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20250219_XRミーティング Meta Quest 3 に自分初の VRM 1.0 データを 読み込んで動かしてみたよもやま話 ワンフットシーバス 田中正吾

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私の話はスライドを後ほど共有します。 話す内容に注力いただいて大丈夫です!

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10 分くらいで話します!

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田中正吾(たなかせいご) 屋号:ワンフットシーバス 2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を 中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現 在に至る。 最近ではWEBフロントエンドをベースにしなが らも、情報とインターフェースが合わさるアプ ローチという視点でIoTやMixed Realityといった 技術も取り入れながら活動しています。

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Meta Quest 3 の中で VRM 1.0 でつくった はじめてのアバターが出せました https://x.com/1ft_seabass/status/1891839869359378911

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ユニティちゃん歩行アニメーションを当てて Meta Quest 3 で表示できました https://x.com/1ft_seabass/status/1892094248477950405

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デモしてみます

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いろいろよもやま話

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➔ ハッカソンで XR や AI をおすすめするとアバターが連動 するアイデアから制作するチームもいるので連携の解像度 をもっと上げていきたい課題感があった ➔ いま関わっているところで VRM と他の技術(VR以外)と 混ぜるような話題が出ていて現状でやってみたかった ➔ 以前は人型 3D とモーションを合わせるの大変だった気が してキャッチアップをしたかった ➔ なにより自分でも AI と音声で絡ませると 3D モデルに話 させたい気持ちが盛り上がって来ているのでやりたい なぜ VRM + VR をやってみたかったか

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VRM 仕様とドキュメント、公式が分かりやすい Unity には UniVRM というプラグインで手軽に読める https://vrm.dev/vrm/vrm_about/

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VRM 1.0 と従来バージョンとの違いは この記事に助けられました!感謝! VRM1.0について調べる&アップグレード - トマシープが学ぶ https://bibinbaleo.hatenablog.com/entry/2024/02/26/160038

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VRM データをつくるの大変だなと思ったら ピクシブさんの VRoidStudio で手軽に作れた https://vroid.com/studio

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ポチポチとえらんでーつくってー

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VRM エクスポートもこんな感じでサッとできた 自分の分身であるアバターというより「自分で動かせるアバター」という建付けです

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Vroid への Unity の読み込みとか アニメーションはこの記事がしっくりきた!感謝。 VRoidで作ったVRMモデルをUnityで動かそう!【アドカレ2021 5日目】 https://blog.digicre.net/article/103

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UniVRM はこちらのバージョンを選択 VRM-0.128.1_c0c7.unitypackage

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Unity 2022.3 LTS に合わせた Meta Quest 3 用の Unity プロジェクトをつくるのがドキドキ VRM 系の要素、アニメーションの要素とバッティングしないことを祈りながら

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Meta Quest SDK 素直に動いた! いつも「Unity + Meta Quest開発メモ」のフレームシンセシスさんドキュメントに感謝 https://tech.framesynthesis.co.jp/unity/metaquest/

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UniVRM を入れてもエラーもなく 素直にモデルを読み込むことができました

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これが進捗 1 https://x.com/1ft_seabass/status/1891839869359378911

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ユニティちゃん 3Dモデルデータから アニメーションデータを使う UnityChan_v1.4.0.unitypackage を選びました

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VRM データに自前の Animation Controller で 歩くアニメーションを割り当てたらすぐ動いた

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これが進捗 2 https://x.com/1ft_seabass/status/1892094248477950405

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今日見せたコントローラのキー連動は スクリプトとアニメーションの Stateを調整

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➔ XR に素直に VRM 入れられるの?と思ってたけど、うま くいった。徐々にステップアップしたかいがあった。 ➔ VRM モデルもイチから作るの大変かな?という印象だっ たが VRoid のようなツールやドキュメントで作りやすい 世界が広がっていた。ありがたい。 ➔ アニメーションについても自分の VRM データに他のアニ メーションを当てる世界がありサッとはじめられた。 ➔ VRM の出力時、配布時を意識した著作権の表記がしっか りあり、とても勉強になりました。 まとめ まずは VRM + XR な目線でのまとめ

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➔ 手軽に作れるツールはありつつ、思い通りに細かく作り込 むには自分で頑張る必要はある。 ➔ つくるを流れを知ると改めてそういうスキルを持つ方にリ スペクト!先を走る先人の方々に助けられており感謝! ➔ 自分でやっている生成 AI で音声生成や音声文字起こしの ような「声のコミュニケーション」の周辺で人型のナニカ が欲しくなってくるので出し手が見えてよかった! ➔ このあたり、やはりやってみないと雰囲気がつかめなかっ たので、さわってみるの大事! まとめ より踏み込んだ気持ち面のまとめ