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作者紹介 名前︓鈴⽊健⽃ 所属︓アイレット株式会社(東京オフィス) お仕事︓ AWSのインフラ構築・運⽤ 経歴︓ ・新卒 3 年⽬(エンジニア歴 = 社会⼈歴) ・2022 APN ALL AWS Certifications Engineer ・2022 APN AWS Top Engineer ・昨年はJAWS-UG で14 回発表 @k_suzuki_pnx

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プロローグ 時は2022年年末 AWS re:Invent 2022 の Dr. Werner のKeynoteをきっかけに 鈴⽊がTwitterでフォローしているJAWS関連の⼈たちが 『UNIXという考え⽅』を課題図書とし始めた。 「なぜかは分からない。」 「だが、このビックウェーブに乗るしかない。」 そう思った僕は『UNIXという考え⽅』を読んでみることにした。

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『UNIXという考え方』とは • 1996年に発⾏された150ページ程度の書籍 • UNIXの具体的なコマンドを解説するのではなく、 UNIXの思想を解説している • エンジニアだけではなく他分野(作家やアーティスト、教師など)にも 応⽤できるとのこと

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僕のステータス AWS ・触り始めてもうすぐ3年 UNIX ・普段はMacBookを使⽤ ・初めて触ったLinuxはAmazon Linux 2 ・シェルのコマンドはlsやcp、mvなど基本的なコマンドは使う (sedとかawkとかは使いこなせていない) ・『UNIXという考え⽅』の存在は知っていた

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UNIXが分からんのに 読めるわけねぇだろ

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本作の目的 まだ読んだことのない⽅ • 『UNIXという考え⽅』のレベル感を理解してもらう → 私のようなUNIXとか分からんという⼈間が読んで理解できるのか • 『UNIXという考え⽅』に興味を持ってもらう すでに読んだことのある⽅ • 「UNIXは知らないけど、AWSは知っている」 という⼈間にどう刺さるのかという新たな気づき

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読んだ感想

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AWSの観点 ・AWS Step Functions や EventBridge, SSM Automation を 触ったことがあると理解が深まる → 1章 スモール・イズ・ビューティフル → 2章 ⼀つのプログラムには⼀つのことをうまくやらせる ・ちょっとUNIXの思想から離れているサービスも︖ Step FunctionのワークフローAmplify Studio等のGUI機能 → プログラム同⼠の対話性より⼈間との対話性を優先 → 今後機能改善をする際に移植性が損なわれる︖ SSM Agent の多機能化 → 多機能だが動きが重いソフトウェアとなっていく → スモール・イズ・ビューティフルから離れる︖

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UNIXの観点 ・シェルスクリプトが分からないとちょっと厳しい箇所もある → ただし読めないほどではない → シェルスクリプトを勉強するモチベーションにつながる ・UNIXについて分からない部分 → 「へぇ〜そうなんだ」程度で読み⾶ばしていく → 興味があれば深掘り

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まとめ ・読むのはそこまで⾟くない →150ページ程度なので読みやすい ・AWS Step Functions やAWSのカルチャーの知識があれば理解できる → AWS歴2~3年程度は必要︖ ・多少UNIXやシェルスクリプトを理解していないと厳しい箇所もあるが、 新たな知識が得られると思って読むと楽しい → シェルスクリプトを勉強するモチベーションにつながる

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おまけ: コミュニティに関する記載も… “ ユーザーグループの数も増えすぎた。 セミナーでは、活動の中⼼から遠く外れていた⼈々までが講師を務めるようになる。 そうした周辺⼈に、初期の熱狂を盛り⽴てた専⾨家のシャープさを望むべくもなく、 講義の質は落ちていく。 ユーザー会議にも周辺⼈が進出し、中⾝のないレトリックを並べ⽴てる。 かつて有名になっていった専⾨家たちを⾒て真似したいと思うのだ。 しかし、彼らは遅すぎた” → ⾃分も周辺⼈なのではないか︖(ちょっと刺さって痛い) ※注意︓前後の⽂脈の解釈次第では別の捉え⽅もできるのでは…︖

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