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工学系団体における 教育方法の分類とか

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議題 背景 3つの教育タイプ 放置型 集団教育型 師弟型 2

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技術継承問題と教育

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技術は見て盗め? 4 工学系のものづくりでは一から大きなものを製作す ることは難しく、大会などで成果を上げるチームにな るには技術継承をきちんとする必要があります。 「技術は見て盗め」という言葉がありますが、適切な 技術継承、教育は出来るだけするべきでしょう。

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3つの教育タイプ 放置型、集団教育型、師弟型 5

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教育方法を分類してみる 6 • 放置型 • 何もしない、こうなりがち • 集団教育型 • 少数の教師に対して大勢の生徒がいるタイプ • 師弟型 • 1人の教師に対して1, 2人の生徒

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放置型 7 多くの工学系団体では技術継承が全くされず、 新入生は放置されがちになる。 主な原因はこんな感じ?(独自調査) • 教育に興味がない(自分の技術を磨くことに時間を使いたい) • 時間がない(開発をするので精一杯で教育まで手が回らない) • 教育を受けたことがないから教育するということが良く分からない (崖から突き落とされて這い上がってきた悲しき人材)

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余談1 新入生の生存率をあげるには 8 工学系の団体では1年間の間に新入生が激減することが多い 課題 原因 対策

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余談1 新入生の生存率をあげるには 9 工学系の団体では1年間の間に新入生が激減することが多い 課題 原因 対策 活動内容についていけない、辞める空気が構築される

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余談1 新入生の生存率をあげるには 10 工学系の団体では1年間の間に新入生が激減することが多い 課題 原因 対策 活動内容についていけない、辞める空気が構築される 適切な難易度の技術から丁寧に教える(後の2つの教育型)

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集団教育型 11 高校までのオーソドックスな学校にありがちな、1人か少人数の教師 役の人が大勢の生徒を教える教育方法 メリット • 技術力の底上げが出来る • 上手くやれば幽霊部員が 発生しにくい • 教える人が少なくて済む • 一定確率で存在する優秀な人 も一緒に取り込める デメリット • 難しめの技術は教えにくい • 教師役の人の負担が大きい • 生徒が受け身になりやすい • 再現性が低い

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余談2 学内での優秀な人の奪い合い • 優秀な人は各学年に一定数存在する • 筑波大学の主な工学系団体 ロボサ、STEP、結のどこに優秀な人は在籍するのか 12 人数の多い団体の方が優秀な人が多い

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師弟型 13 1人の教える人に対して1, 2人の生徒がいる関係 一般に研究室は師弟型に分類できる 特徴としては • 自分の知識の中の高度な部分、暗黙知を教えれる • 集団教育系と比べて教える側の負担が少ない(全体向けの 資料とかを作らなくてもいい) • 教える側の人の数がそれなりにいないと出来ない • 再現性がそれなりにある

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ありがとうございました