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NCDC ノーコード – ローコード セミナー 新規事業を加速する!ノーコード・ローコード開発の 基礎から具体的な活用例まで解説 2022/ 2 / 16 NCDC株式会社

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Business 事業領域の推進 Design ユーザ視点での設計 Technology 技術による課題解決 Innovation • コンサルティング • 新規サービス企画 • PoC⽀援 • デザイン思考 • UX/UIデザイン • モバイル・Web先端技術 • IoT / AI / AR • クラウドインテグレーション 2 NCDCのサービス体系

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私たちにできること① l デジタルビジネスに必要な要素にフォーカスし、⼀元的に提供しています。 l スモールスタートでの検証から、本開発・継続的な改善までサポートします。 3 ワークショップを中⼼とし た合理的なプロセスで、ビ ジネスモデルの検討からUX デザインまで、迅速に⾏い ます。 関係者が多数いる場合の組 織横断、会社横断のファシ リテーションも得意です。 新規性の⾼いプロジェクト ではMVP(Minimum Viable Product)を⽤いた検証を⾏ うなど、⽬的に応じて段階 的な開発を企画します。 早い段階でモックやプロト タイプを⽤意してユーザの 評価を確認します。 ユーザとのタッチポイントとなる各種デバ イスのフロントエンドデザインから、クラ ウドサービスを駆使したバックエンドの開 発まで。多様なテクノロジーをインテグ レーションします。 l AI / IoT / AR l モバイル・ウェブ アプリ開発 l クラウドインテグレーション l システムアーキテクチャコンサルティング など ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション ユーザ視点を⼤切にした 課題抽出・企画 モックやプロトタイプ の開発・検証 開発 継続的な改善

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私たちにできること② l 社内に最適な組織がない場合の組織づくりや⼈材育成から、⾼度な技術をもったエンジニ アによる技術移管まで、幅広くお客様をサポートします。 4 ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション ユーザ視点を⼤切にした 課題抽出・企画 モックやプロトタイプ の開発・検証 開発 継続的な改善 企業のDXやデジタルビジネスの創出に必要なこうしたプロセスを多⾯的にサポート DX戦略⽴案 ⼈材育成 技術移管 リファレンス実装 DX組織構築⽀援 アジャイル導⼊⽀援 ⼿法や技術の選定 ブランディング

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自己紹介 5 l 新卒から5年間セールス職 l 音楽配信会社での知識を用い、友人のエンジニアと音楽IT分野で起業、 サービス立ち上げを経験 l 当初は、自治体の強化支援事業者に選定 l サービスのスケールアップがうまくできず、資金繰りが困難となり2年ほど で頓挫 l NCDCの中でお客様の新規事業に貢献できるのではないかと思 い入社 局 芳暁 (つぼね よしあき) NCDCではコンサルタント l アジャイル開発や新規事業開発の支援 l ここ半年ほどノーコード・ローコードの調査、開発をしている 担当業務 経歴

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アジェンダ l ノーコード・ローコードとは? l ノーコード・ローコードが浸透しない課題 l ノーコード・ローコードの向いている分野 l NCDCのサポート 6

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ノーコード・ローコードとは?

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ポイント l ノーコードとはコードを書くことなく開発をすることを指し、ローコードとは 少ないコードを書くことで開発をすることを指す l ノーコード・ローコード開発をするには専用のツールを用います。 ノーコード・ローコードとは? 8 ノーコード No-code プログラミングをすることなく Webサイトやアプリケーション を開発すること プログラミングの必要なくGUI ツールでアプリケーションを作 る → 非エンジニアでも可能 開発工数は少ないが、実現でき る昨日成約が有り、ツールに依 存数 特徴 定義 ローコード Low-code 必要最小限のプログラミングで Webサイトやアプリケーション を開発すること 少ないソースコードで開発する ことが可能 → 開発者向け 一部のプログラミングを行うこ とでノーコード開発より拡張性 がある スクラッチ プログラミング(コードの記 載)を用いてWebサイトやアプ リケーションを開発すること ゼロからソースコードを書いて 開発すること → 開発者向け 自由に昨日を実現することがで きるが、ノーコード・ローコー ド開発に比べて開発工数が必要 少・低 多・高 開発工数・拡張性

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ノーコードローコードツールの市場 9 一般社団法人NoCodersJapan協会(ノーコーダーズ・ジャパン協会) 制作

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ノーコード・ローコードのメリット 10 l メリット l早く実装ができること l早く改善ができること l早くできる分、開発費用が少なく済むこと lエンジニアがいなくてもできる

