API Firstで考えるプロダクト開発の潮流 / The Trend of Product Development with an API-First Approach

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 自己紹介ソフトウェアエンジニア兼 CEO 兼 VPoE 小笹佑京(Ozasa Yuki) 株式会社アンチパターン代表取締役日本 CTO 協会 Contributor 立教大学卒業後、2014年に株式会社イノベーションに入社。マーケティングオートメーション SaaS開発業務に従事。 2016年に同社でマザーズ上場を経験。 2018年より開発本部長を歴任。 2019年7月株式会社アンチパターンを創業。 ■主な登壇暦・Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 ・AWS DevDay Online Japan 2022 ・GitHub dockyardコミュニティ竣工イベント

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 企業情報「日本ソフトウェアエンジニアを憧れ職業へ」を掲げるスタートアップ企業概要会社名株式会社アンチパターン (Anti-Pattern Inc.) 設立 2019年7月1日代表者小笹佑京 (おざさゆうき) 所在地東京都港区南青山 3-15-9 MINOWA表参道3階社員数 14名(2023年7月1日時点) 資本金 65,000千円主要株主小笹佑京決算期 6月公式WEB/SNS https://anti-pattern.co.jp / X : @antipatterninc 組織内製化診断から実行までを包括的に支援するサービスソフトウェア開発内製化支援様々な企業に対するソフトウェア開発支援事業アジャイルアプローチでプロダクト価値を最大化ソフトウェア開発支援優秀なエンジニアと、高付加価値/高単価な案件を依頼したい企業マッチングサービス AWSエンジニア特化型マッチングサービス Webアプリケーションをテーマにソフトウェア開発を4年間かけて学びデジタルネイティブ人材を輩出大学生向けプログラミング学習コミュニティソフトウェアエンジニアに必要な場を提供エンジニア向け勉強会/交流会/セミナーなども実施エンジニア特化型コミュニティスペース実務シミュレーションによるエンジニアスキル可視化、実力向上を図る。実技型試験サービス AWSエンジニアスキルチェックサービス

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. AWS アドバンストティアサービスパートナー当社 2023年8月にアマゾンウェブサービス（以下 AWS）が提供するAWSパートナープログラム（以下 APN）において、AWS アドバンストティアサービスパートナーに昇格いたしました。なお AWS アドバンストティアサービスパートナー認定取得、サービスパスと併せてソフトウェアパスにも参加し AWS による認定ソフトウェアを所有するスタートアップ企業（2019年1月以降創業）として、国内初事例(※) となります。企業情報

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 解決すべき日本課題 - 日本現状日本において 95% 企業がDXを推進できていない。経済産業省デジタルトランスフォーメーション加速に向けた研究会中間報告書『DXレポート2（中間取りまとめ）』より抜粋 https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004.html

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 解決すべき日本課題 - 先進テクノロジー活用が収益性鍵デジタル活用をビジネス中核にしないといけない。 2倍コロナ以前 5倍現在先進テクノロジー活用企業と出遅れた企業収益性差参考資料 Accenture Technology Vision 2021 https://www.accenture.com/_acnmedia/PDF-162/Accenture-Tech-Vision-2021-Japanese-Summary.pdf

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 日本政府動きデジタル庁が掲げるデジタルマーケットプレイス構想で、行政機関、調達プロセスを簡略化でき、選択肢も増える参照元： https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/03735227-d301-4bec-a678-96e036d917ea/cdf02cda/20230920_meeting_adm inistrative_research_working_group_outline_02.pdf

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. DMP構想創設国英国で、2021年においてデジタルマーケットプレイスを通じた調達額 4割をこれが占めており、日本政府英国知見をベースに進める。 2009年時点で18社が調達 8割を占めていた登録ベンダー 9割地方も含めた中小ベンダー・スタートアップとなった英国がDMP 先進事例日本政府動き参照元： https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/03735227-d301-4bec-a678-96e036d917ea/cdf02cda/20230920_meeting_adm inistrative_research_working_group_outline_02.pdf

