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「そうだ Firebase Remote Config、使おう」 ぺぺ@Pep299 1

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⽬次 ⾃⼰紹介 Firebase Remote Config って? 実際の利⽤シーン まとめ 2

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⾃⼰紹介 ぺぺ@Pep299 https://twitter.com/Pep299 情報系学⼠卒 エンジニア歴6年⽬ SES(⾦融系)-> フリーランス -> Web系受託 -> ? Python・TypeScript・Nuxt 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトのコントリビュート経験 PyCon JP 2021 スタッフ 3

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Firebase Remote Configって? DBの様に、ソースコード外にて値が設定可能 ソースコードを変更せずに定数・フラグ管理 GUI上で値の設定・変更ができるので、ビジネスサイドでも編集可能 A/Bテストやアプリのバージョンアップ通知、期間限定機能などに利⽤ 4

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実際の利⽤シーン メンテナンス機構の実装タスクにアサイン フラグを⽴てると、元に戻すまでメンテナンス画⾯にリダイレクト プロジェクトのスキルスタック フロント:Nuxt.js アプリ :Cordova + Nuxt.js バック :Python pyramid なるべく⼿早く提供したい(APIとかDBとか作らずにフロントだけで実装したい) なんか簡単にフラグ管理できる機構なかったっけかなあ -> 「そうだ Firebase Remote Config、使おう」 5

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...ところが問題発⽣➀ Firebase SDKのNuxtラッパーがSSR対応してない... フロントがSSRのため、SPAモードに切り替え or SSR(初回リクエスト時)だけ諦める SPAに切り替えるのは影響が⼤きく確認コストが捻出できない SSRの時だけ諦める、画⾯に直でアクセスされると更新系APIを叩けてしまう -> しょうがないからPythonでAPI作って各フロントで呼び出そっと 6

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問題発⽣➁ ...Firebase SDKのPythonラッパーにRemote Configがない REST APIでの提供はある -> ならばREST APIでPythonからRemote Configへアクセスだ...! 7

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問題発⽣➂ 実装はできた Remote Configの値を取得し、メンテナンス画⾯へリダイレクトする様に 毎画⾯遷移時にRemote Configを取得するAPIをリクエスト レスポンスまでに2~3秒かかり、とても商⽤といえない... 結局、DBにメンテナンスフラグを持たせて、値を返すAPIを作成 -> Firebase Remote Config 使いませんでした 8

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何としてもFirebase Remote Configを使いたい アプリを本番公開する際、ストアへ申請が必要 申請時はAPIのバージョンが古いため、エラーが発⽣してしまう -> Remote ConfigにリクエストURLを定義しておき、申請中はテスト環 境へ向ける 9

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まとめ アプリだけなら問題なく利⽤可能 今回はWebもろとも同じ機構にしようとして失敗した バージョンアップまわりの制御に利⽤できそう 公式の使い道に乗っ取り、アプリのA/Bテストに利⽤してみたい 10