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ノーコード、ローコードはどの程度早くできるのか? 私(非エンジニア)で日々のタスクの合間で、合計2日間ほどかけて作った デモアプリをご覧いただきます l Bubbleというノーコードツールで作成 l レストラン検索アプリ(androidアプリ) l 管理画面(webアプリ) 11

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ノーコード・ローコード開発の代表事例 1 12 l Bubble (ノーコード開発ツール)で開発された 学びたい人と教えたい人のマッチングプラッ トフォーム l ユーザーはサインアップしてアンケートに回答すると、 希望するコーチと連絡を取ることができる l 注目すべきポイントは、ローンチとマネタ イズのスピードが早い点 l 創業者は別企業に勤務しながら今サービスをはじめた l 最初の1週間は何ができるかを確認し、3週間後にベー タ版をリリースし、フィードバックを得た。フィード バックの設計に3週間かけ、最初の有料ユーザーを手に 入れる l https://bubble.io/blog/executive-coaching-meets-design- thinking-an-interview-with-marlow/ Marlow(マーロウ) ( https://getmarlow.com/ )

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ノーコード・ローコード開発の代表事例 2 13 l Adalo(ノーコード開発ツール)日本のイートイン 事前予約&支払いアプリ l 利用するエリアの店舗紹介、来訪する店舗への予約、 事前支払いなどの機能を実装している l 注目すべきポイントは迅速かつ柔軟にスケール 拡大している点 l このアプリは着想からプロトタイプ開発、ユーザーテ ストを経て約2ヶ月でリリースされた。リリース時に はノーコード開発ツールで提供されている環境を利用 していたが、利用が拡大しユーザーが1500名を超えた タイミングでGoogleのモバイルプラットフォームへ移 行し、ノーコード開発ツールでは実装できなかった機 能を追加している l 最低限の機能を素早く開発・検証を行い、短期間でリ リースし、その後拡大したタイミングで機能拡充と速 度改善のためコーディングによる開発に移行したこの 事例は、まさにリーンスタートアップそのものであり、 ノーコード開発を非常にうまく活用しているといえる SmartDish (https://www.smartdish.jp/)

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ノーコード・ローコード開発の代表事例 3 14 l Bubble (ノーコード開発ツール)で開発された結婚 前契約のプラットフォーム l アメリカでは毎年150万人近くが離婚しており、婚前契約 を行い結婚後の生活について取り決めを行うことがある l それまでは弁護士に5,000ドル程の費用を払っていたが、 このサービスではカップルあたり599ドルの価格で行える l アメリカ版のマネーの虎でも注目を浴びたサービスで、閉 じていたサービスをノーコードで再ローンチ l 注目すべきポイントは、サービスの一部をノー コードツールで行なっている点 l ユーザーに触れるフロントエンドと、データベースを ノーコードで構築 l 州ごとにフォーマットがある契約書作成などのサーバー サイドの処理は独自のAPIを実装し、処理速度を担保し ている l https://bubble.io/blog/helloprenup-ノーコード/ HelloPrenup(ハロープリナップ) ( https://helloprenup.com/)

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ノーコード・ローコードのメリット 15 メリット l早く実装ができること l早く改善ができること l早くできる分、開発費用が少なく済むこと lエンジニアがいなくてもできること

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ノーコード・ローコードが浸透しない課題

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ノーコード・ローコードが浸透しない課題 ポイント l ノーコード・ローコードは万能ではない l ツールによって機能や非機能要件を満たせない場合がある l ツール選定が大事 l サービスに合っているツールを選ぶこと 17

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代表的な日本産サービスとの比較 18 スクラッチ開発 toC toB 柔軟さ/工数多 定型/工数少

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代表的な日本産サービスとの比較 19 スクラッチ開発 toC toB 柔軟さ/工数多 定型/工数少 新規事業

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例えば、toCアプリを作ろうとしてKintoneを選定したとする 20 Kintoneアプリ作成画面 動画コンテンツを埋め込みたいが・・・

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例えば、セキュリティーを担保したいけど、Adaloを選定した l Adaloにはセキュリティー要件に関する記載がパッと見当たらない l セキュリティ、暗号化、持続可能性、GDPRが担保されているか調査が必要 l セキュリティーを担保したいのであればBubbleを選定する必要がある 21