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 参照元： https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/03735227-d301-4bec-a678-96e036d917ea/cdf02cda/20230920_meeting_adm inistrative_research_working_group_outline_02.pdf 日本でデジタルマーケットプレイスによる調達 SaaSが対象となる日本政府動き

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 日本政府動き参照元：デジタル庁に聞く、「自治体窓口DXSaaS」プロジェクト狙いと真意 https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2310/10/news008.html DX SaaSプロジェクト概念図（提供：デジタル庁）デジタル庁総括（特命）参事官浅岡孝充氏  日本でも、自治体向け SaaS活用取り組みもう始まっている

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaS提供事業者 SaaSを提供する難易度従来型パッケージと比較して、SaaS 提供難易度が格段に高い。アプリケーション開発者作成従来型パッケージ提供事業者顧客企業システム構築担当者システム運用担当者利用者利用者利用者アプリケーション開発者カスタマーサクセス SRE 利用者顧客企業利用者顧客企業利用者顧客企業・・・・・・・・アプリ開発システム構築・運用利用 SaaS事業者契約企業分全てシステム構築・運用責務を持つ。そためマルチテナント構成を検討し実装 /運用する必要がある。従来型ソフトウェア各社でシステムを構築運用していた。アプリ開発システム構築・運用利用

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaSアプリケーションごと責任分担 DevOps Silo Model Architecture Pool Model Architecture Bridge Model Architecture Hybrid Model Architecture SaaS provider admin application Onboarding Identity Tenant Management User Management Billing Analytics Tier Management Monitoring Application plane(氷山上) Contol plane(氷山下)

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. テクノロジー活用方針一般にプロダクト開発において何を自前で作るべきかについて検討が必要技術的競争領域技術的非競争領域事業的競争領域事業的非競争領域経済産業省「DX 実践手引書」より https://www.ipa.go.jp/files/000094497.pdf 名刺管理など紙を扱うプロダクトであれ、 OCR ような特許を申請できるような領域

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. テクノロジー活用方針一般にプロダクト開発において何を自前で作るべきかについて検討が必要フォーカスする領域を定めた技術戦略が重要技術的競争領域技術的非競争領域事業的競争領域事業的非競争領域ここを自前で作ることにフォーカスすべき技術コンポーネント導入共通プラットフォーム化場合によってサービス化 SaaS 利用で最適化経済産業省「DX 実践手引書」より https://www.ipa.go.jp/files/000094497.pdf

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaS 社会的意義 SaaSも、外部テクノロジーを活用しながら、ベストプラクティスを、洗練された開発運用体制で提供することで、より大きな社会的価値となる単純なサービス提供型へ顧客環境で動いていたサービスをそまま形でSaaS提供事業者が保有してもそれ BPOサービスと同等になる付加価値高いSaaSへあらゆるモダンな技術を活用しながら、利用者全員でそ恩恵を受けることで、社会的価値高くなるそまま移行

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 自社で作るスコープを絞るモダンアプリケーション開発潮流 SaaS提供に必要な機能群多岐に渡るため API Firstでなるべくすでにある機能外部サービスを活用しコア機能に集中する各SaaS固有コア機能群 (顧客提供価値中心) テナント管理インフラ認証/認可管理画面監視分析請求/計測デプロイ SaaSで必要な機能群自社エンジニアコア機能にフォーカス ※ここに記載した外部APIサービスあくまでも一例となります

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaSを利用顧客に直接価値提供する機能群競争力高いSaaSであるために必要な機能群 SaaS特有ナレッジテナント管理認証・認可稼働状況分析請求・利用料開発計画プランニング事業モニタリング外部サービス連携 BizDevOps 関連ツール内製開発業務ナレッジ請求書作成送信入金消し込み見積書作成 ※機能名一例 SaaS 提供事業者 ※機能名一例 SaaSus Platformを活用することで、業務ナレッジにフォーカスした機能開発を実現 SaaSus Platform ご紹介

