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Gaudiyでのブロックチェーン開発事例 勝又 拓真 2023/06/14

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アジェンダ Gaudiyのプロダクトとは? 01. 過去やってきたことと変化〜BCG→エンタメIP 02. 今やっていること〜Web3.0ネイティブとノンネイティブの共存 03. これからやること〜誰でも使えるWeb3.0 04.

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Gaudiyのプロダクトとは?

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1 多種多様な機能を扱うGaudiy Fanlink G a u d i y Fa n l i n k f o r a w i d e v a r i e t y o f f u n c t i o n s コミュニティを起点に、自律的なファンによる経済圏を実現し、ファンが自分のIPを常に感じて暮らせる社会を作ろうとし ている SNS d 投稿・コメント・いいねなどの基本機— d チャットやDMなどのメッセージ機能 SNS d 投稿・コメント・いいねなどの基本機— d チャットやDMなどのメッセージ機能 SNS d 投稿・コメント・いいねなどの基本機— d チャットやDMなどのメッセージ機能 ID連携・決済 d 外部サービスとのID連携を低コストで実‹ d サービスを横断したファン体験の構築 ID連携・決済 d 外部サービスとのID連携を低コストで実‹ d サービスを横断したファン体験の構築 ID連携・決済 d 外部サービスとのID連携を低コストで実‹ d サービスを横断したファン体験の構築 現在準備中 d メタバー­ d De-F¦ d グローバルローカライズ etc... 現在準備中 d メタバー­ d De-F¦ d グローバルローカライズ etc... 現在準備中 d メタバー­ d De-F¦ d グローバルローカライズ etc... NFT・ブロックチェーン d NFTの販売/配布/パブリックチェーンへの書き出Ë d 動画/音声/投票券など多様なユーティリティ付与 NFT・ブロックチェーン d NFTの販売/配布/パブリックチェーンへの書き出Ë d 動画/音声/投票券など多様なユーティリティ付与 NFT・ブロックチェーン d NFTの販売/配布/パブリックチェーンへの書き出Ë d 動画/音声/投票券など多様なユーティリティ付与 ファン投票/DAO d ファン 活動で 得たNFTを 使った投票 が可— d ファンを 意思決定に巻き 込むD AO構築を実 現 ファン投票/DAO d ファン 活動で 得たNFTを 使った投票 が可— d ファンを 意思決定に巻き 込むD AO構築を実 現 ファン投票/DAO d ファン 活動で 得たNFTを 使った投票 が可— d ファンを 意思決定に巻き 込むD AO構築を実 現 トークン グラフ マー ケティン グ d SN Sやイ ベント 、商品購入な ど 様 々なファン 活動 にNFTを配布 。 I P独自のトークングラフ 形成と
 マー ケティング 活動 が可能 トークン グラフ マー ケティン グ d SN Sやイ ベント 、商品購入な ど 様 々なファン 活動 にNFTを配布 。 I P独自のトークングラフ 形成と
 マー ケティング 活動 が可能 トークン グラフ マー ケティン グ d SN Sやイ ベント 、商品購入な ど 様 々なファン 活動 にNFTを配布 。 I P独自のトークングラフ 形成と
 マー ケティング 活動 が可能

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過去やってきたことと変化 BCG→エンタメIP

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2 過去やってきたこと P r e v i o u s w o r k BCG向けコミュニティサービスとして様々な機能や検証をしてきた 大学教授との共同研究 NFTオークション 新しいNFTオークション理論「Gaudiy-Sakai方式」を慶 大・坂井教授と共同発表。漫画(かとるす症候群)× BC ゲーム(クリプトスペルズ)コラボで世界初の実証実験を 実施。共同論文は日本の経済雑誌にも掲載され、多くの反 響をいただきました。 Bonding Curveの実証実験 ブ ロ ッ ク チ ェ ー ン 上 に 「 T ru st Economy B ondi ng Cu rves」を実 装しました。 これは 個人の 信用スコ アに 基 づい てトークンの 交換レートを 変動さ せるシス テムで、 安 定した 取引を 可能にします。また、 デモト レー ドイベント 内で このシス テムの実証実験 が行われました。 0x Pro to co l x NFT マケプレ Gaudiy Fa nli nk 内のBCGコ ミュニティで、 所有し ている NFTを 売買する こと が可能でした。 これは 0x protocolを 利 用し て実 現し ていました。

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3 HorizontalなBCG特化 → Verticalなマス向けのエンタメIP特化へ H o r i z o n t a l B CG → V e r t i c a l m a s s e n t e r t a i n m e n t I P より大きなビジョンを実現、マスアダプションを目指すためにプロダクト戦略を転換した Web3.0ネイティブでないユーザーへの価値提供へと変化 エンタメIPに特化
 Vertical化 旧Gaudiy コミュニティA コミュニティB コミュニティC

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今やっていること Web3.0ネイティブとノンネイティブの共存

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4 Gaudiy FanlinkでのNFTの扱い H o w H a n d l i n g o f N F T i n G a u d i y Fa n l i n k ・Fanlink上で扱うデジタルアイテムは基本NFT化できる  ・デジタルアイテムを所有しているユーザーに対して、Gaudiyがユーティリティを提供  ・ただし、Web3.0ネイティブでないユーザーも利用することを考慮して… 一般ユーザー → 特にウォレット用意しなくてもprivate chainで保持することによりFanlink内で利用できる Web3.0ネイティブユーザー → メタマスク連携をすることで、public chainにNFTを引き出せる & Fanlink内でも利用できる

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5 ブロックチェーンの複雑性を閉じ込めたサービス化 S e r v i ce t h a t co n fi n e t h e co m p l e x i t y o f t h e b l o c kc h a i n ・GaudiyとしてはUXを考えたとき、「On-Chain Write・Off-Chain Read」を基本としたブロックチェーン設計をしている ・ブロックチェーン自体はそこまで検索性に優れたシステムではないため、on chainのデータをoff chain(gaudiy内のDB)に移し、サービス化している NFT service Frontend User Wallet Alchemy(Blockchain Node Provider) Send Tx On-Chain Write Sync On-Chain data Store On-Chain data Off-Chain Read Ethereum Polygon ・・・ Spanner

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6 Gaudiy FanlinkによるNFTの発行 M i n t N F T b y G a u d i y Fa n l i n k ・Gaudiyでは、権限を持つユーザーがコミュニティからNFTをオンチェーンに書き出す申請をすることで、public chain上でNFTとして利用することができる  ・一般的なOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスが利用しているLazyMintの方式に近いものを採用している ① verify then create signagure
 to mint NFT ③ verify signature then mint NFT in NFT contract ② send Tx to mint NFT with
 signature Frontend User Wallet Ethereum Gaudiy NFT Contract NFT service Serverside Wallet BFF

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これからやること 誰でも使えるWeb3.0

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7 これからのGaudiyのWeb3.0の扱い → マスアダプションへ G a u d i y 's W e b 3 . 0 t r e a t m e n t o f t h e f u t u r e → To M a s s A d a pt a t i o n ・Account AbstractionやMPC等を利用して、より一般のユーザーでも利用可能なウォレットを作りFanlinkにつなげる →ソーシャルログイン x ガスレス(現在開発中)

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8 全体アーキテクチャ O v e ra l l A r c h i t e c t u r e

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9 Smart Accountアーキテクチャ S m a r t A cco u n t A r c h i t e c t u r e

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ありがとうございました