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ノーコード・ローコードが浸透しない課題 ポイント l ノーコード・ローコードは万能ではない l ツールによって機能や非機能要件を満たせない場合がある l ツール選定が大事 l サービスに合っているツールを選ぶこと 22

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ノーコード・ローコードの向いている分野

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ノーコード・ローコードの向いている分野 PoCやMVPなど新規サービスの事業可否を検討するフェーズで向いて いる l 早期に実装したアプリでユーザーフィードバックを得ることで、事業 化する際に必要な機能やパフォーマンスを知ることができる 24

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従来型の新規サービスの進め方 25 アジャイルに開発しながら、検証&改善で事業判断へ 現実的には アイデア創出 事業化 検討 モックな どによる 社内検証 事業化判断 PoC PoC PoC PoC PoC 計画では アイデア創出 事業化 検討 モックな どによる 社内検証 事業化判断 できない PoC PoC 必要最低限の機能から検証しながら進める話 だったが、テスターからの問い合わせ対応や エラーの対応などで予定通り進まない

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従来型の新規サービスの進め方が通用しなくなってきた理由 UXの期待値が高くなっている市場において最適なMVPを定義すること自体 の難易度が高い 26 https://blog.crisp.se/2016/01/25/henrikkniberg/making-sense-of-mvp 「車を作りたかったから、 まずはここから試しても らう」は現代は通用しな い。PoCどころかクレー ム対応で大変 最低限このくらいは 求められる。

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従来型の新規サービスの進め方が通用しなくなってきた理由 MVPの時点で当初想定よりも高い品質が要求される 27 • MVPなので、イレギュラーな処理でエラーになっても大丈夫です • MVPなので、端末によってはうまく動作しない場合があるのは当然です 問題ないです • MVPなので、メニュー名や項目名は仮で適当に付けておいてください • MVPなので、管理者画面は必要ありません。手作業でがんばります。 企画段階ではこんなことを言われるが、 PoCをやるとクレームの嵐

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結局はMVPによるPoCといえそれなりのレベルがないとPoCにならない 28 高機能 高 品 質 MVP PoC MVP PoC MVP PoC 経験的には 日本の多くの企業ではココ? l テスト l プロダクションレベルのイレギュ ラー処理対応 l エラーメッセージ対応 l ある程度の多様な端末テスト l セキュリティ l 脆弱性診断テストやらなくてOK? l メール認証によるパスワード設定、 パスワードリセット(問い合わせ の運用手間を防ぐ意味も) l 管理者向け(事業者向け)機能 l 簡易的なものでも用意が必要(な いとテストするもの大変)

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最近の新規サービスの進め方 29 アイデア創出 事業化 検討 モックなど による社内 検証 事業化 判断 PoC PoCの要件をしっかり決めて、 ウォーターフォール的に作る(小さい滝) PoCでできた部分 追加機能 追加機能 追加機能 できた土台の上にアジャイルで迅速に機能追 加してユーザーニーズに応える

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最近の新規サービスの進め方 l ノーコードローコードツールを活用すると期間と工数は節約できる l PoCというよりは限定的な市場で事業をやってみることができる(非機能要件な どが通用するレベルで) 30 アイデア創出 事業化 検討 事業化 の判断 ノーコード ツールでの PoC ノーコードツールでの PoCでできた部分 追加 機能 追加 機能 追加 機能 限定市 場への 本番リ リース

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ノーコード・ローコードの向いている分野 l PoCやMVPなど新規サービスの事業可否を検討するフェーズで向い ている l 早期に実装したアプリでユーザーフィードバックを得ることで、事業 化する際に必要な機能やパフォーマンスを知ることができる 31

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NCDCのサポート

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ノーコードによる新規サービス支援パッケージ l アイデア創出のワークショップからノーコードツールでのMVPの開発を行います l PoCの実施を支援して、結果をレポートし事業化に向けたアドバイスを行います l 市場投入に向けた追加開発は内製で行えるようコーチングや技術移管資料をご提供します l サービス一式500万円が基本価格で提供 アイデア創出 事業化 検討 事業化 の判断 ノーコード ツールでの PoC ノーコードツールでの PoCでできた部分 追加 機能 追加 機能 追加 機能 限定市 場への 本番リ リース 2ヶ月 4回のワークショップ を行います。検討サービスのUI をNCDCが作成します NCDCがノー コードツール でMVPを開発 し、PoC計画を 立案し、PoCを 実施します PoC結果 をレポー トして、 事業化判 断を議論 します 追加機能は貴社が自ら開発 できるように技術移管と コーチングを行います

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質疑応答

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