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaSus Platform活用イメージ SaaS 開発において、SaaSで共通的に必要な機能 SaaSus Platform側と連携企業A 企業B 企業C 自社SaaS環境 SaaS基本情報管理役割管理ユーザー管理連携機能料金プラン管理請求金額管理認証機能ログイン画面管理 SaaSus Platform SDK 運用担当者機能1 機能2 機能3 機能4 事業責任者エンジニア 1. コア機能自社環境に開発 2. SDKやAPIで連携部分を実装 3. 画面から必要な情報設定 1. 料金プランを設定 2. セキュリティレベルを定義 3. 必要な役割を定義契約企業管理 1. ユーザー管理 2. 契約企業管理 SaaS開発コンソール SaaS運用コンソール SaaSログイン画面 ● Amazon EventBridge連携 ● AWS Marketplace連携 ● Amazon App Stream2.0連携(予定)

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. SaaSus Platform機能一覧マルチテナント SaaS 認証ユーザ管理テナント管理役割（ロール）管理料金プラン管理機能請求処理 (Stripe 連携機能) PHP、 TypeScript、Go、Python SDKを公開 Amazon EventBridge 連携機能 AWS Marketplace 連携機能

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. なぜ自社開発せずにStripeを使うか？サービス開発において、コア以外機能が必要な部分とても多い APIで外部サービスを活用することで、全てエンジニアが強みにフォーカスした開発ができる SaaS SaaS提供事業者株式会社アンチパターン Stripe, inc. 例え、人事系、会計系、マーケティング系などSaaSがカバーする領域こそが強み BtoB SaaS 共通機能を一元管理できることが強み金融サービス全般が強み活用活用

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. 利用者(SaaS提供事業者) 視点 SaaS 恩恵を受けてベストプラクティスを活用したい使っているSaaS自体が勝手に成長してくれるといい自前で専門知識レベル、開発スピード、既存アセット観点で到底 Stripeよりいいも作れない。 Stripe 劣化版を提供するでなく、自分達価値提供領域にフォーカスした。なぜ自社開発せずにStripeを使うか？作り手(弊社) 視点開発すべき機能が山盛り・・・国制度など変更に追随し続けなきゃ決済領域考慮点が多いなぁ

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. Stripeと連携すること自体をある種強みにするテクノロジー活用方針自社でも「何を自前で作るべきか」について検討した結果、Stripeと連携を採択技術的競争領域技術的非競争領域事業的競争領域事業的非競争領域 BtoB SaaS特有ナレッジ SaaS化にフォーカス技術コンポーネント導入共通プラットフォーム化場合によってサービス化 SaaS 利用で最適化経済産業省「DX 実践手引書」より https://www.ipa.go.jp/files/000094497.pdf

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. Stripe 活用方法 SaaSus Platform 顧客であるSaaS提供事業者、Stripeと契約を実施し、 StripeシークレットキーをSaaSus Platformで登録することで連携が可能となる SaaS提供事業者最終顧客最終顧客最終顧客エンド顧客契約サービス利用契約契約 API利用入金 API利用 (Stripeシークレット) 支払い請求

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© 2023 Anti-Pattern Inc. All rights reserved. X社提供SaaS Stripe SaaSus Platform Stripe活用方法テナントB テナント情報 API呼び出し料金プラン選択API呼び出しテナント情報管理料金プラン管理 Stripe連携 ①料金プラン作成テナントA 顧客 (X社SaaS テナントB) サブスクリプション (X社SaaS テナントB 契約プラン) 請求 (X社SaaS テナントBへ請求書) 商品 (X社SaaS 料金プラン) ②請求先情報入力 ③料金プラン選択 X社SaaS 運用担当者 X社SaaS顧客 (テナントB社員) ④請求書発行