 目的: 「〇〇という動きをしてください」 聞いた人: 高齢者 観察の仕方: 手の動き、言動を全て観察
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課題発見のためのプロトタイプで注意深く観察しよう 合意のためのプロトタイプで満足しない まとめ