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現代社会においてソフトウェアは、まるで空気のごとく不可欠な存在となっています。
空気に不純物が混じったり、濃度に変化があれば様々な障害が発生します。
実際、ソフトウェアの問題によって個人レベルでも社会レベルでも多様な問題が日々、起こっています。
ですから、ソフトウェアを用いる上で、その用途を満たしているかどうかという確認だけではなく、問題がないことの検証も同時に行わなけれ
ばなりません。
そこには当然技術が求められ、ソフトウェアテストはまさにそのための大切かつ重要な技術の一つなのです。
技術ですから、日進月歩であるべきであり、進化した技術や知識は広く共有されるべきだと我々は考えています。
この考え方に基づき、ソフトウェア業界全体のテスト技術力の向上と普及を目指して、NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)は
ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST : Japan Symposium on Software Testing)を全国各地で開催しています。
ソフトウェアテスト技術者交流会(TEF)の活動として2003年に東京で始まったJaSSTはいまや、北は北海道から、東北、新潟、東京、東海、
北陸、関西、四国、九州と、全国で開催しています。また、レビューを深耕する機会となるJaSST Review、さらに2020年からは場所を問わず
に参加できるJaSST Online、そして2021年からは誰でも気軽にトークできるJaSST nanoも開催しております。各のJaSSTは、有志である実
行委員たちのボランタリな活動によって企画・運営がされています。
各地域において、それぞれの特色を出していくことで、地域に根差したシンポジウムを実現しようという、実行委員全員の熱い想いで、
JaSSTの準備を日々行っています。
シンポジウム当日に、ソフトウェアテスト技術に関心が高い多くの参加者に集まり交流を深められることで、JaSSTを通じたソフトウェアテスト
技術振興の輪が日本全国で確実に広がっていることは、実行委員全員のやりがいであり、活動の大きなモチベーションとなっています。
JaSSTは、これからもソフトウェアテスト分野の最新の研究発表、実践事例にとどまらず、ツールの適用事例や活用 ノウハウ、ソフトウェア